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フリースクールのあれこれ

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不登校の子ども達の学びであり、居場所であるフリースクール。その運営に関して、大切にしていることや経営のこと、エピソードなどをまとめています。
運営しているクリエイター

#宇都宮

不登校の子のお母さんから相談を受けた。

不登校の子のお母さんから相談を受けた。

今日相談を受けた不登校の子のお母さん。

「今は無理矢理、なんとか
子どもを学校に行かせているんですが…」
という話から始まりました。

「いや…」
と心の中で思いましたが
言葉にすることはしませんでした。

「無理矢理」
とご自身で言葉を選んで使っている以上

「子どもに無理させている」
という認識があるということ。

つまりそこには
「本当にこれでいいのか」という疑念と
もしかしたら
「子ども

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静かな心でなにかを届けたくて

静かな心でなにかを届けたくて

最近フリースクールで
子どもたちと一緒に
お絵描きをするようになって。

「あ、自分って絵描くの好きなんだ」
って気付きました。

この下の絵は
花火をクレヨンで描いて
その周りを絵の具で塗ったもの。
小学5年生の女の子に
「夜空ってさ、
ただ真っ黒じゃないと思うんだ」
って言ったら
「あ、たしかにそうかもね」
って共感してくれて
ちょぴっと嬉しかった時の絵。
描いてる間、何も言わずに
じーっ

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ある時「火はどうしてあついの?」と聞かれた

先日、フリースクールミズタマリに通う
男の子の誕生日があった。

ろうそくの灯を見て彼は言った。

「火はどうしてあついの?」

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僕は普段、子ども達と一緒にいることが多い。

中高生向けの学習支援教室、
小中学生向けのフリースクール、
小中高生向けの家庭訪問、
高校生向けの居場所、

週5~7でそれぞれ別の子ども達と
ともに時間を過ごす。

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不登校は、決してサボりではない。子ども達の気持ちを知ってほしい。

不登校LINE相談窓口
お母さんのほけんしつ、オープンから29日目。

「お母さんのほけんしつ」を
ご存知ない方はこちらへ。

登録者数115名
利用者数48。

この窓口をふと見つけた時に
「友だち追加」をぽちっと押して
隙間時間を使って相談LINEを送る。

家事育児で忙しく
仕事もしているお母さんには
忙しくてまとまった時間をとるのは
ハードルが高い。

そんな方のことを考えて
「LINE」

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