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インドのバッファローがめちゃくちゃ美味しかった

今日は久しぶりの休日だった。私は一週間毎日予定があって、1日フリーの日がない。最近行き詰まっていたので、心の休息が必要だ!と思い今日の予定は思い切ってキャンセルした。

ルームメイトに今日暇になったよ、と言うとせっかくだからどこか出掛けようという話になった。そしてせっかくだから美味しいバッファローを食べに、ニザームッディーン(イスラーム神秘主義の聖者)のダルガー(廟 )の近くのレストランに行こうということになった。

何故バッファローかというと、インドは宗教上の問題から牛が食べられないから。バッファローなら手に入れることが可能で、お肉のなかでは1番牛に味が近い。というかほとんど牛肉。

なぜ私たちの家から1時間ほどかかるレストランに行ったかというと、ニザームッディーン廟の近くはイスラーム教徒がたくさん住んでいるからだ。ベジタリアンが多いヒンドゥー教徒のレストランは、肉料理のメニューがないかあってもあまり美味しくない。お肉を日常的に食べるムスリムが作る肉料理の方が美味しいのだ。

以前私がニザームッディーンのダルガーに行った際、雨宿りで入ったレストランが美味しかったので、今日はそこに行こうという話になった。

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Uberでニザームッディーンの近くまで行った。車を降りると女性や子供の物乞いがお金をくれと寄ってきた。この辺りは観光客が少なく、貧しい人が多いので行く際は注意してほしい。前回インド人と来た時は、スマホを取られてしまうからしっかり持つように、と言われた。

私たちが今回行ったのは、TAHIR KABAB CORNERというレストラン。マトンカバーブ、チキンフライ、バッファローカバーブ、バッファローティッカ、ローティーを注文した。カバーブはミンチにした肉とスパイスを混ぜて焼いた、ハンバーグのような料理だ。

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どれも美味しかったが、マトンカバーブとバッファローカバーブではマトンのほうが臭味が強いので、マトンの臭みが苦手な人にはバッファローのカバーブをお勧めしたい。チキンフライはいわゆるフライドチキンで、さくさくで美味しかった。個人的にはKFCのチキンよりも好きだ。そして一押しがバッファローティッカ!スパイスで味付けはしてあるが、牛肉のステーキのようで美味しかった。

3人でこれだけ頼んで335ルピー(510円)なので激安だった。

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店の外には肉が干してある。

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ここでカバーブやティッカを焼いていたようだ。

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インドのムスリムが多い地域では、このように肉料理のレストランがあったり、肉屋さんがあったりする。

歩いていると鶏がたくさん入ったカゴがあり、人の手で鶏の皮を剥いでいる。動画も撮ったのだが、苦手な人もいると思うので割愛する。

インドのムスリムの多い地域では、動物が生きた状態から食べられる状態になる過程を見ることができる。

少しグロテスクな気もするが、日本も見えないところで誰かの手によって、または機械によって、同じことが行われているのだと思った。

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