【食事制限なしでもOK!】1日たったの3分でウエスト-5cmを達成する秘密のエクササイズとは
ダイエット中でも、おなかの脂肪はなかなか落ちてくれません。
まるで、キッチンに潜む頑固な油汚れのようです。
食事をとことんストイックにして、脂肪を根こそぎ落とそうとしても、おなかの肉だけはしぶとく生き残ります。
だとすれば、今度はアプローチを変えるしかありません。
おなかの脂肪が落ちないなら、発想を変えて、筋肉を引き締めることでウエストを引き締めましょう。
大げさに聞こえるかもしれませんが、今回紹介する秘密のエクササイズを続ければ、ウエスト-5cmも夢ではありません。
秘密のエクササイズ。その名も「ドローイン」
「ドローイン」とは、お腹を凹ませるだけの超簡単なエクササイズです。
超簡単とはいえ、正しい方法で行うとお腹にきます。
ここで、僕の専門である「解剖学」の視点から、ドローインのウエスト引き締め効果を分析してみましょう。
※『プロメテウス解剖学 コア アトラス』より
おなかまわりに見える、コルセットのような筋肉を「腹横筋」といいます。
いきなりですが、コルセットをきつく締め上げたときのことを考えてみてください。
コルセットをきつくするとともに、ウエストも引き締まりますよね。
腹横筋を鍛えることでも、それと同じことが起こります。
腹横筋が鍛えられると、おなかが締め上げられ、ウエストを引き締めることができるのです。
ドローインは、腹横筋を鍛えることでウエストを引き締めてくれます。
ドローインには、ウエストを引き締めるだけでなく、他にもたくさん素晴らしい効果があります。
ドローインは、本来は腰痛を持つ人に向けたエクササイズなので、腰痛を軽くする効果も期待できます。
「腰痛にはコルセット」というイメージがありますが、筋肉という天然のコルセットをうまく使えば、外からコルセットをつける必要はなくなるのです。
そして、天然のコルセットがうまく使えれば、体幹も安定し、姿勢もよくなり、見た目の印象もアップします。
さらにさらに、ドローインは便秘解消にも役立ちます。
また、腹横筋が弱っている人の特徴としては、内臓の位置が下がってしまっているということです。
内臓の位置が下がってしまうと、下っ腹だけ異常にポッコリしているように見えてしまいます。
ちなみに僕も、元々は腹横筋が弱っていて、下っ腹だけ異様にぽっこりしているタイプの人間だったのですが、ドローインをするようになってからは、下っ腹がより平らに近づきました。
今でも思い出したときはドローインをするようにしてます。
そして、僕の場合は、食事を変えなくてもお腹が凹んだので、「食事制限ダイエットをするまでではないけど、ある程度お腹を凹ませたい」という場合にも非常にオススメです。
ドローインは腹横筋を鍛え、内臓の位置をもとに戻してくれるため、便秘解消やポッコリ下っ腹を凹ませる効果も期待できます。
さて、それではお待ちかね、ドローインのやり方についてです。
ドローインは基本的に、いつでもどこでも行うことができます。
立っていても、寝ていても、椅子に座っていても、全てが自由です。
おなかを凹ませるだけですからね。
ドローインのやり方は、こちらの動画が参考になります。
おなかを凹ませた状態で20~30秒ほどキープしてみましょう(呼吸は止めずに)。
これを何回かくりかえせば、1日3分以内でウエストを引き締めることが可能になります。
動画では背中を壁につけていますが、壁につけなくても大丈夫です。
はじめはおなかを凹ませるだけでもきついかもしれませんが、慣れてくればどんどん楽になってきます。
つらいということは、うまくできていて、腹横筋に効いている証拠なので、焦らず続けていきましょう。
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