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岩田悠里 / ゆりてん
2019年12月19日 19:34
12月8日夜9時のエアインディアで帰国した。離陸してすぐ外の景色を見ると、街のあちこちの煌びやかな場所が目立った。今インドは結婚式シーズンだ。近くにいるとうるさかった街も、少し離れるとこんなに綺麗に見えるんだな、と思った。 東京だったら離陸後しばらくは夜景が見えるが、デリーは離れてすぐに白いもやに包まれた。大気汚染のせいだ。でも白いもやの中に輝くデリーの街は、まるで夢の国みたいに見えた。
2019年11月11日 23:26
私が通っているジャワハルラール・ネルー大学(JNU)では、学生運動が盛んだ。内容は、政府の決定に対しての抗議から学生の選挙まで様々。JNUでは日常的に学生運動が行われている。寮の食堂で食事をしていたら突然大勢の人がやってきて演説をしてから去っていく、夜中の1時ころまで外で誰かが演説をしている、というのは日常茶飯事だ。*普段私はJNUの中にある寮に住んでいるが、最近は冷たいシャワーしか出
2019年10月19日 23:50
今日は久しぶりの休日だった。私は一週間毎日予定があって、1日フリーの日がない。最近行き詰まっていたので、心の休息が必要だ!と思い今日の予定は思い切ってキャンセルした。ルームメイトに今日暇になったよ、と言うとせっかくだからどこか出掛けようという話になった。そしてせっかくだから美味しいバッファローを食べに、ニザームッディーン(イスラーム神秘主義の聖者)のダルガー(廟 )の近くのレストランに行こうと
2019年10月18日 19:34
私は日本ではあまりスターバックスは行かない派だった。女子高生だったころは新作のフラペチーノが出るたび、友達と放課後行っていた。新作のフラペチーノを試すことが一種のステイタスみたいな感じすらあったような気がする。大学生になり自分でアルバイトするようになって、スタバは高いと感じあまり行かなくなった。高校生の頃は大好きだったフラペチーノは甘すぎると感じるようになり、たまに行った時もチャイティーラ
2019年10月17日 19:42
遠距離恋愛中の彼氏が、日本からインドに遊びに来た。インドと言えば、タージ・マハル。タージ・マハルについてはいろんな人からいろんな意見を聞いていた。「誰か来たら行くことになるから、そんな計画を立てていく必要ないよ」、「車だと酔うから電車で行った方がいいよ」、「車を借りていくのがいちばん楽だよ」、「日帰りでちょうどいいよ」、「一泊二日でタージ行こうよ」…。近いようで遠く、遠いようで近いアー
2019年10月16日 23:52
今日は一日メンタルが死んでいた。お腹が痛くてずっとベッドに居たのだが、眠るたびに悪夢にうなされていた。こんなときに思うのは「何か美味しいものが食べたい」ということ。私は思いついた、そうだ、パスタを食べよう…!今日は水曜日なので、寮のご飯がビリヤニの日。私はビリヤニが大好きなのだが、寮のビリヤニは美味しくない。ルームメイトに「パスタが食べたいなあ」と話したら「よし、今日zomatoっちゃうか
2019年10月16日 02:15
映画を観てきたので、インドの映画事情について書こうと思う。今日は日本で話題になっている『天気の子』を見てきた。なんとまあ、デリーの映画館で日本の映画が見ることが出来るのだ…!天気の子の感想は、観てない人もいると思うので「小栗旬がかっこいい」、「東京が忠実に描かれていたので東京に帰りたくなった」くらいにとどめておこうと思う。*私が行ったのは、大学のすぐそばにあるDLF Promena
2019年10月14日 02:04
インドでは日本よりスマホ大国かもしれない。大抵のインド人はスマホを持っているし、スマホを使ってよく喋りよくメッセージをする。今日はインドの携帯電話事情、について書こうと思う。*インドではスマートフォンのことを「モバイル」と呼ぶ。インド人はだいたい自分のスマホを持っていて、人気なブランドはOPPO、NOKIA、SAMSUNGといったところだろうか。日本で人気のiPhoneは高級品なので、持っ
2019年10月11日 22:54
いかにも地域基礎のFJI先生に怒られそうなタイトルである。カースト制度がなんなのか私はあまりよく分かっていないし、もうインドでは廃止されている制度だ。しかしひしひしと感じるのは、インドには目に見えないランクのようなものが人に付いていること。自分より身分が高い人なのか低い人なのか、なんとなくわかってしまう。*まず、インドの家庭には「お手伝いさん」がいることが多い。安い賃金で家事をする人を
2019年10月8日 23:00
今日は朝から鬱だった。私はたまにこういう日がある。何をするにもイライラしてしまうし、何をしても落ち込んでしまう。朝ごはんも私が嫌いなメニューだったし、シャワールームに行ったら昨日からいる虫がまだ退治されていなかった。さらにホステルを出るときスリッパを履いてきてしまい、外に出た後4階にまた戻ったのだ。極めつけはショッピングモールの店員の対応だった。私はソーイングセット(裁縫道具)を探していた
2019年10月7日 23:04
インドでの私の交通手段と言えば、メトロ、UBER、そしてオートリクシャーである。メトロは地下鉄のことで、デリーのメトロはとても発達している。駅の綺麗さは東京に勝るし、山手線にちょっと劣るくらいの間隔で列車が来る。しかも乗車料金が安い。正確には覚えていないが、デリーからグルガオンに行っても30ルピー(45円)くらいだった気がする。2000ルピー(3000円)もチャージした日には、日本に帰れるので
2019年10月6日 18:38
私はデリーの南の方、いわゆるサウスデリーにあるジャワハルラール・ネルー大学(通称 JNU)に通っている。そして大学内の寮に住んでいる。大学の周りは治安が悪く、女の子が住めるようなところは少し家賃が高い。大学内なら安全だし、半年光熱費、水道代込みで家賃が5000ルピー(日本円で7000円くらい、破格!)だったので、寮に住むことにした。どこの寮がいいか、何人部屋がいいかなどは自分で決めることは
2019年10月5日 19:09
私は今、日本人の女の子3人で12畳くらいのインドの大学の寮に住んでいる。私たちの経歴は本当にばらばらだ。ウルドゥー語専攻3年の私21歳、同じ大学から来たウルドゥー語専攻4年の先輩(ちなみに私が浪人しているから同い年)、元自衛隊で現在大学3年生のサンスクリット語を勉強しに来た23歳。「3人暮らしってストレスじゃない?」とよく人に聞かれる。2人にとってはどうだかわからないが、私にとっては全くス