北村祐子

在米26年。テキサス州ダラスの大手日系企業にて勤続23年目。現在はディレクターとして半…

北村祐子

在米26年。テキサス州ダラスの大手日系企業にて勤続23年目。現在はディレクターとして半導体サプライチェーン業務に関わる傍ら、海外で働く日本人女性を支援するNPO法人JCWを運営。並行してテキサス大学ダラス校で客員教授として教鞭を取る。JCW: www.jcw-shines.org

マガジン

  • グローバル女子入門 (Vol.3 インスパイヤ編)

    2つ目のキーワードはインスパイヤ(Inspire)。日本から一歩外に出ると、良くも悪くも、その瞬間にあなたは「日本人代表」となります。あなたの立ち居振舞い一つで、日本の印象が大きく左右されるのです。せっかくならポジティブなイメージを発信して、日本ってすごい!と思ってもらいたいですよね。 いかに自分を通じて日本をアピールし、世界をインスパイヤしていくか。本マガジンでは、このインスパイヤについて掘り下げていきます。 • ネットワーク(Network) • インスパイヤ(Inspire)← ☆ココ☆ • エンパワー(Empower) ドメ女から脱却し、グローバルな視野を持ったグロ女として世界で自分らしく活躍するには何が必要なのか、一緒に考えてみませんか?

  • グローバル女子入門 (Vol.2 ネットワーク編)

    1つ目のキーワードはネットワーク(Network)。そう、私達の行動のベースは「人」です。成功も失敗も、人と人とのつながり・ネットワークが全てといっても過言ではではありません。本マガジンでは、このネットワークについて掘り下げていきます。 • ネットワーク(Network)← ☆ココ☆ • インスパイヤ(Inspire) • エンパワー(Empower) ドメ女から脱却し、グローバルな視野を持ったグロ女として世界で自分らしく活躍するには何が必要なのか、一緒に考えてみませんか?

  • グローバル女子入門(Vol.1 イントロ編)

    ~海外経験ゼロのドメスティック女子よ、世界を目指せ~ 世界で活躍する女性に憧れているけど、不安で始めの一歩を踏み出せないと悩む女性達は、どう自分らしく輝いていくべきなのでしょう。 このマガジンでは、自信がなく現状に甘んじて安住している女子達を「ドメスティック女子(ドメ女)」、一方で世界を目指したい・新しいことに挑戦し成長していきたいと考える女子達を「グローバル女子(グロ女)」と定義しています。 また、以下の3つのキーワードを基軸として、グロ女となるための具体的なアプローチを紹介していきます。 • ネットワーク(Network) • インスパイヤ(Inspire) • エンパワー(Empower) ドメ女から脱却し、グローバルな視野を持ったグロ女として世界で自分らしく活躍するには何が必要なのか、一緒に考えてみませんか?

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【自己紹介】「控え目が美徳」的な日本人女性のマインドにショック。自信を持って自分らしくキャリアを構築しよう

世界できらめくグローバル女子って?突然ですが、あなたに質問です。世界できらめくグローバル女子と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?  オシャレなハイヒール。  サラサラのロングヘア。  きりっとしたスーツ。  エルメスのバーキン。  真っ赤なネイルと口紅。 Sex and The Cityなどのアメリカンドラマや、最新のハリウッド映画で観るような、ニューヨークの五番街を颯爽と闊歩する、オシャレでカッコいい女性が思い浮かぶという方も多いのではないでしょうか。 では、

    • 【第3章】インスパイヤ④:スマイル!褒められ上手になろう

      この記事を読んで頂いている女性の皆さん、朗報です。 「日本人女性」というブランドは、海外でとても大きな強みになります。 グローバル女子の皆さん、あなたの「日本人女性」ブランドを、うまく海外でマーケティングする心の準備はできていますか? (え、どうすればいいの?そんなあなたは、前章の記事を見てみよう ↓↓) 謙遜は美徳?自分は日本人女性であるというブランドを、いかにして対外的にマーケティングするべき?そこで気にかけておきたいのが、自己の表現方法です。 他人に褒められた

      • 【第3章】インスパイヤ③:自分というブランドを立ち上げよう

        突然ですが、あなたの名前は何ですか? 名前はあなた自身であり、「あなた」というブランドです。 日本人同士だったら、相手の名前を聞いただけで、なんとなく男性なのか女性なのかイメージがわいたり、ざっくりとした年齢の範囲がわかったり(シワシワネームとかキラキラネームなど)、ありますよね。 でも海外に出ると、日本人の名前を聞いても、相手はなかなか分かってくれません。正しい発音さえ難しいときも多々ありです。(友人の「関根さん」は、外国人に「SEKINE = セカイン」と呼ばれて困る

        • 【第3章】インスパイヤ②:NOはNOと言わないと迷惑?

