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竪穴式住居モンブランで弥生時代の集落をつくる
史跡公園などにある、縄文時代や弥生時代の復元住居。
「なんかモンブランに似てるな?」
と思ったことがある人もいるでしょう。
そんな思いを表現したく、先日5月18日に、横浜市歴史博物館でこのお菓子を作る参加型のイベントを行いました。
参加者は、小学校中学年を中心にした子どもたちとその保護者、大人の女性の方で、全員で10名でした。
参加費は約3000円と、決して安くはないにも関わらず、たくさ
毎日小学生新聞「あそんでたべよう」の連載を終えて
2022年の4月から、「毎日小学生新聞」で月に一回連載をもたせていただいていただいていましたが、この3月で連載を終了することになりました。
見開きスペースで毎月楽しく企画・執筆をさせていただきました。読者の皆さん、編集部の皆さんに心よりお礼申し上げます。
はじまりはコロナ禍の「おうちじかん」
実は、この連載が始まるきっかけになったのは、実はコロナ禍の緊急事態宣言の、いわゆる「おうちじかん」な
「ウルシングクッキー」で縄文の漆デザイナーになる
先日、八戸市にある是川縄文館で、またまた考古学をテーマにしたお菓子作りワークショップを実施しました。
是川縄文館って?
是川縄文館についての説明は、以下の通り。
「八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館は、隣接する是川遺跡や風張1遺跡などを通して東北地方の優れた縄文文化を発信し、埋蔵文化財の積極的な公開活用と適切な保存管理を図る施設として建設されました。」(是川縄文館HPより)
主役は国宝「合
「チョコスポンジ葺き竪穴住居ケーキ」は燃えるとどうなるか
お菓子作りを通してガチの考古学研究に触れてみよう!というシリーズの記事を書いてみます。(シリーズと言ってもこれが第一回目です。)
今回扱う論文はこちら。
村本周三・高田和徳・中村明央2006「岩手県御所野遺跡における竪穴住居火災実験」『考古学と自然科学』第53号
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まずは、この一枚の図面から。
これは何かというと、発掘された縄文時代の竪穴住居跡(上は残っていない