ユチャン

いいないいな、人間っていいな

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#1はだいたい自己紹介から。

はじめまして。ユチャンです。 ユチャンではなくユチャンなんですよね。 これには意味があるようで無くて、 半角のほうがキュッとしてて可愛いな それだけです。 最初の写真の説明をすると、これは「鍵が無くて家に入れなかった時、トイレの窓から入って母が大切にしていた植物を蹴り落とした時の様子」ですね。 ママ、ごめんなさい。 不定期にはなりますが、書きたいと思ったことをその時の膨らませ方次第で、重く、軽く、可愛く、時に奇を衒って書きます。 私の日常はありふれていて、それで

    • ひねくれ

      結局のとこ、才能か。 ならもう歳とりたくないわ。 そうやって迫ってきた年の瀬と誕生日、何かあるんじゃないかと期待してしまう、そんな空気感に包まれて、瞼を閉じてみる。 あれ、夏の記憶。こちらに笑顔でホースの先を向けるアイドルの姿が、オタクの無断駐車大炎上を消火する消防士に見えるよ。 曇り空も秋晴れも、埋まらない会場を笑ってたよ。だんだん寒くなってきて、オタクが着て来たアウターが隣の空席を埋めてたよ。オタクは暑苦しい生き物だな、アイドルの皆さん、冬でも水を思い切りかけてやれ! は

      • のような存在

        伊藤万理華という人を知ることは、 私を作っていく感情や肉片そのもののひとつであり、 私がここにいる理由のひとつである。 目から、耳から、ガチャガチャを回すその手の感覚から、そう感じた。 それは確かに、短い時間であっても、何よりもきらきらと輝く互いの想いが散りばめられた永遠に近い思い出となる。 伊藤万理華の個展に行った話をしたい。 個展、展覧会、そういったものにどこか憧れみたいな気持ちをずっと持っていた。 私の「はじめてのこてん」が、伊藤万理華のこの個展で良かった

        • ヲレの可愛い推しメン

          推しメンが本当に可愛い。本当だからだ。 櫻坂46 2nd TOUR「As you know?」に参戦!した話をしましょう。オタクなので。 大阪で始まったこのツアー、「セトリはバラすな!」とキャプテンの菅井友香さんがブチ切れたため(いいえ。)、セトリや演出は調べない限り知ることができない神演出になっています。まだ参加してない皆さんや在宅勢の皆さんからは「今回のツアーは治安良くないか!?今回のツアー治安良い!本当だからだ!」の声がたくさん聞かれます。 けやへすで無断駐車して

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        • エッセイ
          5本

        記事

          蚊の音も聞こえない夏

          夏が楽しくなかったのは多分、はじめてのことで、それに気づきはじめた8月の終わりはうまく眠れなかった。 朝方や夜中の空気が段々と透き通ってきて、フォローしている古着屋の投稿ではスウェットやニットの入荷情報を載せて、曖昧なこの季節を知らせていた。 この夏は、花火も見たしフェスにも行った。初体験もいくつかしたし、アルバイトもそこそこに頑張った。 どの思い出にも、私と誰かが居て、その誰かと感想や気持ちを共有したはずだ。 楽しい、を何度も声に乗せて伝えたはずだ。 それなのに、どの

          蚊の音も聞こえない夏

          8月11日 くもり

          日記をつけることにした。 夏休みの宿題といえば、ひとこと日記。夏休み最終日にまとめて書いていたのを思い出した。机の奥でくしゃくしゃになったプリントや上手く育たなかったミニトマトも、ついでに思い出した。 夏バテがのしかかる体に、小さなおにぎりを放り込み麦茶で流し込んだ。 今日は一日中くもりだった。 最近、ベッドに転がると無意識にnoteを開いてしまう。 最近、よく思う。文才がないんだな、と。 本を読むのが好きで、昔は、寒い日も暑い日も読んだ。母が読む本より分厚い小説を読

          8月11日 くもり

          Blue

          私の青春時代は、少し暗くて誰よりも青かった、と思う。人は皆そんなふうに思っている。 小さな頃から募らせた他人とのズレ、その輪郭がはっきりとしてきて、全身に渦巻くエネルギーが感情を、ぐちゃぐちゃにする。楽しい、辛い、嬉しい、悲しい。目の前で起きたことに対する正しい感情を、当てはめられない。 凡人とは違う、私はまわりとは違う。若干のイライラが駆ける中で書く文章には、いつも納得がいかない。 音楽に、小説に、SNSに、居場所を求める私は、人に頼るのがどうも苦手らしい。

          夏が咲く

          好きな女の子と花火を見られる、かもしれない。 夜の深い青に咲く花、落ちていく儚さ。 濃い雲や霧が邪魔をしても、それはたった一瞬の心の炎である。 青い夏の日、好きな女、私の心に灯す炎。 「期待していてください」 と、言いたいところだが、そうはいかない。 その好きな女の子は、国民的アイドルグループのメンバーだからだ。 そして、その花火は年に一度の野外ライブでの、ほんの一瞬。 ケヤフェス振替公演をありがとう。 富士山の麓をべちょべちょのぐちょぐちょアツアツにして、最高

