4時36分の空。遠くの方からずんずんと、オレンジにも赤にも分類されないような色で、優しく燃える。そんな朝を3日ほど続けている。夜は思っているよりも浅い。朝の空に希望を持って聴く音楽は、がむしゃらに明るく、それでいて繊細である。街を包んで揶揄う白い靄でさえ心地良い。

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