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50代向け講座を作る前に必要になる「やる気が引き出される環境」づくり

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50代向け講座を作る前に必要になる
やる気が引き出される環境づくり
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ぼくがいま新たに挑戦しようとしているのは
50代向けの講座づくり
 
 
この講座構築の
難易度は高いと感じていて
 

はてさて
どう構築していけばいいもんかなと
ここ数カ月間、考えを巡らせています。

なぜ50代向け講座を
作ろうと思ったのかというと

そもそもぼくは

トップダウン
(組織が示す方向性に従った組織づくり)
ではなく

 
ボトムアップ
(個人一人ひとりが向かいたい方向性重ねた組織づくり)がしたいと思ってます

一人ひとりが持つ
可能性の中に光があって
  

それが組織として機能した時に
輝きが放たれると思っていて
 

そんな組織づくりは
ただのいち会社員のぼくでも
できることを示したい。

50代の方たちも例外ではなく
アプローチしていきたいなぁと
おもっていました

そこへ、オファーが来たということもあり
本格的に考え始めました。

▼これまでのぼくの講座の作り方
 

ぼくは新入社員研修から
部長向け研修まで

11種類もの講座をつくってきています
(今年はDX人材の実践バージョン)

これまでの講座の作り方としては
ありたい人材像を描き

現状との差を明確にしていく過程で
講座ができてきました。
 

その過程の中に「ヒアリングする」が
含まれているのですが

彼らからの
・困っていることや問題になっていること
・こうなりたい、しりたい、つながりたい

という想いに触れると

「理想に向かうために必要な要素」が
見えてきて

その中から

・受講者が必要としているもの
・受講者に必要なもの

 
を抽出して
受講者がすんなりと入るように工夫して
並べ替えています。

そうやってできる講座には

受講対象者の
「成長したい」
という欲とリンクしているように感じます。

ですが、

50代向けに講座を作ろうとしたとき
「成長したい」という欲は
あるのだろうかと疑問に思ってしまいます。

そこにはぼくの偏見も
あるのだろうと思うけれど

実際に、
ぼくの職場にいる50代の方に聞いてみても

 
「そういう余計なことは
 あまりやりたくないなぁ」とか

「いやいや自分はいいから
 そういうのは若い人にやってあげて」と
 

返ってくるばかり。

ここでぼくは
いったん煮詰まってしまいました。

 
 

▼ぼくの講座づくりのクセを観察する

ぼくは講座を作る創るときは
受講者に寄り添ったものを
つくりたいなぁと思っています。
 

ぼくののエゴを押し付けるような
講座は作りたくないので
ヒアリングや観察が先。

受講も基本的には挙手制
(受講したいと言った人が受けられる)
にしています。

意識しているのは
受講者の内側から湧き出るやりたいことを
中心に考えてきました。

でも、そこに
どうやら落とし穴があるんじゃないかと
おもい始めていたりもします。
 

▼50代がやる気になる環境とは?

これはまだ仮説でしかないという
前提で書かせてもらいますね。

50代の方たちに
「何を実現したいか?」という

内側から湧き出るやりたいことを
聞いてみてもなかなか難しい。

だけど、
50代の方たちは
まわりから期待されることに対して
応えようとした時に

その対応力でやる気が
引き出された世代なのだろうと
思いました。
 
 

50代の方たちは 
世の中が急激に発展・成長していく中で

24時間闘えますか?という
時代のど真ん中で働いて来られた世代
 

そこには
「個人のやりたいこと」

よりも

「組織のやるべきこと」

が常に優先されていた。

だから
「やりたいことは?」という問いには
なかなか答えるのが難しいのかもしれない。

 
もしかすると会社側から
「50代に期待すること」として

「あなた達にしかできないから
 やってほしい。
 経験値を財産として残して欲しい」と

テーマを設定した上で
役割とそれを実現する場があれば

期待に応えようとする
エネルギーが内側から引き出されて
いくのかもしれません。

 
ぼくのこれまでの講座づくりの
アプローチとは逆で

 
テーマ設定はトップダウンなんだけれども
そこに個人の動機を引き出す環境づくりをすれば
良いのかもしれないなぁと思い始めています。

このことに気がついて
ようやく最近になって

50代向け講座の
突破口が見えてきました。

この仮説検証には
時間がかかるかと思うけれど

スピード感をもって
取り組んでいきたいと思います。

 
 
何かわかったら
お知らせしますね。


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