          4時36分の空。遠くの方からずんずんと、オレンジにも赤にも分類されないような色で、優しく燃える。そんな朝を3日ほど続けている。夜は思っているよりも浅い。朝の空に希望を持って聴く音楽は、がむしゃらに明るく、それでいて繊細である。街を包んで揶揄う白い靄でさえ心地良い。

          4時36分の空。遠くの方からずんずんと、オレンジにも赤にも分類されないような色で、優しく燃える。そんな朝を3日ほど続けている。夜は思っているよりも浅い。朝の空に希望を持って聴く音楽は、がむしゃらに明るく、それでいて繊細である。街を包んで揶揄う白い靄でさえ心地良い。

          夜は眠れない

          妄想を言語化するのは難しい。noteに投稿してきた「僕」や「君」は誰でもない誰かなので、ときどき悲しくなる。寂しくもなるし、夜まで持ち越せば、抱えきれないネガティヴが体の中を這い回るので、掛け布団を抱きしめている。来月には現実になっていれば、良い。と毎回誰でもない誰かを想っている。さて、来月のユチャンはどんな日々を誰と送っているでしょう。気になって夜しか眠れないので、寝て、食べて、寝る。

          夜は眠れない

          無題

          簡単に汚すことのできる日々。無意味に過ごす。 6月。異様な寝苦しさで目が覚めた。 AM4:32の文字が光る。 タイマー機能が壊れた扇風機のはねは止まっていた。 カーテンから漏れ出す灰色の光は、苦くて甘い薬の味がした。 鬱陶しい、できるなら迎えたくない季節、綺麗とはいえない夜明けを眺めて、苛苛する。 リズムが狂うと、上手く歌えない。 灰色の空から白い粒が途切れることなく落ちる。 線路はそれに打たれ、灰色に向かって広げた透明な傘もそれに打たれた。 勝手に止めていた時間を、勝

          4000円の半袖Tシャツ

          もうすぐしぬんや、言うてた人が生きてるの見て 綺麗やなとも思ったし汚いわとも思った。 ストレートパーマでさらさらになった髪を、綺麗やなこのままでいてな、って ヘアオイルつけたり温風冷風使い分けたりして丁寧に乾かして、鏡前で笑うみたいに、 ほんで、同じように丁寧に丁寧に触っても、この前までうねってはねて散らかってた髪の毛思い出して、鬱陶しいし不平等や、って いらいらしてしまうみたいに、そんな気持ちになるわ。 期待期待、裏切り、裏切られたみたいや、心も財布も空っぽで、 それな

          4000円の半袖Tシャツ

          いつもそこにあるものが特別に見える帰り道、だいたいスマホの充電ない

          いつもそこにあるものが特別に見える帰り道、だいたいスマホの充電ない

          僕の輪郭

          生きる、を無意識にしている人、死ぬ、を常に意識している人。生きる、を意識して過ごす人、死ぬ、を無意識に迎える人。 混ざり合ったりすれ違ったりする。喧騒という名のBGMの内側で、誰かの気持ちは揺れて、誰かの気持ちはより強固なものになる。 どこへ向かおうと道は入り組み、僕らの邪魔をする。入り組んだ道で出会う人が手を引いて、僕らの邪魔をする。 偶然も必然も僕らが巻き起こすものだ。 好きな人と出会える世界も偶然、必然。 その人とひとつの傘におさまり、歩く雨の日も偶然、必然。 そ

          僕の輪郭

          失くしたイアホン、一緒に過ごした季節。

          どんな言葉にして君に伝えようか。 些細な瞬間の、君と私の体温。空気の色。 私の内側で熱狂する。 美しく、淡い。掴めそうで掴めない。 曖昧なのに、確かに君と私の心に残るもの。 君の涙には色がある。7年という時間の中で君はその涙をあまり見せなかったから、君が泣いてる姿を見た途端、"好き"の気持ちが涙になって落ちた。 重くて大きい粒が、頬を伝うことなく、落ちていく。ボタ、ボタ、ゆっくりと。 誰かを想うことは簡単ではない。 君は優しいから、いつも誰かの心の支えのひとつだっ

          失くしたイアホン、一緒に過ごした季節。

          甘口レトルトカレー

          「最後の、」とか「寂しいよ、」とか、そんなの「まてー!!いくなー!!」ってなるでしょ。 言葉についてたくさん考えてるつもりだけど、見つからない。アイドル・渡邉理佐ちゃんとのサヨナラにぴったり、ユチャンの気持ちにぴったりの言葉はこの世に存在してないなと思う。これはマジ。 ユチャンにいろいろ足りていないんじゃなくて、渡邉理佐ちゃんが世界にもたらしたもの、ハッピーとかスマイルとかその他諸々、デカすぎる。 だからもう、あと2週間もないから、毎日夢をみたい。暑苦しいオタクのユチ

          甘口レトルトカレー