祐樹せつらのお金・ビジネス・投資に強くなる話 Vol.76:株式投資(中長期)
「株式投資」の重要ポイントをまとめました。お金・ビジネス・投資にお役立てください。
🌟裕福になるためには財産を複利で運用しよう
元手1000万円を15%の1年複利で運用すると、20年後には総額1億6300万円になる。
利益は1億5300万円。
なお元手が100万円の場合、20年後の総額は1600万円、利益1500万円となり、比較にならないほど小さな数字になる。
🌟初期段階で絶対にお金を損してはいけない
1000万円を15%の1年複利で運用すると、20年後の利益は1億5300万円。
しかし初期段階で「お金を損して」元手1000万円が100万円にまで下がった場合、20年後の利益は1500万円という小さな額で終わる。
これは大きな違いになるので、初期段階で絶対にお金を損してはいけない。
🌟株式投資の第一の教訓は「忍耐」
「正しい株を選ぶ」という大前提さえクリアしたなら、後は果報を寝て待つだけでいい。
なぜなら複利は時間が長ければ長いほど高い効果を発揮するから。
株価が下がれば売りたくなる気持ちになるが正しい株を選んだ自信があればあってはいけない。
売らない「忍耐」が必要だ。
🌟取引先には低すぎる買値を提示しよう
取引先に低すぎる買値を提示することを躊躇する人は多い。
しかし購入時の金額は最終的な利益を決定づけてしまう。
なぜならいったん提示した高い買値は、交渉中に下げることは不可能だから。
だから低すぎる買値を提示することを恐れてはいけない。
低すぎる買値は交渉の過程で上げていけばいい。
🌟悪人とは良い取引はできない
悪人はしょせん悪人。
良い取引をしたいと思うほうが間違っている。
信頼できない相手とわかったなら、ただちに交渉の席を離れよう。
パートナーにふさわしい正直な人を探そう。
誠実な人はふだんから誠実な行動をとる。
不誠実な人にはその傾向は見られない。
🌟大金持ちはたった1つの優良ビジネスを突き詰めている
大金持ちは数十のポートフォリオ投資で財を成したわけではない。
大金持ちは1つの優れた事業を通じて莫大な資産を形成している。
たとえばゲイツ家はソフトウェア、ウォルトン家は小売りなど。
優良ビジネスから逸脱した者は例外なく財産を食いつぶしている。
🌟投資で成功するには優良ビジネスの経済特性を正しく識別しよう
優良ビジネスとは、競争優位性を消費者の心の一部に食い込む形で保有しているビジネスのこと。
たとえばハンバーガーならマクドナルド、炭酸飲料ならコカ・コーラなど。
こういう特別な位置付けは企業に強い競争力と収益をもたらす。
🌟株式市場の近視眼的な性格を利用しよう
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