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大渕寺には紅葉の時期に時間ギリだったので2度目の時に御朱印を秩父札所27番
前回は、これまた途中で写真のアップロードの制限枚数に達してしまいまして、途中で終わりました。
しかし、ほぼ札所27番の大渕寺の近くです。
その前に、きれいな紅葉の話です。実は紅葉が盛りの時に行っていたですが、4時までの納経時間の10分前だったのでさすがに御朱印をいただくのは次回にしておきました。
そのため納経のためにもう一度行ったのが琴平ハイキングコースを使った時の話です。
紅葉も見事な27番番(桜の時期もよかったけれど)
桜の時は桜の時でこれまたよかったのですが、紅葉の時期に行ってみたらこれまたきれいで満足です。
桜の時の別ブログの記事です。
今回は、遠くにみえる護国観音様の姿も写真にとってあります。
上の写真は、護国観音が紅葉で隠れてしまっていますが(桜の時期と同じく)、ブログの冒頭の写真は、護国観音さまの像がきちんと写真の中に入っていますので、探してみてください。
桜の時とほぼ同じ場所で写真を撮りましたが、これもまた色合いが違っていていいです。
桜の時期は、初めての札所27番でしたので、桜がきれいに咲いているとは思いもよらず、驚いたことを思い出しました。
それから比べるとすでに予想通りの綺麗さです。
ちょっぴり護国観音も見えます。
観音堂の裏手も紅葉がきれい
27番大渕寺は、本堂からさらに階段を上って観音堂に行きます。
そこで読経です。いつもの奉納額絵も観音堂のほうにありました。
それにしても一眼レフカメラなら、もっと色がきれいにくっきり出ていたでしょうね。
今更ながら、ここ不動明王の祠の下から水が出ていたことに気づきました。
ここ一帯の影森地区は水も不足する地域だったそうですが、これは山から来るお水みたいです。
環境省のサイトにも湧水の紹介に書いてありました。「札所27番大渕寺の護国観音に通じる寺の裏山より湧出しており、導水し寺の水屋で使用されている」
こちらの祠には、不動明王像など。
遠くにみえる秩父(影森地区)と山々が夕日に美しい
晴れた日、なおかつ、夕方だったので、遠くにみえる山々と薄くオレンジ色にみえる空がきれいです。
紅葉の時期もそれほど長くないでしょう。
裏山のおそらくここ一帯が春になったらカタクリの花が咲くところ。
紅葉がきれいだったので、記念に写真を撮ったのですが。
27番大渕寺の山門までの参道にも紅葉あり
桜の咲く頃もお昼すぎくらいに通ったのですが、夕方もピンクの空でいいですね。
山門の先にも紅葉がみえます。
いつものごとく、写真をアップすると順番がバラバラになる現象がおきています。
これはお地蔵様前にある影森用水路跡です。
影森地区は水に困っていたので、用水路を造りました。
秩父市のサイトより引用。私財を投じて造ったというすばらしい用水。
「安政4年(1857)当時の名主関田宗太郎は、水の不便な影森村民の苦難を救いたいと、初めて三輪渓に水をとり戸毎に通水した。村民は驚喜して水の恵をたたえた。この工事は名主宗太郎が私財を投じてあたったといわれる。万延元年(1860)に再び橋立川、湯の沢に水源をとり、現影森田野沢・宮地・大野原蓼沼にいたる2里28町(10km)の水路を開き16余町(約16ha)の新田が開墾された」
で、また戻って先程の山門の写真の続きです。
先程はちらっと見えていた紅葉ですが。
山門を入ってすぐに延命水
これまた順番が逆に。
山門近くに延命水があります。
裏山から流れてくるお水です。自然のお水。
この水を飲むと三十三ヶ月長生きできるのだとか。観世音菩薩の恵みの水です。
で、やっと山門の外のお地蔵様へ。
ここの前に影森用水路があります。
手前の小さな木も赤く染まってきれいです。
位置的には入り口の石碑があって、すぐにお地蔵様があり、そこから参道になり、途中に鳥居のように、石の門があります。
そこには、しめ縄のような縄があり、そのまた先が山門になります。
山門に入ってすぐに延命水の場所があります。
紅葉と護国観音(関東三大観音とも)
この護国観音は、関東三大観音とも言われています。高崎の観音様、大船の観音様、そしてここ。別の説では、韮崎だといいますが、この護国観音は、秩父の人に聞いたら、高崎の観音様と同じ人が造ったのだと言ってました。
結局、写真を取っていたら、外に出た時に、納経の締め切りの4時になっていました。
琴平ハイキングコースの続き、護国観音から
その後、琴平ハイキングコースに行った時に御朱印をいただきました。その頃は、既に、紅葉の時期も過ぎてました。
前回の続きからです。
もうここまで来れば大渕寺は近いです。
護国観音の真下は岩場になっていました。
もう少し27番大渕寺の裏山を下がっていきますと、お地蔵様が見えます。
このあたりがカタクリの花が咲くところなのかもしれません。
ということで、一応、写真を撮っておいて、カタクリの花が咲いたらこの場所でよかったのか、確認します。
はじめて琴平ハイキングコースから来た人や、26番円融寺を経て、岩井堂にお参りをしてから来た人は、ここから光景をみればほぼ到着と思うはずです。
桜の咲く頃はここからの眺めが最高です。
上にも写真を載せましたが、不動明王の祠です。
この下に裏山からの水が出ていて、手水舎のような役割もしています。
岩井堂から来た人や琴平ハイキングコースの人は、まずは本堂よりも先に観音堂をみることになります。方形造りのお堂です。
月影堂という名前です。当初は、山の中腹にあったということですから護国観音の場所でしょうか。
見晴らしがよく、月を見ると美しい場所にあったので、月影堂と言ったそうです。
ここのさらに下に本堂があります。
江戸時代末期に本堂のそばに観音堂が移されたそうなのですが、蒸気機関車(秩父鉄道か)の火の粉を受けて本堂とともに焼けたそうです。
それで今度は、本堂よりもさらに1段高い場所に再建。
先程も書いた三十三ヶ月生命が伸びると言われる延命水です。観音山延命水。
今回もここで一口飲ませていただきました。
大渕寺の入り口にある道案内の石碑です。
廿八ばんみちと書いてあるようです。
そのお向かいにあるこちらの石には、「右 二十六番、左 二十八番」と書いてあります。真ん中は巡礼道かな?
最後に、年によっては日付が動くでしょうが、27番の次、28番の橋立堂は、鍾乳洞が観光地となっているからか、鍾乳洞に入れない冬場はしまっているようです。
今年は、12月11日から2月28日まで閉まっているとのことなので、こちらの27番で御朱印をいただきます。
実は、橋立堂も紅葉の時期に行っていたのですが、これまた4時半ころだったために、お参りだけしていました。
また行けばいいやとお経を唱えておくだけにしておいたら、これです。
それでもお参りを済ませておいてよかったと思いましたよ。
先にお参りは済んでいたので、御朱印をいただくだけにしておいたわけですから。
これがまだ参詣していなかったら、きっと2ヶ寺分はいただかないで、3月以降に再度行っていたことでしょう。
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