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運命の甘い毒
2022年7月2日 19:47
夕暮れ時ゴロリ横になる夕陽も消えてうっすらと暗い思い出す喪失の影過ぎ去った日々と 過ぎ去った人々夕暮れの心地よい風が吹く闇に近づく時あなと言う星が見え出す優しい輝きは わたしの心に静かな安らぎを語る夜の涼やかな風は 新たな時へのいざない月夜にふたりぬくもりを感じる夜
2022年6月26日 16:40
ふたりで自分を生きようそれぞれではない二人で自分を生きるこの星に降りて幾年月星は忘れても 約束は忘れても 時は忘れなかった二人で自分を生きようあなたが私であるように私があなたであるように星の雫は、今も輝いているわたしたちの中落ちた雫は芽を出し それぞれを生きてきた落ちた雫は 痛みも喜びも その内に蓄えているいま、ヒトツとなりまた輝く
2022年6月24日 10:25
傍らにいて 寝転ぶあなたわたしは あなたに言葉を注ぐ安らぎ 満たされる時わたしは あなたに言葉を注ぐあなたは そっと腕を回し わたしを抱きしめる傍らにいて ともに歩く時わたしは あなたに想いを告げるあたなは 前を見たまま 恥ずかしそうに微笑む傍らにいて あなたが苦悩する時わたしは あなたに優しさを注ぎたいあたながしてくれるよう
2022年6月22日 00:57
あなたに贈るあなたに 届けて わたしの残される 想い人は いつか時が満ち旅立つその時わたしはあなたに 残せるものわたしは 残したい言葉わたしは残したいあなたへの ことば二人の夜を二人の時を綴り重ねた 想いを 二人の 言葉をあなた 残す時、満ちる時あなたに残すふたりの言葉わたしは消
2022年6月22日 00:15
ひとは 愛し方を忘れているひとは 愛される愛 受取るそれを忘れていたあなたのカタチわたしのカタチ二つを合わせるひとつの愛わたしたちの愛 その輝きを見ていよう 味わおう語り合おうふたりでひとつ
2022年6月21日 11:57
彼女は青い月 シンとした夜に僕を照らす僕は赤い太陽 熱く彼女を包み込む彼女は白き月 優しき言葉が心を照らす僕は青き日の出 希望と明日へ導く時に二人は入れ替わるお互いが ともに照らすお互いが よりそいそっと ともに在る時に月時に太陽入れ替わる魂そして ひとつの時を生きる
2022年6月20日 12:08
雷鳴は青い風轟々と鳴り響き 世界は大きく光る伸びゆく者たち その光 浴びたるは、ひととき雲は風を起こし 夏の雨その音に怯えるなわたしは、ここにいるその音に震えるなわたしは、あなたと共にある青い風が通り過ぎる そこには青い空が待っている結んだ手は そのまま ふたり空を見上げる
2022年6月18日 23:32
その女は文を食べる段落と単語と文節と合間に入った改行を味わい句読点に味を愉しむ彼の言葉はどんな味がするだろういつも読んでいる文は少し渋めの暗い味文はその人を表し文は人生の影女は文を食べるその人生にある時間と経験を日に当てて滲ませた味を喜ぶ人知れずもくもくと人知れずささやかに
2022年5月18日 18:15
木が揺れている遠くに見える樹が 揺れているザワザワギシギシ聴こえるはずの無い音が聴こえるその揺れを見ると思い出すあの女(ひと)強きひと そして 弱きひと人は多くの自分を持つあの時は剣を持つ武人雄叫びが 森に響くと 木々が揺れる草木に風が這う 風が鳴く守り人剣には多くの血が流れた時がある彼は その時を思う時 心に風が吹
2022年5月18日 17:56
師匠!師匠!これ見てくださいよ!その少年は家に飛び込んでくると嬉しそうに私に話しかける彼と出会って何年になるだろう道端で眠る彼に食べ歩きの残りを渡してから彼との縁は始まったいやどこか遠くでも、、その時は少女だった少女は、いつも私の仕事を見ていた幼い顔はいずれ整った細身の面影を有し「師匠」と呼ぶ何度出会っているのだろう我が苦悩も我が喜びも
2022年5月18日 17:43
わたしは 水色の世界にいる眠りについた わたしは遠き時 その場所にいたその水色は 風のようであり ゼリーのようでもあり甘い香りがしたわたしは、いつも満足げわたしは、いつも幸せそこにいるある時赤い一滴それは、少しずつ世界に広がるまた、一滴それは、わたしに集まり新たな肉体と言うものを作り始めたそれが出来上がるころわたしは、水色の世
2022年5月18日 17:04
一言紡ぐ、言葉(ことのは)の 甘き夢見る、このうつつ多くの時巡りて、ここに立つ冬が終わり春がはじまりの日赤き花その花はこれから咲き誇る 愛の日々をささやくように この部屋で咲いていたいつものように 圧縮された 時の言葉を話していたその部屋に 馴染みの一人が女性を連れてきたその声は 風に舞う花びらのように 部屋に広がる彼女と話した瞬間 脳に響き
2022年5月13日 20:10
愛おしさは 心に吹く風あなたを想い 吹く風は 何色わたしの心に浮かぶ あなたへの想い それは 何色二人の愛は この世に広がる 繋がりの糸紡ぎ出された形は 人を魅了する二人の愛は この世に広がる 優しき風奏でる音は 人を癒す大空に広がる人の想い 二人の愛が織りなす 虹色の世界風に揺れ 心に香る愛おしきあなたに 愛される
2021年11月16日 18:01
恋しく想う君の姿ハートは知っている二人の繋がり心は呼んでいる君の名なんどもなんども会えない時もハートは知っている魂の繋がり心は泣いてる会えない気持ち心に描く君の姿花のようにほころぶ君の笑顔ふたりの心が喜ぶ瞬間まばたきも出来ない君との時を今も生きている魂が回す運命の輪ゆっくりと回すふたりの心