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【第3章】インスパイヤ④:スマイル!褒められ上手になろう

この記事を読んで頂いている女性の皆さん、朗報です。

「日本人女性」というブランドは、海外でとても大きな強みになります。

グローバル女子の皆さん、あなたの「日本人女性」ブランドを、うまく海外でマーケティングする心の準備はできていますか?

(え、どうすればいいの?そんなあなたは、前章の記事を見てみよう ↓↓)


謙遜は美徳?

自分は日本人女性であるというブランドを、いかにして対外的にマーケティングするべき?そこで気にかけておきたいのが、自己の表現方法です。

他人に褒められた時、あなたはどのようなリアクションを取りますか?

なるほど、とーっても日本人っぽいですね。では、海外の人達はどうしてるのでしょう?

たとえばアメリカ人。アメリカ人は、人を褒めるのが大好き。

道端ですれ違った見知らぬ人から突然「そのワンピース、どこで買ったの?可愛い!」と言われたり、スーパーのレジのおばさんから「あなたの今日のネイルカラー、とてもオシャレね!」などと褒められることも一度や二度ではありません。

職場でも「〇〇さんのプロジェクト対応は完璧だった、素晴らしい!」などと、上司がチームメンバー全員の前で褒めてくれることなども日常茶飯事です。

褒められたら、素直にスマイルで「サンキュー、とても嬉しいです!」でいいんです。

でも悲しいかな、あまり褒め慣れていない日本人は、こんなお褒めの言葉をいただくと、

「いえいえ、そんなそんな」
「たまたまですよ~」
「まだまだ全然です!」

などと言った、へりくだったお返事をする人が多い傾向にあるようです。
確かに日本人女性のイメージリストを今一度見てみると、日本人女性は
えてして控え目
なのかもしれません。

(海外の方が持つ、日本人女性のイメージって?下記をご覧ください。)


確かに日本では「謙遜は美徳」といった文化がありますが、海外ではその考え方は捨てましょう!特に女性は自分を控え目・厳し目に評価しがち。

褒められたら素直にサンキュー!でいいのです。

必要以上に自分を卑下しすぎると、職場などでも「この人は自信がなくて、昇進に向かない人なのだ」と判断されてしまいます。せっかくバリバリ仕事ができるのに、高評価を得るどころか、マイナスイメージを与えてしまっては本末転倒ですよね。

自分」というブランドをマーケティングできるのは自分だけ。

せっかくなら毎日頑張っている自分を褒めて、ポジティブなエネルギーを
広めていけるグロ女になってみませんか?


インポスター症候群に要注意

インポスター症候群という言葉を聞いたことがありますか?

これは1978年に心理学者のポーリン・R・クランスとスザンヌ・A・アイムスによって命名された心理的症状で、せっかく仕事やプライベートで成功しても、「たまたま運が良かっただけ」とか、「皆のサポートがあったから成功したにすぎない」と思い込んでしまい、自分の実力を信じられないという心理状態のことです。

しかもこのインポスター症候群、過去の研究によると、男性よりも女性に多く、しかも高学歴で社会的に成功した女性達の間に多く見受けられるそう。

「症候群」という名前ではありますが、精神的疾患というわけではなく、心理的状態や気質などに分類されます。

この傾向が強い人は、せっかく仕事で成功しても「今回はたまたま運がよかっただけで、実は私はできない人間なんだということが、いつかバレてしまうのでは」と恐れてしまい、次のチャレンジの機会を避けてしまうという報告もあります。

もしかしたら私、自分を卑下しがちかも…。
そんな自覚があるのなら、「私がへりくだっているのは社交辞令のため?それともインポスター症候群?」と自身に問いかけてみて下さい。

繰り返しになりますが、必要以上に謙遜しても、海外では何のメリットもありません。自分に自信を持って、セルフブランディングしていきましょう。

「I am sorry」の使い過ぎ


もう一つ、日本人が気を付けなければいけないのが、「I am sorry(ごめんなさい)」の使い方と頻度です。日本人はさまざまなシチュエーションで謝りがちですが、謝る前に「これって、本当に私に非があるのかな?」と自問自答してみましょう。謝る時は、基本的に、自分に非がある時です。

日本には、非常に使い勝手のいい、「すみません」という言葉があります。

この「すみません」、謝る時にも使いますし、感謝の意を示す際にも使えます。この「すみません」をそのまま直訳して「I am sorry」と言ってしまう方が多いですが、むやみやたらに乱発しないよう、意識していきましょう。


欧米人は謝らない?どうやらそうでもないらしい


では、アメリカ人は、自分に非がない限り絶対に謝らないのでしょうか?
実は必ずしもそうではないようです。

私の周囲を見ても、自分が完全に悪いわけではないけれども、場の空気を読み取り、物事をスムーズに進めるため、あえて謝るというアメリカ人が、割と一定数います。

例えば、うちの会社に勤めているアメリカ人のジョンさん。
彼が発信するメールを見ると、半分以上の確率で、メールの出だしが

I am sorry to bother you, but….(お手を煩わせてすみませんが…)

と言った感じで始まっています。

自分に非があるから謝るという理由での 「I am sorry」というよりも、何かを依頼する際に、物事を潤滑に進むことを望んでのようです。
何かちょっと、親近感ですね。


第二次世界大戦中のアメリカ陸軍指揮官であり、リーダーシップの分野でも著名なジョージ・スミス・パットン・ジュニアも、以下のように言っています。

Apologizing does not always mean you are wrong and the other person is right. It just means you value your relationship more than your ego.

謝るということは、必ずしも自分が間違っていて相手が正しいということではない。 それはただ、あなたが自分のエゴよりも人間関係を重視しているということだ。

「欧米人=なかなか謝らない」と思っている方にとっては、ちょっと目からウロコかもしれません。

ただ、私達日本人はただでさえ謝りがちな傾向にあるので、やはり意識的に、謝るタイミングをコントロールした方がよいかもしれませんね。


自分らしいグロ女として、世界で輝いてみない?次のページを見てみよう↓↓


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