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遊ぶ人になりたい。 生活に、人間関係に、育児に、仕事に。遊ぶことで心が解放される。 篠…

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遊ぶ人になりたい。 生活に、人間関係に、育児に、仕事に。遊ぶことで心が解放される。 篠笛がずいぶんうまくなってきた。下手だった字も3年近くのペン字で ずいぶん見れるようになった。次は、書いてみよう。

最近の記事

「教育システム抜本改革提言」のための寺子屋じゃあさ活動

現在の教育のシステム、7歳になったら就学して学校教育法第1条の要件を満たす学校で教育を受ける、という社会システムについて、歴史的に導入されて有効であった時代から、社会環境、人的環境が変遷し、機能不全を起こし遂には不全どころか問題を生み出す装置にまで破綻がきているという認識を、人々が受容する時代にきた、と考えています。 大きな壁は、それを受け入れられないという種の人々が世間巷を構成しており社会の縮図としての「公教育」では、組織が大きすぎることと、「公である」という縛り(地域の

    • 寺子屋じゃあさ 新加入の子と既存の子の成長記録

      小学1年生二人だけで過ごしてきた寺子屋じゃあさ。開校から5カ月経って待望の新加入の子どもがきました。たまたま二人と同じ小学1年生の男の子。さあ、いままで自分たちだけの世界を大いに作り上げてきた二人は新しい子を受け入れられるのか、また、二人の独特な世界観に新加入の子は入っていけるのか。通う子どもが増える、というのは、寺子屋じゃあさにとっても初体験なのです。ゆっくり、丁寧に、丁寧に、を心掛けているけど、内心は祈るような思いだったのです。 先輩の二人は、非常に心根の優しい子どもた

      • ゼロから始める米作りへの取り組み①

        いよいよ私自身の取り組みでお米作りに挑戦しようとおもいます。といっても、お米作りはまったくの素人で手が付けられるものではないのです。作ってみたいと思ってすぐに取り掛かれる野菜作りとは大きく違いますよね。 また農地のある地域を見回せば、耕作放棄地、休耕田はどんどん増えています。一方で、「これから食糧難がくるから自給しないとね」「農薬を使っていない安全なお米を食べたいから自分でやってみたい」という声がよく聞かれるようになりました。 私もその一人です。2017年頃から、「お米作

        • お盆だ。52歳だ。自分をだらだら振り返っています② 精神とか障がいを考えた出来事→これも長いです💦

          さて、私自身は精神を大きく害することなくここまで人生を歩ませてこれました。身体的なハンディキャップも持たずにいます。その中で精神的な困難、身体の障がいについて考えたことを振り返ります。 まずは何をおいても母の妹の叔母さんのことです。おばちゃんは生まれながらに片目が白眼でした。母さんの出身は山形県で、昭和13年生まれです。生まれた頃は、名家だったそうですがおじいちゃんが家を没落させたそうです。そして、大変貧しい幼少期少年期を過ごし、中学を卒業してから、いつのタイミングかわから

        「教育システム抜本改革提言」のための寺子屋じゃあさ活動

          お盆だ。52歳だ。自分をだらだら振り返っています① 大きな人生の経験「出産」→長いです。

          今日は2023.8.15。終戦記念日ですね。お盆休みだし、台風がきているし、なんだかいろいろゆったりした気分で自分を見ています。えっと、今日だけでなく、ここ数日そんな気分。夏に向かう太陽のエネルギーが増している時に草刈りや活動していてちょっと体に疲れがたまっていたのな。ちょうどこのお盆という期間がこの時期というのは季節と身体のバランスとでちょうど必要なタイミングに設定されているのかもですね。そう思うと、8月6日があり、9日があり15日に日本の大きな転換期が来たのも、太陽運行、

          お盆だ。52歳だ。自分をだらだら振り返っています① 大きな人生の経験「出産」→長いです。

          寺子屋じゃあさ 大人達の思いが集まり始める

          2023年5月に定期開校を始めた「寺子屋じゃあさ」です。5月は毎週水曜日の一日だけの開校から始めました。今年の新1年生の男の子、女の子が一人づつの寺子屋の始まりです。二人とも、保護者の方が送り届けて帰っていく姿を見て、「私たちだけここに残されたけど。。。」と一様に不安そうな表情を見せていました。 3月から岐阜県加茂郡七宗町の小さな集落「室兼」で築100年ほどの古民家を志のある大人の方々のご協力を得て活動ができるように整備している間にも通う予定の子ども達のご家庭にも参加して

          寺子屋じゃあさ 大人達の思いが集まり始める

          いま、自分の進む道

          少し、何かかみ合っていない。いま、誰のために何をしようとしているのか。いま一つ、情熱と形がしっくりきていない。一瞬一瞬、現れる現象と感情と心の揺らぎと。行ったり来たり。 一喜一憂。という言葉の通り、一瞬一瞬で上がったり、下がったり。ちょっと待てよ。私。あの猛進していた時、そんな思いがあっただろうか。あのやり遂げようと頭から湯気が出ていた時、こんな「あれ?」みたいな思いあっただろうか。 その時との比較。ちょっと、違う、今。なんでだろう。進む力、推進力、自分でも不思議なくらい

          いま、自分の進む道

          オープン・エソテリカ 石川潤一さんとの対話から ***テーマ:人間の中にある怒り を石川さんに解説してもらう***

          FB友達の石川潤一さんに時折、質問して解説してもらっています。石川さんとは直接お会いしていなく、また、講座も受講していないのですが、いつも丁寧に教えてくださり、本当に感謝しています。今回、石川さんの投稿した内容に私が続けて質問したことについて解説していただいた事柄が残しておきたい内容だったので、noteに貼り付けさせて頂きます。(了承済)そのやり取りの下に、石川さんの掲載された記事も合わせて載せます。 (私)人間の中にある怒り、というものを取り扱ってほしいです。因果応報はな

