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電子書籍出版してみることにした

電子書籍出版までの道のり

会社員として働きながらおもっていたことは
「もっと一人ひとりが自分らしく働けたらいいな」ということ。


そして、それは「組織の中にいてもできる」ということ信じて、自分自身の働き方を試行錯誤しながら改善を繰り返しています。さらに、他の人たちも、「組織にいながら自分らしく働く」ための環境とは何か、どのように作っていったらいいか、という研究をして、実践し続けています。

研究すればするほど「組織」ってものはけっこう厄介で、「自分らしく働く」ということが難しくなる落とし穴というか、罠みたいなものが多いことに気が付かされる。

業績を上げることは大事だけど、数字にとらわれすぎると、手段にばかりフォーカスが行きやすくなって、お互いの気持ちとか、人それぞれの資質とかをなおざりにして、「こういうときは、こうすべきだよね」と、他人に厳しくそして自分に厳しくして、結果的にお互い疲弊してしまっていたり。
上司部下の関係とか、育成の仕組みとか、部署間の縦割りの感じとか、その他にもいろいろある。

「組織」って面倒だなと思うことのほうがおおいけれど、「組織」でしかできないこともあるし、なによりそういう複雑で難しい問題を、社員という立場で少しずつ紐解いていくプロセスを楽しんでいる自分もいたりする。

もちろんそこには、いろんな人が関わるから批判はついてまわる。それでも「組織の中で働く人たちが自分らしく働く環境をつくる」ということが、ぼくのしたいことだし、声を上げれずそれを待ち望んでいる人もいるかもしれないとおもうと、結局ぼくは実践し続け、試行錯誤し続けるしかないのだろうとも。

何かを成し得たかというと、ぼくのなかでは着実に前進してよくなってきている感覚はあるけれど、それでも目に見えてわかりやすい実績めいたもなはない。そんなぼくが発信することに意味があるのだろうかとおもったりもするけれど、もしかしたら役立つこともあるかもしれないし、なにより何も残さない自分に後悔してしまいそうだから、書き残すということをしてみようと思う。

意味があるのか、価値があるのか。それは今考えてもわからないことだし、出版してみないと分からない。書き方やテーマ設定としての切り口の工夫も必要なのだろうと思う。電子書籍出版はやったことがない。だからこそ挑戦してみようと決めた。

じつは、「電子書籍をだすことを決めた」のは今回が初めてじゃなくて、過去にも何度も「決めた」ことはあった。恥ずかしいけれど「決めた」けれど、発信にどことなくブレーキがあった。本名を使って発信すると、組織につとめながらだから色々と問題が起きてしまうかもと。

だったら「ビジネスネームを使う」、とおもってたけれど、そこにも自分の中で何かこだわりみたいなものもあってビジネスネームを使うことに踏み出せずに何度もいた。だけれども今年になってそのブレーキが外れていく感覚が芽生えてきている。自分の中の心の声がしっかりときこえているうちに、今度こそ書き上げて見たいと思う。今度こそ。

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