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雑節

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#風習

春の土用 四月十七日ごろから五月立夏の前日まで

春の土用 四月十七日ごろから五月立夏の前日まで

土用とは
本来は立春、立夏、立秋、立冬の前の約17日間を「土用」といい、1年に4回あります。

しかし、今では土用は夏の土用だけを指すことが多く、新暦7月20日ごろから立秋の前日までの期間を指します。

土用に入る初めの日を「土用入り」といい、

土用が終わる日を「土用明け」といっています。

なお土用は、入りの日の時刻により、日数が17日から19日間となります。

この土用の名称は、1年の季節に

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初午

初午

(二月最初の午の日)二月最初の午の日を「初午」といい、
この日には稲荷神社に、家内安全・商売繁盛を願い参拝する風習があります。
二度目の午の日を「二の午」、三度目の午の日を「三の午」といいます。
伏見稲荷大社では、参拝者は「しるしの杉」を拝受して豊作や幸福を祈願します。
また、稲荷神のお使いであるキツネにちなんで油菓子や油あげをお供えしたり、食べたりする風習もあります。

節分

節分

本来、節分は「立春」「立夏」「立秋」「立冬」それぞれの前日を総称していました。
現在では、立春の前日の特称となっており、
二月三日か四日頃です。

昔は、季節の変わり目には邪気が生じると考えられており、
節分には鬼や災難を追い払う厄ついな除けとして「追儺(ついな)」の行事が行われました。
また、立春を年の改まる日と考えていたので、
節分は一年の穢れを祓い無病息災を願う風習でもありました。

現代で

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