スクラップマスター南
今回は「ガラケー」「スマホ」「タブレット」 「シュレッダーダスト」「太陽光パネル」をテスト。 こんにちは。 今回で大体のテストは終わりです。 まず①「シュレッダーダスト」 これは1kgだけですが、実際は色々な状態のものがあるので これは参考程度にご覧ください。 これを約1時間半ほど処理しました。 それがこちらになります。 これで1kg → 0.3kgに減容しました。 残っているのは「金属」「ガラス」「難燃物」ですね。 これは使い方次第かと思います。 ②スマホ・ガラ
今回は「アルミ」が付いているものがメイン。 ①アルミの標識板をやってみた。 これは厚みが5mmほどで、実際のアルミとプラの比率は3:7。 テストでプラ部分を除去して、アルミが30%の重量だった。 このように割ときれいに「アルミ薄板」がとれた。 どうしても接着剤の成分で黒いススがつきますが、非鉄屋さんに確認したところ、「価格は少し下がるが充分売り物になります」との評価。 実はこの「アルミ表示板」は、現在「産業廃棄物」です。 すべて「埋め立て場」に処理費を払っている状況
今回から数回に分けて「テスト品」の実証を載せます。 「EPGは有機物熱分解ガス化熱エネルギー装置」です。 「小型焼却炉」とは、そもそも構造が違います。 投入スペースは1m3です。 下に「種火」を入れて、熱した有機物を「ガス化」します。 その「ガス」を右側の「燃焼室」で熱エネルギーに変えます。 その「熱エネルギー」で「温水」を作ったり、現在「発電」まで 出来るように改良を加えています。 非常に多くの物を「テスト」したので、今回は下の写真のものを テストした結果と、私の
Eco Power Generation 有機物再生エネルギーによる分離装置です。 概要 EPG 有機物熱分解ガス化炉(通称ガス化炉)は、主として有機物の熱分解ガス化室と生成 ガスの燃焼室とから構成されている。 熱分解ガス化室及び燃焼室は、煙突のドラフト効果によって負圧になっているため、空気が 熱分解ガス化室及び燃焼室の空気口から吸いこまれる。 熱分解ガス化室に吸いこまれる空気量は、有機物の燃焼用理論空気量の 20~30%になるよ うに熱分解ガス化室の空気口の開度の調節
これは皆さんに関わることですので、色々な資料を見ながら 出来るだけ分かりやすく説明しようと思います。 まずは見やすいグラフから載せます。 まず「エネ基」とは、日本の脱炭素の方向性を根源的に決定づける文書。 カーボンニュートラルやSDGsでは、各企業はどのくらいCO2を使ったか 発表しないといけなくなる。 もし日本の電気が100%CO2無しならば、心配は要らない。 でも現状のように80%が化石燃料由来の火力発電だと、電気を使うだけで CO2排出していると非難される。
Biz スクエア からの情報を元に説明します。 今年の2月に新電力「エルピオでんき」と契約したAさん(30代関西在住) の場合を例にとります。 当初の話で「年間15000円~20000円ほど電気料金が安くなる」といことで 契約した。 すると3月末に「4月末でエルピオでんきは事業停止」が判明。 新たに他で契約をしないといけなくなった。 全エリアが電力停止になることに驚いた。 幸いAさんは、他社に変えることができた。 ただ、企業の場合は簡単ではない。 下の図が「自由電力
今回が最後になります。 写真は「ハイマンガン」です。 当時はあまり価値がなかったが、日本で売れなくなっていたので中国に 向けられていた。 また磁石に付かないので「非鉄だ」と言って、強引に雑品に混ぜる方達も 多かった。当時は中国も困っていた。 ここからはステンレス304、430なども出てきます。 日本ではステンレスのプレスは禁止ですが、ここは薄手のものが多いのと、キチンと選別されているので、プレス品で管理していました。 どうでしたか? この写真のように、人が徹底的に分解・
「台州雑品の旅」も終盤になってきました。 雑品にどうしてもついている「プラスチック」。 それすら彼らは「分別」します。 人は慣れる生き物です。 だから火をつけて、その色・煙の状況・臭い等で大体わかる。 慣れると「手触り」で分かると言います。 この工場にある「大量の廃プラ」は、雑品から出たもの。 それだけ「雑品」にプラが使われているのです。 そのほとんどは「再利用」できます。 だから「人が一つずつ選別」します。 置き場の写真はちょっと暗いですが、品種ごとに決まっている
