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記事一覧

全国の福祉施設に視聴環境を届けるTHEATRE for ALL「劇場をつくるラボ」プロジェクト

THEATRE for ALLとは だれでも、いつでも、どこからでも。 ひとりひとりが繋がれる “劇場”。 劇場体験に、アクセシビリティを。それが『THEATRE for ALL』のミッションです。 子どもから大人、そして、お年寄り。聴こえない人、見えない人、車椅子で移動する人。使う言葉が異なる人、育児・介護をしている人、海の向こうで暮らしている人。 環境や身体のちがいから劇場を訪れなかった人が、別の方法で“劇場”にアクセスできるようになれば、ひとりひとりの日常もひとつ

働き方改革をすべき人とは

広告代理店の制作時代は軽く残業が月に200時間は超えていたと思う。睡眠時間は1日3時間くらい。休日は月に2日くらい。当時は残業時間に上限があるなんて全く知らなかったから、終わらないから帰れなかった。日々ある締め切りに追われて、働いても働いてもまだまだ続く仕事。母の一周忌さえ出られるかわからない。そんな毎日だった。 そしてPR会社に転職したとき、自分のキャリアより誰かのために役に立つような働き方に変えようと誓った。昼働き夜寝る。休日は休む。当たり前の日常を送った。そしたら人生

イベントに誘わない

毛色の違う話。僕はあまりイベントごとに友人を誘わない(あるいはシェアしない)。知っている方が主催で、シェアして欲しいと言われていたとしても、"僕がそれに参加しない" のであれば、なるべくしない。どれだけ良い企画で、また、その企画を楽しめるであろう友人がするする浮かんでも、不安なのである。期待していたものとのギャップはいつだってあるはずだけど、自分が許容できるギャップが友人でも同等とは限らないからだ。だから、自分も同じ場所にいて、最悪フォローしようと思えていないと無理。誘えない

「コントが始まる」が終わって

テレビの時代が終わった。なんて言われながらもYoutuber世代ではない自分は毎週土曜、楽しみにしていたドラマがあった。 「コントが始まる」(https://www.ntv.co.jp/conpaji/) 菅田将暉主演、同世代の実力派俳優たち(俳優声優ともにマルチにこなす神木隆之介、今日から俺は!で強烈な面白かっこよキャラを演じた仲野太賀)が周りを固め、完璧な布陣のキャスト。(後述するが特に仲野太賀が良かった)ヒロインには有村架純。 お話の内容はざっくりと。 売れない芸

“私たち人間は演じる存在である。”鴻上尚史が語る『演劇入門 生きることは演じること』。

日本の演劇界を牽引し続ける、劇団「第三舞台」主宰、鴻上尚史。 その最新刊『演劇入門 生きることは演じること』(集英社新書) 演劇とは何なのか? その特性は?いかに演劇を創るか? 現代社会における演劇について、さらには教育における演劇について・・・ そう、それは演劇に携わる者に向けて書かれたものではない。 今この時代、社会を生きる老若男女、全ての人に届けたい演劇のこと。 「生きることは演じること」だから。 コロナ禍で演劇は必要なのか、多くの議論を巻き起こした

ネオ・ノーマル・サマー

 こんにちは、まつまとです。今日は日がな室内で小説を読み耽ったり、某ガンダムゲームのオンライン対戦会を眺めていたりしました。  というわけで、ついさっき読み終えた椎名寅生『ニュー・ノーマル・サマー』の感想を書いていこうと思います。(サムネイルの絵には、勝手ながらゆかりーぬ様の「演劇制作とわたし#0」をお借りしました。届くかは分かりませんが、この場を借りて御礼申し上げます)  『ニュー・ノーマル・サマー』は、まさにこのコロナ禍があったからこそ生まれた作品と言えます。舞台は埼玉

若者会議「若者はいつまで名乗っても許されるか」

もうすぐ30歳の私: 本日は若者会議にご来場いただき、ありがとうございます。 本日、僭越ながらご指名によりモデレーターを務めます、もうすぐ30歳の私でございます。 最後までどうぞよろしくお願いいたします。 続いてパネリストのお二方をご紹介いたしましょう。 まずは10歳の私さんです。 一言、ご挨拶いただきたいと思います。 10歳の私: 若者っていうかまだ子どもなんで、よく分かんないけど呼ばれました。 今日はよろしくお願いします。 もうすぐ30歳の私: はい、よろしくお願いし

