「EPG」でテストしてみた
今回は「ガラケー」「スマホ」「タブレット」
「シュレッダーダスト」「太陽光パネル」をテスト。
こんにちは。
今回で大体のテストは終わりです。
まず①「シュレッダーダスト」
これは1kgだけですが、実際は色々な状態のものがあるので
これは参考程度にご覧ください。
これを約1時間半ほど処理しました。
それがこちらになります。
これで1kg → 0.3kgに減容しました。
残っているのは「金属」「ガラス」「難燃物」ですね。
これは使い方次第かと思います。
②スマホ・ガラケー・タブレットです。
これはガラケー(電池抜き)9.1㎏が5.1㎏に減容しました。
使われている「プラ」の中に「添加物」がある場合は残ります。
次はスマホ(電池入り)
今回約10㎏のスマホを「海外製」「国内製」と分けて処理しました。
「海外製」4㎏が2.8㎏に、「国内製」6.5㎏が4.8㎏でした。
一応分けてみましたが、特に分ける必要はなかったような。
今回は「リチウム電池」入りのままテストしました。
これが「危険物」だという事は、重々承知しており、先方にも説明してテストしました。元々燃焼させるもので、排煙機も付けておきましたので。
結論から言いますと、特に問題ありませんでした。
処理後に機械の下の部分を覗くと、「青い火」で小さく燃えているものがありました。多分「リチウム電池内部」の物だと思われます。
入れた量が少なかったので、問題なかったと思います。
大量に入れる場合は「?」です。
次は「タブレット」です。
処理後はこちら。
タブレットも海外、国内製と分けてみました。
「海外製」6.2㎏→5.8㎏。「国内製」4.8㎏→2.0㎏。
これも分ける必要があるのか疑問でした。
以上が「ガラケー」「スマホ」「タブレット」のテストです。
金属・ガラスは絶対に残ります。
さて、最後に③「ガラス処理後太陽光パネル」です。
これはサンプルでもらった「テスト品」です。
ガラスは削り取ってありますが、結構残っています。
これを目の細かいステンレスの網で包んで入れた。
細かいものを無くさないように。
これは非常に短い時間で処理できました。
30分もかからず、気づいたらEVAなどはとっくに消えていた。
それを出したもの。
僕のミスで、まだ熱い状態でプラのケースに入れてしまった。
そのせいで少しですが、金属シリコンなどが底に張り付いた。
それを戻ってから分別してみた。
銅
金属シリコン等
篩で除いたガラス
これのガラスを除いたものを、某検査機関にお願いしました。
結果は「欲しい!」です。
これだけ濃縮されていれば当たり前でしょう。
では、ガラス付いたままの状態でやったらどうなるか?
やってみました。
結論はすぐに出ました。
もうガラス交じりでグチャグチャです。
でも一縷の希望をもって、検査してもらいました。
検査結果まで頂きました。
でも「いらない!」です。
まあそうですよね。
お陰様でガラス付きは今後考えなくてよくなった。
今回のサンプル品がどのような評価になったかは、言えません。
ただ、ガラスが一部付いた状況でも、小さくなっていれば買ってもらえます。(各社の規定があります)
でも「買ってもらえる」とは、「何とか買える」、「喜んで買いたい」と
大きな違いがありますし、結局は「歩留まり」ですので、今回と次回でも
全然違う可能性があります。
「EPG」テスト品の紹介は以上になります。
実は他にもテストしていますが、私は関係していないので、
その分は出すことはできません。
予定通りであれば7月に沼津に設置しますので、見学できます。
興味を持たれた方は、この機会に是非見て頂きたいです。
では今回はここまで。
スクラップマスター南
yukimm425@gmail.com
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