今回は主に「銅」が付いている、雑線や銅付き屑 いやあ、ものすごい量の雑線を淡々と処理しています。 中国の人は物凄く忍耐強い。 そして持久力があると思います。 毎日毎日これと闘います。 どうですか? 当時に戻れましたか? 次回は「廃プラ」リサイクル等の様子です。 ではでは・・ スクラップマスター南
今回は「アルミインゴット制作」 真鍮棒のように、アルミも溶かして「インゴット」にしています。 あらゆるところに使われていた「アルミ屑」です。 当然色々な材質が混じっていますが、「大体」このくらい?の ように、あまり材質に拘っていないように見える。 (もちろん大まかには分けていますが) 使われている材料を見てみましょう。 さすがに中国。凄いです。 一つの工場の中で、あらゆることをやっています。 今回はここまで。 次回は「銅付き屑・雑線人的加工」です。 ではでは・・
中国では「雑線」の処理は進んでいます。 昔は出稼ぎ夫婦が、小さな被覆線剥離機を使い、細い銅線まで剥いていた。 取れた「被覆(PVC)」も当然の如く売れていた。 中国が雑線などを大量に買うようになって以降、それまで日本で「ナゲット」を作っていた会社が、「ナゲット製造」を止まざるを得なくなった。 当然だが、そのままの状態で高く売れるようになり、逆に「国内加工」を すると競争に負けてしまうようになった。 だから泣く泣く機械を止めて、「雑線輸出」に舵を切っていった。 もちろん
中国ではスクラップを解体したものや、「込み真鍮」「雑コロ」などを 使って、「製品」を作っています。 原料を世界中から買い付けをしていました。 そして「製品メーカー」になっていきます。 日本では役割分担があるのですが、中国は可能性があれば「挑戦」します。 自分達が製品を作れば、原料価格以上の「価値」を生み出せるから。 メーカーになって、世界中に販売します。 材質は「JIS規格」には遠く及ばないですが、使えるのです。 そしてなにより「安く・大量」に提供ができる。 よく日本
今回は「雑品解体の現場」 港から車で中堅どころの「スクラップ解体会社」に行った。 それでも1万坪くらいあり、キチンと屋根もあり、下はコンクリート。 工業団地になってからは昔のように、下は土がむき出しで屋根もなく、 雨の日でも皆カッパを着てやっていた時とは雲泥の差。 でも「解体」作業自体は、それほど変わってはいなかった。 一部で電動工具が使われてるくらい。 それではどうぞ。 港から荷物がドッと入ると、皆で寄ってたかって、大雑把な選別をします。 そして種類ごとに
中国に雑品が行かなくなってずいぶん経ったような気がします。 2000年に初めて中国に渡り、色々な物を見させていただいた。 特に「雑品解体現場」を中心に見てきて、「プラリサイクル」なども 中国で覚えたと言ってもいい。 毎年のように中国に行き、街が「スクラップマネー」で潤っていくのも 目の当たりにしてきた。 大昔の写真、記録媒体などはどこかに消えてなくなったが、6年前に台州の 巨大解体会社や港などを撮った写真が300枚ほど見つかりました。 今回から8回に分けて写真を掲載し
これは僕がスクラップマスターと名乗った時に作ったものです。 サブタイトルは「これを見れば、明日からすぐ商売できる!」です。 全72ページ、145もの写真が掲載され、内容も詳しく載せてあります。 内容は多岐に渡ります。 ・銅・アルミ・ステンレス・真鍮・砲金・特殊鋼・その他の金属類と 「一般の人は絶対に知らない事」も沢山載せてあります。 以前お手伝いした中華系の会社では、中の説明文を中国語に訳して使い、 金属の事を何も知らない人達にも「分かりやすい」と大好評でした。 知ら
太陽光発電設備のリサイクル等の推進に向けた ガイドラインより 平成 30 年 環境省 環境再生・資源循環局 総務課 リサイクル推進室 今回はガイドラインをよく見てみよう。 1-7.太陽電池モジュールのリユース・リサイクル・埋立処分の全体像 21 第2章 太陽光発電設備の所有者、解体・撤去業者(利用終了~解体・撤去).22 利用が終了した太陽光発電設備は、なるべく、使用継続可否の判断を行うこと。その上で、使 用継続不可能な場合には、適切に解体・撤去を行う必要があ