札所めぐりでひとり旅のゆかさん☆先達

江戸時代、女性巡礼者が多かった秩父札所をご紹介。ウォーキングを兼ねて、歩き巡礼しながら…

札所めぐりでひとり旅のゆかさん☆先達

江戸時代、女性巡礼者が多かった秩父札所をご紹介。ウォーキングを兼ねて、歩き巡礼しながら御朱印も集めてます(たまにレンタサイクル)。ひとり旅で街道歩きもして江戸時代の気分になりながら、秩父札所の写真を載せてます。歴史と歩きが好きな人におすすめ。先達とは、道案内や経験者の意味です。

最近の記事

大日如来の御朱印でほぼ奥の院の話となる秩父札所32番法性寺

札所32番に徒歩で、以前に行った時は秋海棠の花が盛りの時でした。ただ、初秋だったために熊を里に来させないためか、遠くで鉄砲の音が聞こえていました。 初秋とはいえ、まだ暑い時で、途中で喉が渇いて32番の法性寺に着いた時点で、持参した飲み物も心細い状態だったのです。 そのために、奥の院の途中まで登ったものの持参したペットボトルの残りの量を考えると引き返すことを決めました。 法性寺がシュウカイドウの時期に行った時の記事はこちら ということで、今回は32番の奥の院へのリベンジ

    • 鬼滅の刃の岩を探して秩父札所31番の観音院へ(小鹿野町)

      私も姪っ子に聞くまで知らなかった『鬼滅の刃』ですが、竈門炭治郎が修行で岩を切るシーンがあります。 奈良県にそのモデルとなった石があるのだそうですが、同じく修行の身(私は巡礼の修行だけど)の私としては、秩父札所を推したいと思います。 鬼滅の刃は全部読んだわけではないですが、秩父がいっぱい出てくる「あの花」は、全部見ましたので、アニメ聖地に行きたい人の気持ちもわかります。奈良県よりも関東地方の人は秩父はいかが? それに炭治郎や禰豆子の出身地は雲取山ではないですか?奈良県より

      • 札所25番久昌寺から影森駅から帰った日26番への江戸古道を通って

        前回は、歩き巡礼に人気の江戸巡礼古道(長尾根みちからの久那みち)について書きました。 札所24番の裏側、白山神社側から入るルートは1回目の時に通ったので、県道のほうから入るルートを使いました。 参拝の後は、久那みちを通ったことを書きました。 久那みちの最後は久那小学校の前(道案内の道標石あり)を通って札所25番へ行きます。 札所25番からは、札所26番に向かいます。 ですが、今回は途中の影森駅まで、としました。 久那小学校前にも道標石あり 私は長尾根みちと久那み

        • 法泉寺24番から江戸巡礼古道の久那みちを通る秩父札所めぐり

          秩父札所の徒歩巡礼では江戸巡礼古道は人気です。 中でも20番あたりから歩くという長尾根みちと久那みちのセットは、ハイキングコース並みの自然あふれるコースです。 秩父札所26番から27番についての紹介で、琴平ハイキングコースからのコースを先に書いてしまっていたので、人気の江戸巡礼古道の長尾根みちで終わってしまっていました。 秩父札所20番、21番、人によっては19番から歩きはじめる人もいるコースです。 江戸巡礼古道のほうは、20番、21番、そして22番は旧跡地を通って2

        大日如来の御朱印でほぼ奥の院の話となる秩父札所32番法性寺

          橋立堂は時間過ぎていてお参りだけしておいた秩父札所28番

          琴平ハイキングコースから入って秩父札所26番、27番をめぐった話を書きました。 琴平ハイキングコースを紹介している記事や書籍によっては、26番、27番だけでなく、28番まで行くことをハイキングコースに入れて、おすすめしているものもあります。 同じように修験道の修行していた場所だからということもあるでしょうし、27番と関連があります。それより何により、見どころ満載の札所だからでしょう。 札所27番の記事はこちら 28番の橋立堂は、岩や断層に興味ある人、鍾乳洞に興味ある人

          橋立堂は時間過ぎていてお参りだけしておいた秩父札所28番

          秩父札所26番は改修工事中、岩井堂がお参りの場所(もしくは仮本堂へ)

          琴平ハイキングコースから札所26番、27番に行った時の話の続きです。 27番大渕寺については前回書きました。 本来なら札所25番から歩いて26番に行き、その後、奥の院の岩井堂に寄ってから、27番、そして札所28番へというルートなのですがが、27番から26番に行きました。 奥の院の岩井堂へ行かない人(足が悪くて行けないとか、300段以上の石段を登れないなど)は、26番に行ってから、裏に行き林のそばの脇道を通ることができます。 これは26番からその道、土の道ですが通って行

          秩父札所26番は改修工事中、岩井堂がお参りの場所(もしくは仮本堂へ)

          大渕寺には紅葉の時期に時間ギリだったので2度目の時に御朱印を秩父札所27番

          前回は、これまた途中で写真のアップロードの制限枚数に達してしまいまして、途中で終わりました。 しかし、ほぼ札所27番の大渕寺の近くです。 その前に、きれいな紅葉の話です。実は紅葉が盛りの時に行っていたですが、4時までの納経時間の10分前だったのでさすがに御朱印をいただくのは次回にしておきました。 そのため納経のためにもう一度行ったのが琴平ハイキングコースを使った時の話です。 紅葉も見事な27番番(桜の時期もよかったけれど) 桜の時は桜の時でこれまたよかったのですが、

