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ボトムアップをベースとした立ち位置から、職場や組織で働く人が幸せになるように研修プログ…

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ボトムアップをベースとした立ち位置から、職場や組織で働く人が幸せになるように研修プログラム開発や講座設計、講師養成、ファシリテーション、未来を構想して対話がうまれる場づくりなどを行っています。 また他の研修講師の方の講座づくりやオンラインスクールのコンサルティングも行っています。

マガジン

  • 時間切り売りビジネスから脱却するビジネスモデル構築

    働く時間に応じて収益を上げるビジネスから、知識や経験を体系化した商品を作って自動で売上を上げるビジネスモデルを構築したい人に情報をお届けします。

  • ボトムアップをベースとした組織風土改革

    ボトムアップで組織のあり方や働き方の変革について興味がある方にむけて、実践をベースに必要な情報をお届けします。

  • 電子書籍出版までの道のり

最近の記事

50代向け講座を作る前に必要になる「やる気が引き出される環境」づくり

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 50代向け講座を作る前に必要になる やる気が引き出される環境づくり ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ぼくがいま新たに挑戦しようとしているのは 50代向けの講座づくり     この講座構築の 難易度は高いと感じていて   はてさて どう構築していけばいいもんかなと ここ数カ月間、考えを巡らせています。 なぜ50代向け講座を 作ろうと思ったのかというと そもそもぼくは トップダウン (組織が示す方向性に従った組織づくり

    • 研修講師のバトンを後輩に渡すことで生まれるもの

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 研修講師のバトンを後輩に渡すことで生まれるもの ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 新入社員の人たちが 入社してから抱く想いは 仕事で早く一人前になりたいとか 先輩の足を引っ張らないようにしなくちゃだとか そういった 前向きな気持ちを感じます。 その反面で 思い描いていたとおりにはなかなかうまくいかなくて 会社をやめたくなったりして ネガティブな感情もついてまわってしまうことも あったりします。 もうかなり前のことに

      • 学生たちに恥じない社会をみせるにぼくがまずやることは「これからの組織の在り方」について書いていくこと

        学生たちからみて 働く大人たちに幻滅してしまうのは   「やりがいは何か?」という問いに 即座に答えられなかったり     仕事の負荷がこれ以上増えないように 辛い状況をアピールしている働き方を みたときなどで      その文脈にあるのは どうも「企業で働く大人たち」のように ぼくは聞こえた。   いまの学生たちが目指すはたらきかたは 地域のためになることや 人と人とをつなぐこと、 人のために貢献できることで 彼ら学生たちからしてみたら どうもそれは 大きな企業で

        • 企業研修を作るときは、仮説をたててから研修を作るようにしています

          企業研修の組み立て方は 人それぞれあるのだと思いますが、 「ぼくの場合は」ということで書いてみたいと思います。 企業が研修をやる目的は もちろん会社視点でいえば ・売上をあげたいから ・生産性を上げたいから ・品質をよくしたいから ・プラント力を上げたいから   などなど 理由は挙げられると思います。 ただ、ぼくとしては 会社視点と社員視点と それぞれの視点や思惑を踏まえた上で 講座を作るように心がけています。 会社視点だけで講座を構築すると 社員の受け取り方として

        50代向け講座を作る前に必要になる「やる気が引き出される環境」づくり

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          1本
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        記事

          一般向け講座と企業研修の作り方の違い

          一般向け講座を作るときと 企業研修の企画を作るときとで 違いは様々あるのですが 講座を作るとき 「どこから考え始めるか?」の 違いについて書いてみたいと思います。 ぼくはオンラインスクールの コンサルタントとして 2017年から活動を続けています。 相手の方はたいてい、 一般向け講座を作る方がほとんどで まずは、「お客様の困ったこと」を起点に 講座を作ることがほとんどかなと思います。 例えば、  ・疲れやすい身体なので、   疲れにくい身体になりたい  ・楽譜が読

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          50代にリスキリングプログラムをどのように組み込むかを考え中です。

          これまで私は イノベーションを生み出し続ける組織をつくるために、 組織改革をかれこれ8年間ほど 行ってきました。 その手段として、 「研修」を組織に取り入れています。 新入社員向け、5年目向け、次世代リーダー向け、DX人材育成向け、OJTトレーナー向け、管理職向け、部長向けとプログラムを構築。 より広く、より深くなるように じっくりと時間をかけて 8年間かけて毎年新しいプログラムを 作りつつ、 継続するものはひたすら改善を重ねて 取り組んできました。 来期は、50

          50代にリスキリングプログラムをどのように組み込むかを考え中です。

          久しぶりに大人数対面講座のファシリをしたときに気をつけたポイント

          久々の対面60名のワークをやりました。 半年間、月一回の連続講座を 開催しているのですが、 (DX人材育成のプログラム) ここまでずっとオンラインで 開催してたこともあり、 その反動からか 対面での開催はとても熱量高く 有意義な時間になったように思いました。 ぼくは、ここのところ 講師で立つことも ファシリテーターとしてたつことも 久しくやってこなくて 講座の構築やながれ、 課題の設定など 組織や職場へのインパクトを どう産み出すかを考えていました。 ただ今回は ど

          久しぶりに大人数対面講座のファシリをしたときに気をつけたポイント

          企業が個人の理想のワークスタイルを実現していくには対話時間が必要

          ライフスタイルを決めてからワークスタイルを決める 自分の理想の時間の使い方や過ごし方を考えること、自分の価値観を尊重した人生の過ごしかた。 会社員としてはそこに選択の余地がなく、考えることもあまりしてこない状況が続いていたけれど、コロナ禍で働き方に選択肢の幅が広がり、生き方や働き方を考える人も増えてきているように見える 元々は雇用契約の中では働く場所や時間が記されていてそこで合意したから会社員として働くことになっているのだと思うけれど、世の中の流れとして、「個人が望んでいる