          オープン・エソテリカ 石川潤一さんとの対話から ***テーマ:人間の中にある怒り を石川さんに解説してもらう***

          寺子屋じゃーさの進捗

          岐阜県加茂郡七宗町でオルタナティブスクールを新たに始めようと活動を始めてきて、当初の予定と変わってきていることも含め現状報告します。進むうちにいろんなことが見えてくるし状況もいろいろと変化がある。なるほど、一から物事を立ち上げるってこういうことね、ということを実体験中です(笑) いまもまだ完全な運営の形は定まっていないです。というのは、当初は地域生活支援事業という福祉事業の形で始めようと思っていましたが、七宗町にはその事業を行う規定が制定されていませんでした。なので、役場に

          寺子屋じゃーさの進捗

          岐阜県加茂郡七宗町 学校創り×地域興しプロジェクト ~その①~

          いま、私・井川香苗子と七宗町議員のいっちー(市川裕隆)とで面白いことを計画していて実行に移るところです。このストーリーに共感して一緒に活動してくれる仲間を募集しています。その仲間というのは、巷でひそひそと広がってきている「自給自足の町」や「クニ作り」「お金のいらない国」「共助コミュニティ」「自然農が地球を救う」「日本の食糧自給率をあげる」「循環型社会」というキーワードを実際の自治体で「本気で、この社会に出現させてしまおう!」ということに取り組みたい「ザ・実行マン!」の人です。

          岐阜県加茂郡七宗町 学校創り×地域興しプロジェクト ~その①~

          いま、ライオンの隠れ家でどういう学校を目指すのか。一人の理事の考え ーその③ー

          ライオンの隠れ家を立ち上げて「フリースクール構想」ができ、その学校創りの為に、まずはすでにデモクラティックスクールを運営している知り合いの方に、全3回の勉強会をお願いしました。それは私たちはフリースクールを創ろうとしていましたが、教員免許をもっている人や、教育学部を出た人が始めるわけではなく、とにかく今の学校を変えたい、自分がこういう学校だったらよかったのに、という熱意のある人が始めようとしていたので、なにをどう考えていいのか、まずは勉強しようとしました。 お聞きした講師の

          いま、ライオンの隠れ家でどういう学校を目指すのか。一人の理事の考え ーその③ー

          いま、ライオンの隠れ家でどういう学校を目指すのか。一人の理事の考え ーその②ー

           私が仲間と共にライオンの隠れ家の立ち上げ構想を考え始めたのは、2020年10月頃です。この年の6月に仲間の一人に別の福祉事業所の立ち上げの保育スタッフに誘われて、いまのライオンの隠れ家の二人の運営理事と知り合いました。当時から語り合う理念や向かいたいビジョンは本当に自分で創りたい世界でしたし、かつ、これまでに私が太刀打ちできないと思った「一介の主婦」から抜けられるチャンスだと思ったのです。それはなにかというと、これから立ち上げる福祉事業所のNPOの理事にしてもらうことでした

          いま、ライオンの隠れ家でどういう学校を目指すのか。一人の理事の考え ーその②ー

          いま、ライオンの隠れ家でどういう学校を目指すのか。一人の理事の考え ーその①ー

           今日、ライオンの隠れ家にフリースクールの見学に来られた方とお話しをしているうちに、いろんなことが自分で分かってきたので、その覚えに記しておこうと思います。振り返りもあるので、いまの考えに行きつくまでプロセスが長いですが。  何を書きたいか、といえば、私がいまなぜ、「夢見る学校」を見ないのか、ということです。2022年、「夢見る学校」の話題がたくさん出ていました。世間のみなさんが、「ああ、夢見る学校みたいな学校が望ましいよね!」と胸を躍らせているのに、フリースクールをやって

          いま、ライオンの隠れ家でどういう学校を目指すのか。一人の理事の考え ーその①ー

          ライオン物語 社会活動編①

          「ライオンの隠れ家」は福祉事業を行う一般社団法人です。私たちは社会変革(いまの社会を新しい概念の社会に変える)を目的に会社を立ち上げました。目標は、「やさしさの循環する社会」「何があっても生きていけるような社会システムのひな型を創ること」です。そして、人々が「個」であり「孤」になりつつある現代、「血縁によらない共助コミュニティ」こそが「生きていける社会システム」の土台だと思っています。 さて。実際の法人としての取り組みとして、福祉事業を手掛けることになりました。というのも

          ライオン物語 社会活動編①

          「教育」という言葉について

          どうして educationを教育と翻訳したのか。 educationを文脈の中で聞いた先人が、 その時代の自分たちの生活の中で 相応しい言葉を当てたと思う。 1-①その当時「教育」という言葉があったか、 1-②educationから想像される意味合いが 「教」と「育」という感じで 表していた当時の思想(概念)が当てはまる ということで、「教育」にした。 ※もし、当時「教育」という言葉がなくて 二つの漢字が思い当たった場合でも 「育教」でなかったことに

          「教育」という言葉について

          ライオンの隠れ家物語 誕生編③

           肥田瀬の古民家を紹介されたというのは、代表と副代表の活動の積み重ねであり、それは誰もまねのできない「胆力」のある活動だったに違いないのです。(私はその活動の時点では二人に出会っていない)自殺防止相談員や生活困窮者支援の中でも想像を絶するのは、ゴミ屋敷で生活していた子ども達の保護、その後両親をも保護し1年間生活を共にして生活再建へ繋げた支援活動。実際に自分に置き換えてみたら、どうでしょう?「私だったらその活動ができるのか?」その一点において彼らの信条と信念に疑う余地なし、と私

          ライオンの隠れ家物語 誕生編③