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研修講師のバトンを後輩に渡すことで生まれるもの

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研修講師のバトンを後輩に渡すことで生まれるもの
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新入社員の人たちが
入社してから抱く想いは

仕事で早く一人前になりたいとか
先輩の足を引っ張らないようにしなくちゃだとか

そういった
前向きな気持ちを感じます。

その反面で
思い描いていたとおりにはなかなかうまくいかなくて
会社をやめたくなったりして

ネガティブな感情もついてまわってしまうことも
あったりします。

もうかなり前のことになるけれど
この感情はぼくが新入社員だったところ感じたことでもあります。


▼過去の自分に向けて講座を構築する

ぼくは2018年から新入社員への
研修を構築していきました。

その直前の新入社員研修はありましたが
知識を詰め込むだけで
実践的ではなく
単発で終わってしまうもので
これを変えたいと思い、講座を作ることにしました。

ぼくが新入社員だった時のことを振り返り
「こんなものがあったらよかったのにな」というものを
講座という形にし、届けていきました。

 ・仕事全体の流れが見えたらいいな
 ・同期どうしでより深い繋がりができたらいいな
 ・年齢のちかい先輩社員とざっくばらんに話ができたらいいな
 ・仕事でよくつまづくポイントへの対処法がわかったらいいな

そんなぼくの想いに応えてくれているのか
新入社員たちは
必要以上に不安になることもなく

同期や先輩社員とより深くつながり
日々の仕事に対して前向きに取り組んでいるように見えます。


▼想いを循環させる仕組みを作る


先日、新入社員向けの研修の打ち合わせを行ってきました。
講師に立つのは、
かつてぼくが研修をやっていた受講生たち

彼ら、彼女たちが
それぞれの想いをのせて
新入社員たちに講座を届けていきます。

打ち合わせの中で出てくる発言の中にも
彼ら、彼女たちがかつて新入社員だった頃のこと

新入社員たちへ伝えたい想いやメッセージがあって
それを講座の中に散りばめてなんとか形にして
より良い時間にしようと考えている姿をみていて

そしてその先の未来にあるのは
新入社員が成長し、先輩となり
今度は教える立場へとなってく。

その繰り返しが生まれるのかと想像すると
なんとも言えず
いい循環が生まれたのかなと
しみじみ感じてしまいました。


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