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懐かしい「台州雑品の旅」⑧

今回が最後になります。
写真は「ハイマンガン」です。
当時はあまり価値がなかったが、日本で売れなくなっていたので中国に
向けられていた。
また磁石に付かないので「非鉄だ」と言って、強引に雑品に混ぜる方達も
多かった。当時は中国も困っていた。

ここからはステンレス304、430なども出てきます。
日本ではステンレスのプレスは禁止ですが、ここは薄手のものが多いのと、キチンと選別されているので、プレス品で管理していました。

どうでしたか?

この写真のように、人が徹底的に分解・解体をしていました。
その人達の殆どは「農民工」で、多くは子供を実家に預けて夫婦で
出稼ぎに来ています。
2000年ごろの彼らの月給は、月に1度の休み、朝から晩まで泊まり込みで
日本円で8000~10000円程度でした。

現在はもっとよくなっており、それでも5~8万円位です。

彼らが日本や世界の「雑品」を解体してくれたおかげで、世界中の国々は
非常に恩恵を受けました。
特に日本は中国に足を向けて寝られないと思います。(業界関係者は)

今日は駆け足で①~⑧に纏めましたが、この写真も数百枚ありますので、
PDFに纏めて、改めて500円で販売します。

資料として持ちたい方は是非どうぞ。

ではでは・・

スクラップマスター南

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