          企業が個人の理想のワークスタイルを実現していくには対話時間が必要

          電子書籍出版への道②発信したい気持ちと知られたくない気持ちの葛藤を少しずつ解きほぐしていく

          電子書籍というか、本を書きたいと思ったのは初めてではなくてこれまで何度もそう思ってきました。もちろん、本を書くということは目的ではなく、「自分の経験したことを必要としている人がいたらそれを届けたい」という気持ちからで、本に限らず自分なりに講座にしてみたりブログを書いてみたり、色々と試してきました。たしかFC2というのからはじめ、アメブロ、ワードプレスで自分のホームページを作ったりしたけど、ある程度書き進めたら、全部消して。作っては全部消して。いったい自分は何をしたいのだろうと

          電子書籍出版への道②発信したい気持ちと知られたくない気持ちの葛藤を少しずつ解きほぐしていく

          電子書籍出版してみることにした

          電子書籍出版までの道のり 会社員として働きながらおもっていたことは 「もっと一人ひとりが自分らしく働けたらいいな」ということ。 そして、それは「組織の中にいてもできる」ということ信じて、自分自身の働き方を試行錯誤しながら改善を繰り返しています。さらに、他の人たちも、「組織にいながら自分らしく働く」ための環境とは何か、どのように作っていったらいいか、という研究をして、実践し続けています。 研究すればするほど「組織」ってものはけっこう厄介で、「自分らしく働く」ということが難

          電子書籍出版してみることにした

          検索すれば学びの機会に溢れる時代の中であえて企業研修をする意義とこれからのあり方とは

          インターネットで検索すれば情報はすぐに出てくる 自分が身につけたいスキルや知識はそこにある どれを選ぶかは個人の自由 その中で企業おける全員参加型の研修はそれらの意向を無視しているのかもしれない。 けれど、社会人の学習についての情報を調べてみると平均して1日6分というから驚きだ。 もしも学習意欲の高い人たちの集まりならば企業研修などはもしかすると不要なのかもしれないが、そうではない一面もあるとぼくは考えている。 これからの企業研修は単純な知識のインストールという枠組みを

          検索すれば学びの機会に溢れる時代の中であえて企業研修をする意義とこれからのあり方とは

          いい職場を作りたいということを声にだせずにいる方へ

          「お互いの存在を尊重できる職場を作りたい  理想はまだまだ遠いけれど  諦めずにコツコツと続けて行きたい  もしもその気持ちがしぼんで  いつしか諦めなくてはいけなくなったら  きっとそれは、  私はこの職場を  辞めるときなんだろうと思う」 企業研修として 関わらせて頂いていると   講座中は明るく立ち振る舞い 真剣に取り組んでいる その心の奥で 「この職場を、  この会社をなんとかしたい」 そんな熱い気持ちを持った人と出会う その想いは いつしかぼく自身が

          いい職場を作りたいということを声にだせずにいる方へ

          「いまいる場所から離れて働きたい」と言う人対して研修講師のぼくが思うこと。

          「研修がきっかけで、人生を考えなおして、会社を辞めることにしました。」 「一年後を描いてみたり、同期の話を聞いたら、やっぱりこのままやっていけるか不安になりました。」 キャリアに関する研修をしていると 受講者の数人から こういったことをぼくに直接報告してきたり、 人づてで聞き付けることがあります。 それを聞くタイミングは 研修のすぐ後だったり 少し時間が経ってからだったり。 今日は、そんなことが 立て続けにありました。 ぼくが研修を行いたいと思うのは、 「会社の中

          「いまいる場所から離れて働きたい」と言う人対して研修講師のぼくが思うこと。

          変化の激しい時代に生き残るために必要な「起承転結人材のタレントマネジメント」

          物語に起承転結があるように 組織が変化していく様子をはじまりからおわりまでを物語としてとらえてみると「起承転結」があるように見える そしてその物語を作り出している人は 一人ではなくて 複数人が物語をつむぎながれていく様子がみえてきて よーく見てみると、 人のタイプに起承転結それぞれあることに気づかされる。 どんなタイプかをざっくり書き出してみると、 「起」タイプの人はいままでにない発想をもっていたり、社内外をよく行き来していて、世の中の動きを察知して、「うちの会社は

          変化の激しい時代に生き残るために必要な「起承転結人材のタレントマネジメント」

          オンライン研修のサポート役に求められる10のこと

          コロナウイルスの影響もあって 2020年3月からzoomやteamsなどの研修が かなり増えました。 講師役として開催することもあれば サポート役として関わることもあります。 オフライン(リアル)研修で 講師がカバーできる範囲と オンライン研修での それの範囲とで違いがあります。 オンライン研修だと 様々なトラブルがあったりするので 参加人数にもよりますが サポート役は必要。 どちらも経験してみて ぼくなりに思う「サポート役の役割」を 書き出してみます。 サポート

          オンライン研修のサポート役に求められる10のこと

          10年間やって思う講師やファシリテーターの役割とは?

          ぼくが講師やファシリテーターになったのは いまから10年前のこと その頃は、 人前で話すのはとてもイヤだったこともあり 別に講師やファシリテータに なりたくてなったわけでもなく それしか方法が思い付かなかったからという ただそれだけの理由だったりします。 2011年ころのぼくは 頑張って働いてもどうにも 「幸せ」だとか「嬉しい」とかいう感覚には なかなかなれませんでした。 頑張れば頑張るほど そこから遠ざかっていく、、、 ふと横を見ると後輩や同僚も 同じ負のループ

          10年間やって思う講師やファシリテーターの役割とは?