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久しぶりに大人数対面講座のファシリをしたときに気をつけたポイント

久々の対面60名のワークをやりました。
半年間、月一回の連続講座を
開催しているのですが、
(DX人材育成のプログラム)

ここまでずっとオンラインで
開催してたこともあり、

その反動からか
対面での開催はとても熱量高く
有意義な時間になったように思いました。

ぼくは、ここのところ
講師で立つことも
ファシリテーターとしてたつことも
久しくやってこなくて

講座の構築やながれ、
課題の設定など
組織や職場へのインパクトを
どう産み出すかを考えていました。

ただ今回は
どうしてもぼく自身が
こだわる部分があったので
久しぶりにファシリテーターという
役割をもって講座に望みました。
 

講座を組み立てるときのこだわり

今回は、参加者どうしが
DX戦略(デジタル技術を使って、変えたい事業や業務)のアイデア出しをして
チーム編成をするという
大事な回だったこともあり
こんなところを注意してみました

 ・消化不良をおこさない
 ・スムーズな進行
 ・納得感のあるチーム編成

▼消化不良を出さない
講座の中で言う消化不良とは
・自分の伝えたいことが十分伝えきれない
・相手の伝えたいことやその背景を聞ききれない
・そもそも自分自身がやりたいことが明確ではない(アウトプットしたときモヤモヤする)

だと思っていて
・そのための十分なアウトプット時間
・他の参加者の意見を聞き切る時間をつくること
・事前の課題から時間を取って
「DXで何を実現したいのか」を事前に提出してもらう
・teams内で共有し、リアクションをうながすことでお互いのアイデアを知るきっかけをつくる

などなど工夫してみました

▼スムーズに進行をつくる要素
・ファシリの質問の意図が伝わること
・ファシリのワークの流れの全体像が見えること
・グループワークで、参加者がいま何に取り組むべきかわかりやすく明確になっている。
・適切なフレームワークが準備されていること。
・インプットとアウトプットの時間が最適化されていること。
・事前にファシリができる部分は済ませておく(意見のおおよその集約など)

というところかなぁと
ざっと書き出してみました。

ただ、ぼくの感覚では
何でも準備しすぎず
自主性を発揮できる余白を作っておくことも
大切だと思っていて

既定路線ばかりつくると
少しのことでクレームになりやすくなるし
うまく行かない部分があると
 
ファシリが悪いというマインドになるから
参加者としても講座をつくる主体者としての
意識を持ってもらうことも
大事かなぁと思っていたりします。


▼納得感のあるチーム編成

60人もいたこともあり
全員が納得することは難しいのかも
しれないけれど
 
なるべく納得感を持ってもらうために
こんなことを意識してみました。 
 
・参加者自身のやりたいことと類似している人に集まってもらい、対話の時間をつくる
・「共感」と「違い」を認識し整理してもらう
・グループで何に取り組むか、それはなぜか、どんな良いことがあるのかなど、いったんアウトプットしてまとめる
・他のグループの様子を見に行き、どんなことをしたいのかなどを聞き出して、参加者自身の中にあるズレを整える時間をつくる
・時間を取りつつ、チームを決める
・そもそも「今日はチーム編成する日」だということを2ヶ月以上前から伝えておく

ということを今回は意識しながら
組み立てて見ました

終わったあとの懇親会で
いろいろ聞いて回ったけど
おおよそ「しっくり来た」と
言っていたからだいじょうぶかな。
 
後日アンケートでも
確認してみようと思います。

講座の設計は準備が8割

やっぱり事前の準備が8割くらい
対面なら残り2割は臨機応変に対応できるけど、
オンラインの場合は準備が9.5割くらいかな。
 
今回は楽しかったといえば
楽しかったけれど
たまにでいいかな。
 
ファシリをやってみたいという人に
その場を提供して
実践してもらうプロセスに関わる方が

最近はぼくは楽しく感じるし
組織としていい循環が
うみだされているような感じになるので。

今日は久しぶりに
書いてみたくなりました。
また気が向いたら書いてみようかなと
思います。


 

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