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いい職場を作りたいということを声にだせずにいる方へ

「お互いの存在を尊重できる職場を作りたい
 理想はまだまだ遠いけれど
 諦めずにコツコツと続けて行きたい

 もしもその気持ちがしぼんで
 いつしか諦めなくてはいけなくなったら

 きっとそれは、
 私はこの職場を
 辞めるときなんだろうと思う」


企業研修として
関わらせて頂いていると
 


講座中は明るく立ち振る舞い
真剣に取り組んでいる


その心の奥で


「この職場を、
 この会社をなんとかしたい」


そんな熱い気持ちを持った人と出会う


その想いは
いつしかぼく自身が抱いていた
感情でもあるからなのか


そんな人を放っておけない気持ちに
ぼくは掻き立てられる
 

諦めて声を上げることから逃げて
目の前の仕事をやっていれば
そんな葛藤を感じずに済むし
 


上司や同僚とぶつかったり

職場の人たちから
心の距離を置かれてしまうと
感じなくて済むのかもしれない

自分さえ我慢すれば・・・

自分さえ大人しくしていれば・・・

それとなく仕事はまわるし
問題も起きないのかもしれない


でも・・・

それでも・・・

何よりも自分の心を
自分で押さえつけているときほど
苦しいものはないようにも思う

「本当はこうあるべきだ!」とか
「自分だったらこうするのに!」とか

心の奥で
信じるものがあって

その心の声を


その想いを


自分が自分を押し殺し
自分を裏切った先に
待ち構える未来は

きっと後悔しかないのだろうとも
直感的に気がついていたりもする。

だからといって

具体的に何から始めたらいいのか
分からず不安にさいなまれるし

一歩踏み出すことで
迎え撃つ未来にも怖さを感じ

なかなか前に進めない
自分がもどかしくも感じる
 

頼る人もいない
理解してくれる人もいない


かつてのぼくは
そんな気持ちをぐるぐると


同じところを
何度も何度もまわっていた

だからこそぼくは

かつてのぼくが抱いていた感情と
似たような状況にいる人をみると


放っておくことなど
できやしないんだと
改めて気付かされる


それでも恐れず声に出してみる

自分だけが
抱く感情なのかもしれない

こんなこと言ったら
迷惑がられるかもと
思うのかもしれないけれど
 

中にはやっぱり
思いに共感してくれて

理解してくれて

同じように悩んでいる人はいる

お互い声に出さないから
お互いがそれぞれ孤独を感じて

ぐるぐると
考え込んでいるのかも知れない

大声をあげる必要はなく


そっと、 
まずは隣の
分かってくれそうな人に
話をしてみるところからはじめてみる

「自分の想いを
 言葉に出して
 人に伝えてみる」

それが
まずやるべき
最初の一歩なのだろうと

ぼくは思うから。


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