          (※ 前章の続きです) 前章は下記をご覧ください ↓↓ アサーティブにふるまうって?さて、前章では、「アサーティブに自分らしく振舞ってみよう!」という話をしました。アサーティブとは、単に一方的に自分の主張を述べるのではなく、相手を尊重しながら自己表現を行う、ということです。 ドメ女がそう思うのもよくわかります。 ですが、海外ではNOはNOときちんと伝えるべきです。 むしろYESなのかNOなのかをはっきりさせてあげないと、誤解が発生して、相手に余計な時間とエネルギーを消

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        【自己紹介】「控え目が美徳」的な日本人女性のマインドにショック。自信を持って自分らしくキャリアを構築しよう

        マガジン

        • グローバル女子入門 (Vol.3 インスパイヤ編)
          4本
        • グローバル女子入門 (Vol.2 ネットワーク編)
          7本
        • グローバル女子入門(Vol.1 イントロ編)
          9本

        記事

          【第3章】インスパイヤ①:日本人女性、どう見られている?

          そもそも日本人女性って、海外の方々からどう見られているのでしょう。 大和なでしこ? アジアンビューティー? おしん? 最近では「Shogun」というドラマがアメリカで大流行しており、それを見た多数のアメリカ人から「日本人女性って、昔は大変だったのね~」と言われたりします。と言っても実は私、まだドラマを観ていないので、何とも返事をしがたいのですが…。どなたか、もう観たという方がいらっしゃれば、感想教えてください。 日本人女性のイメージって?とりあえず、時代劇ドラマはいった

          【第3章】インスパイヤ①:日本人女性、どう見られている?

          【第2章】ネットワーク⑦:メルティングポットの先へ

          移民の国アメリカで、一度は耳にする「メルティングポット」という言葉。日本語では「人種のるつぼ」とも言います。 色々な民族が一つの国に集まり、溶け合って、いわゆる「アメリカ人」が形成されるという考え方ですね。 メルティングポット神話「いずれ私も、アメリカ生活になじんできたら、メルティングポットの一部になるんだろう」と思っている方がいれば、今から声を大にしてお伝えしておきます。 「違う人種同士が溶け合う」という意味の「メルティング」を、あなたが アメリカで体感することは、十

          【第2章】ネットワーク⑦:メルティングポットの先へ

          【第2章】ネットワーク⑥:お仕事編~チームワーク~

          巷でよく聞くのが「日本は集団主義、アメリカは個人主義」といったフレーズ。日本人は共同作業が得意な一方、アメリカ人は個人作業を好むといった話、誰しも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。 実はこれ、もう古いんです! チームワークの重要さを痛感する傾向にかつてのアメリカでは、与えられた業務に基づいて各個人がお仕事を進めるといった働き方が主流でしたが、このトレンドが変わりつつあります。 どうやらアメリカ勢も、チームで活動すると組織の生産性が上がり、各自のモチベーションがア

          【第2章】ネットワーク⑥:お仕事編~チームワーク~

          【第2章】ネットワーク⑤:夫婦事情編

          先日、私の友人が結婚するということで、そのお祝いをするブライダルシャワーに参加してきました。 ブライダルシャワーとは、簡単に言うと、これから結婚式を行う花嫁をお祝いする、結婚前の事前パーティーのことです。花嫁をお祝いする目的なので、パーティーの参加者はほぼ女性。ガールズトークがさく裂して、超楽しい! さて、このブライダルシャワー、アメリカではちょっとした一大ビジネス。 花嫁は地元の庶民派スーパーTargetや、ちょっと格上のデパートMacy's、また最近ではAmazonな

          【第2章】ネットワーク⑤:夫婦事情編

          【第2章】ネットワーク④:パートナー&お友達編

          「今まで住んでいたアパートを、急に出ないといけなくなりました。」 ある日、当方が運営しているNPO法人JCWのダラス学生支部PAW(SA)のメンバーから、こんな連絡が来ました。 え、これまた急に。どうしたの?次の滞在先はあるの? よくよく話を聞いてみると、今まで一緒に住んでいたルームメイトが、ある日突然、銃の不法所持で逮捕。よって、その子も一緒にアパートを出ないといけなくなったとのこと。いやー、日本では考えられないことが発生してしまうのが海外ですね。 そういえば銃で思い