以心伝心は難しい〜part9

忙しくしてるのも知ってるし 悩みを本当は抱えてる事も知ってる それを見せないのも分かってる だから伝えたい事があっても 遠回しになっちゃうし 言葉に出せない事ばかり だって答えを濁す事も分かってるもの 私が もうすぐ某選手と某祝日と同じ日に誕生日があります って敢えて日にちを言わなかったのは それを確認する作業をしてくれて それを覚えててくれるかどうか なんとなくのアピールで なんとなくのイタズラで つまりは一緒にいたいです って言う意味なんだよ

勢い余って履修登録した授業で詰む

 前期に履修登録した「作劇:実習」という夏期集中講義に行きたくない。できれば休みたい。  ジェリービーンズのように輝いて見えた「作劇:実習」は、いざ当日を迎えてみると、どろどろに濁った不安の温床として私の心にのしかかってきた。ああ、前期の希望は何だったのだろう。「自分にとって恥ずかしくて無理矢理なことほどやってみなきゃ」と息巻いていた春休み明けのほほんとした自分をぶん殴りたい。  とまあ、自分の悩みなんて星の数ほどいる日本中の大学生が嘆いているんだよなぁ、と無理矢理自分を

背中越しの口論

君に見せたくもない背中を見せた 午後五時の鐘がなる 海が見える公園墓地で 熱弁振るうサクソフォン 吐き出される音色には 災いから噴出される 怒りにも似た悲しき囀り やせ細っていく親友が 食えない奴だと僕に言う 食えないものを前にして 吐き出すのか 飲み込むのか  逃げ出すのかと君に問う 君が僕に背を向け死んだ 悔やんでも悔やみきれない 背中越しから突き刺す夕陽

簿記3級(CBT方式) 合格体験記

昨日、CBT方式の簿記3級を受験してきました。 今回は、独学合格までの過程を書き残しておきたいと思います。 文章構成は、以下に書いておきます。 ・簿記をやろうと思ったきっかけ ・合格までのプランニング ・プランニングとのギャップ ・実際に受けてみて ではまず、簿記をはじめたきっかけについてです。

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オフィスワーカーの働き方改革は終わりかけてるのかも

働き方を考えるカンファレンス2021 働くのこれから - 「働く」は変わったのか?働き方の未来をつくる - At Will Workの働き方イベントを視聴しました。 5年シリーズのカンファレンスの5回目とのこと。働き方改革、その先へ進んでいる企業もあり、そうでない企業もあり。とはいえこの一年で一気に変化が加速したというのが共通認識のようです。 働き方改革を声高に叫ぶ時代は終わり、不可逆な方向の渦中に放り込まれてしまった、そこから逃げる事はできない。そんな事を感じ、愕然と

映画 すばらしき世界 アイドル俳優使わないでくれてありがとう

自分は、邦画を「面白くはない映画」だと思っています。中にもいい作品はあるけど、そのほとんどが漫画の実写化で、しかも主演は演技レベルが疑われるアイドル俳優。もう、見て良かったなと思える作品の方が少ないというのが正直なところです。 ですが、「すばらしき世界」という映画が良かったという話を知人から耳にしました。漫画が全くうまくいかず、すっかりまいっていた自分は、気分転換ぐらいのつもりで期待せず映画館に足を運びました。 めちゃくちゃ良かった……‼︎ 期待してなかった分、見てる時

3月1日 わくわくのきらきら。

肌ざむい2月が過ぎ、春の陽気を少しずつ感じ始めた3月。 今日から1週間、劇団DULL-COLORED POPの演劇学校企画に通います。 3月1日~3日は「テキストの立体化、身体的行動の方法」 3月4日は演劇史入門 3月5日~7日は「テクニックだけのワークショップ」 初日を終えて、色々と振り返っていますが、めちゃくちゃ楽しかった…。 谷さんのWS進行とても楽しくて、指導案というか、きちんと構成もしっかりあって、僕が将来地域の方や子どもたち向けに演劇をしていくにあたっての参考