見出し画像

懐かしい「台州雑品の旅」③

中国ではスクラップを解体したものや、「込み真鍮」「雑コロ」などを
使って、「製品」を作っています。
原料を世界中から買い付けをしていました。
そして「製品メーカー」になっていきます。

日本では役割分担があるのですが、中国は可能性があれば「挑戦」します。

自分達が製品を作れば、原料価格以上の「価値」を生み出せるから。
メーカーになって、世界中に販売します。

材質は「JIS規格」には遠く及ばないですが、使えるのです。
そしてなにより「安く・大量」に提供ができる。

よく日本の人が「こんなの日本じゃ売れないw」と言っていました。
が、彼らは最初から日本に売る気などない。

ターゲットは東南アジアやアフリカで、中国よりも物価が安い国を
狙っていた。
規制が厳しすぎる日本は、最初から相手にしていない。

ではその原料から製品までを見てみましょう。(真鍮系)


それがこのような綺麗な真鍮の棒になります。


次回は「雑線ナゲット加工」「トーク(アルミ銅ラジ)加工」

ではでは・・

スクラップマスター南

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?