          【第2章】ネットワーク④:パートナー&お友達編

          【第2章】ネットワーク③:わらしべ長者的アプローチ

          うんうん、そういったドメ女達の声もよく聞きます。 確かに、仕事上の理由で自分が勤める会社の海外支部へ駐在した方などは、社内ネットワークを使って知り合いを増やせるかもしれませんが、留学などで今まで一度も行ったことのない国に初めて足を踏み入れる人は、さぞかし心配でしょう。 私が初めてアメリカに留学したばかりの頃も、とても不安で淋しかったのを覚えています。 今でも記憶にあるのが、留学中のランチタイムです。授業が終わると、学生達はお昼ごはんを食べにカフェテリアへとぞろぞろ。いつ

          【第2章】ネットワーク③:わらしべ長者的アプローチ

          【第2章】ネットワーク②:言語学習よもやま話

          ※前ページからの続き:前ページをご覧になりたい方は以下をどうぞ ↓ 「日本語なまりの英語も含めて、私は私。 じゃあ、もう英語は勉強しなくってもいいかな?」 いやいやいや! そんなことは、一言も言ってません! 確かに、発音がネイティブレベルになるのはほぼ不可能かもしれませんが、ボキャブラリーの数やスラングの使い方、ウィットに富んだ会話のキャッチボールなどは、やはり毎日の語学練習の積み重ねだと思うのです。 私が留学してすぐの頃は、英語の練習として、毎晩寝る前にベッドの中で

          【第2章】ネットワーク②:言語学習よもやま話

          【第2章】ネットワーク①:「英語が不安」は今日でおしまい

          さあ、第2章に来ました。 本章のキーワードはネットワーク。そう、何といっても、私達の行動のベースは「人」です。 「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」。アドラー心理学をかじったことがある方なら、一度は聞いたことがあるフレーズかもしれません。何を急にと思うかもしれませんが、実はこの「人」こそが、私達の行動のすべてのベースになるのです。 どの人種であっても、どの宗教であっても、どの文化であっても、根幹にあるのは人であるってことですね。 海の向こうで大事なのは「人間力

          【第2章】ネットワーク①:「英語が不安」は今日でおしまい

          【第1章】グローバル女子への道⑦:3つのキーワード

          さあ、そろそろグローバル女子を目指してみようかな?って気持ちになってきましたか? 本記事では、以下の3つのキーワードを基軸として、あなたらしくきらめく、ステキなグローバル女子になるための具体的なアプローチを紹介していきます。 この3つのキーワードは、世界で活躍する日本人女性の支援を目的としているNPO法人JCWでも、そして同会の東京学生支部Unlimitedや、ダラス学生支部PAW(SA)でも、それぞれミッション・ステートメントとして掲げているほど重要なスローガンです。

          【第1章】グローバル女子への道⑦:3つのキーワード

          【第1章】グローバル女子への道⑥:世界を見ると、自分が見える

          世界を見ると、自分が見える 確かに、どんなメリットがあるのかもわからずに世界を見ろと言われても、イマイチピンときませんよね。 では、世界を見ることで得られる効果をリストアップしてみましょう。 現地の異文化を実際に体験できる 異文化間における適応力を培える 実践的な外国語を習得できる 多様な価値観に触れることで、新しい価値観を見出せる 今まで行ったことのない場所を訪問できる 課題解決力を養える 自分らしさを表現できる 新しい環境に挑戦するチャレンジ精神が磨

          【第1章】グローバル女子への道⑥:世界を見ると、自分が見える

          【第1章】グローバル女子への道⑤:グロ女、増えてます

          「留学、してみようかな」 私が初めてそう意識したのは、忘れもしない1995年の12月。大学1年の冬休みに行った、ヨーロッパ旅行がきっかけでした。ある日、大学の生協で「ロンドン&パリ、ユーロスターの旅8日間14万8000円」という海外旅行のパンフレットを見つけて、これだ!とピンと来てすぐさま申し込み。人生初のヨーロッパ旅行ということで、胸を躍らせて旅立ちました。 英語は中学1年生からずっと勉強してきたし、きっと大丈夫。しかも私、実は中学生時代、父親の海外転勤でシンガポールに

          【第1章】グローバル女子への道⑤:グロ女、増えてます

          【第1章】グローバル女子への道④:なぜ今、グロ女を目指すべきなのか

          私の本業は、テキサス州ダラスにある某日系企業の半導体サプライチェーンなのですが、その傍らで「海外で活躍する日本人女性を応援しよう」という趣旨のNPO法人JCWという非営利団体も運営しています。 この団体は、今現在働いている社会人女性に加えて、将来、社会で活躍するであろう女子大生も応援しようという目的で、学生支部もいくつか運営しておりまして、その一つが東京学生支部Unlimitedです。 いつか留学してみたいなとか、将来は海外で働いてみたいという思いを持った津田塾大学や早稲

          【第1章】グローバル女子への道④:なぜ今、グロ女を目指すべきなのか