          大渕寺には紅葉の時期に時間ギリだったので2度目の時に御朱印を秩父札所27番

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          琴平ハイキングコースから26番と27番の巡礼道へ(修験堂から護国観音で秩父札所まであと少し)後編

          琴平ハイキングコースから26番と27番の巡礼道へ(修験堂から護国観音で秩父札所まであと少し)後編

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          琴平ハイキングコースを通って秩父札所めぐり26番と27番へ(松坂峠から修験堂まで)前編

          琴平ハイキングコースを通って秩父札所めぐり26番と27番へ(松坂峠から修験堂まで)前編

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          野坂寺12番秩父札所から琴平ハイキングコースへと

          今回の野坂寺ですが、お花がきれいなお寺として有名です。 しかし、私が行った時は紅葉が終わってしまった時でした。 冬なので肝心の花が咲いていない! お花についてはいずれ追記するか、別ページで紹介しまうので、今回は向拝の龍をじっくりみてください。 石仏、お地蔵様も多いのでじっくり見ながら歩き巡礼 その前に秩父では至るところに石仏やお地蔵様をみかけます。 こういう道案内の石碑は巳待塔というらしいですね。野坂寺近くにありました。 これは道祖神かな。 札所11番から歩い

          野坂寺12番秩父札所から琴平ハイキングコースへと

          音楽寺23番からの江戸古道、長尾根みち秩父札所巡り

          前回からの続きです。 観音寺札所21番から江戸巡礼古道を通って音楽寺まで 前回は札所21番から22番の童子堂は旧のほう、跡地に行きまして、江戸時代の巡礼のようにして、札所23番の音楽寺へと行きました。 以前、桜の花がこれから咲くという時期、ちらほらと咲いている時期に行きましたので、ここに写っている枯れ葉は、桜の木だろうということはわかりました。 桜が3分咲きに行った時のブログ記事はこちら 桜の最盛期だったらもっと見事だったことでしょう。 向拝はないのですが、観音堂

          音楽寺23番からの江戸古道、長尾根みち秩父札所巡り

          観音寺21番秩父札所からの江戸巡礼古道で旧童子堂跡を通り音楽寺へ

          歩き巡礼、徒歩巡礼の人にとって江戸古道は人気です。特に、尾根道を歩くという札所21番からのコースは人気なのです。 ハイキングコースみたいな感じだからでしょうか。 人によっては、札所19番の龍石寺から歩く、という人もいますが、今回は21番の観音寺からスタートです。 一度焼けた観音寺の本堂 二十一番目、という石碑が出迎えてくれます。これは公衆トイレの隣にありました。 札所21番観音寺はコンパクトな境内の寺院です。またの名を矢之堂とも言います。 県道72号線に面していて

          観音寺21番秩父札所からの江戸巡礼古道で旧童子堂跡を通り音楽寺へ

          蛇紋岩と礫岩層の不整合と慈母観音と石仏群あり金昌寺4番秩父札所

          今回は秩父札所4番の金昌寺。 ここも見どころの多いお寺です。もしかしたら、ハイキングコースで立ち寄ったという人もいるかもしれません。 横瀬、芦ヶ久保のほうからのハイキングコースです。 今回は、春に1回、秋に2回行ったことのある金昌寺の秋バージョンです。 紅白の梅の時期に行った時の記事はこちら 冒頭の写真が紅葉がですからね。 1319体の石仏がある金昌寺 盃を頭に乗せて禁酒を誓ったという伝説の酒呑童子、酒呑地蔵です。 ユーモラスなお地蔵様ですよね。紅葉に映えます

          蛇紋岩と礫岩層の不整合と慈母観音と石仏群あり金昌寺4番秩父札所

          西光寺秩父札所8番はコミネカエデが有名

          今回の秩父札所巡りは、今まで主に徒歩、歩き巡礼だったので、いろんな交通機関を使ってみようと思っています。 その第1段がレンタサイクルです。まずは自転車を借りた話から。 前回の四萬部寺もレンタサイクルを使って行きました。前回は西武秩父駅を出てすぐの秩父観光情報館から乗りました。 今回はブコーさんからです。ブコーさん観光案内所からスタートです。 この芦ヶ久保駅付近は、夏は果樹園、冬は芦ヶ久保の氷柱として知っている人も多いことでしょう。 駅から歩いて数分のところに観光

          西光寺秩父札所8番はコミネカエデが有名

          秩父札所の歴史と妙見信仰と補陀落山

          秩父札所は、百観音霊場と言われるなかでも一番成立が遅い霊場です。 ざっくり言って西国三十三観音霊場は平安時代に、坂東三十三観音霊場に鎌倉時代に、そして秩父観音霊場は室町時代にできたと言われています。 秩父札所の縁起としては、1234年という覚えやすい年にできたと言われていますが、歴史的、文献が残っているのでは室町時代頃だと言われています。 今回は札所の紹介というよりは小難しい歴史の話を先に書いておこうと思います。 写真のうち、いくつかは横瀬町の横瀬歴史民俗博物館で許可

          秩父札所の歴史と妙見信仰と補陀落山

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          秩父札所1番は四萬部寺(しまぶじ)でここからスタート

          秩父札所1番は四萬部寺(しまぶじ)でここからスタート

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