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思いつきや雑感

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#音楽

NZFE について_fendoap

NZFE について_fendoap

1.NZFEについてNZFEはNzworkdownさんの音源をfendoapが変換するという手法によって作品を制作する共作プロジェクト。変換を通して変換の手法、課題を考えたりする。
時の崖よりリリースされました:
NZFE:Collecting fragments of our signature
https://tokinogake.bandcamp.com/album/collecting-f

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Nujabes Luv (sic) から小道に入って

Nujabes Luv (sic) から小道に入って

Luv (sic) pt4 (feat. Shing02)に出てくる一節
Retweet the sweetest piece of confection.

retweetという英単語はありますか?

>はい、「retweet」という英単語は存在します。これは、特にTwitterのコンテキストで使われる言葉で、他のユーザーが投稿したツイートを自分のフォロワーに再共有する行為を指します。この単語は

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Plain Music: Exploring Methods and Conceptsを時の崖よりリリースしました。

Plain Music: Exploring Methods and Conceptsを時の崖よりリリースしました。

fendoapです。
プレインミュージックの探索としての楽曲集、
Plain Music: Exploring Methods and Conceptsを時の崖よりリリースしました。

鳥の中にダチョウやペンギンもいるような、プロトタイプ的にいくつか例を集めてみてから考えたりすると良さそうで、手元の手法を集めてみました。

関連する記事。

>これは矩形波のアナログオシレータ 2~300円で作れる

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ディレイと猫と移動不変性 パラメータがパラメータたり得るということ

ディレイと猫と移動不変性 パラメータがパラメータたり得るということ

画像の中に猫がいるかどうかということを考えます。例えば下のような画像をイメージします。

猫が画像のどこにいても猫がいるかどうか識別できます。猫がいる位置は様々です。猫がいるかどうかは猫がどこにいるかという位置に関係しません。このような特性を移動不変性と言うらしいです。

位置というものが判別のパラメータとしては影響しないということです。

音楽の場合、猫のような移動不変性があるかを考えるとあまり

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プレインミュージック(Plain music)について

プレインミュージック(Plain music)について

fendoapです。

プレインミュージック(Plain Music)という分類についてのメモ 
 

これは矩形波のアナログオシレータ 2~300円で作れる。矩形波 回路とかで調べると出てくる。これは単音のビープ音しかならないけど、レゾネータとかオクターバーとかで重ねたりリバーブなんか掛けたりするとドローンサウンドになっていい感じになった。すごくシンプルな音源?音源とも言えないかもしれない。でも

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ノイズボックスの自作 Noise box それからPlain music

ノイズボックスの自作 Noise box それからPlain music

ノイズボックスについて

fendoapです。ノイズボックスという楽器があることを知って作ってみました。 ノイズボックス。アンビエントボックスとかの名前の楽器です。

木箱だったり、缶の箱だったりにピエゾ素子やピエゾピックアップを付けて音を拾う楽器です。DIYのハードルが他の楽器に比べ低く、低価格で作成できそうです。ダイソーで入手した木箱で作ってみました。音も面白く、電気楽器であるためエフェクタと

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プレインミュージック(Plain music)について2

プレインミュージック(Plain music)について2

fendoapです。最近なんとなくPlain Musicという分類を考えています。

プレインミュージック(Plain Music)という分類についてのメモ

一つ目

>プレインミュージック(Plain Music)という分類を考えている。名前は変えるかもしれない。プレインミュージックはポジティブな意味でシンプルさや簡素な制作手法、再現しやすさや平易さ、質素さ、しょぼさ、親しみやすさなどを特徴と

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音楽と部品と全体 シンセ puredata bytebeat

音楽と部品と全体 シンセ puredata bytebeat



還元主義とホーリズム

全体は個別の総体以上もしくは全体は個別の総体でしょうか。個別の部品に分解していけば全体を理解できるという考え方を要素還元主義というようです。逆に全体は個別の部品の総体以上だとする考えを全体論、ホーリズムというようです。

厳密な意味からやや外れて還元主義⇔全体論的な方向性という二つの軸を考えます。還元主義はイメージできる、想定内の出来事、理解できるもので物事を構成する。

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Suno AIに人工言語、架空言語で作られた歌詞を投げてみる。

Suno AIに人工言語、架空言語で作られた歌詞を投げてみる。


Suno AI

Suno AIは歌詞を投げると音楽を作ってくれます。英語や日本語なら発音が分かりますが、発音がわからない言語ならどうなるんでしょうか? どうにか発音しようとする? ちょっとやってみました。

架空言語の作成

まずChat GPTで架空言語を作成してもらいます。単語をとにかく作成してもらいます。500語ほど作成してもらいます。

文法と例文を作成してもらいます。

名前を決めて

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ひとつだけがあってそれから

ひとつだけがあってそれから

ひとつだけがあって。

ひとつだけがあって遅れて戻ってくる。ひとつづつ増えていく。あるところまで行ったらくるっとひっくり返って戻る。

もっと離れてそれから戻ってくる。戻ってきたらまた離れていく。
距離は時間。

同じようで違う。少しずつ違う同じもの。

ひとつだけがあってそれから音になる。

大アリクイクイは小さいか。FMシンセと再帰性 構造

大アリクイクイは小さいか。FMシンセと再帰性 構造



新しい生き物 

 アリクイを食べるアリクイクイという生き物がいると仮定すると面白いです。大アリクイは大きいですが、大アリクイクイは大アリクイを食べるのかアリクイを食べる大(アリクイ)クイなのか、もしくは大きいのはアリであって(大アリ)クイかもしれない。大アリクイクイは小さいかもしれません。
 同じようにフンコロガシコロガシという生き物がいると仮定するのも面白いです。フンコロガシを転がします。

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出来上がって作る、配列と楽器 など

出来上がって作る、配列と楽器 など



出来上がってから作る 

bytebeatや Maxforliveでは一旦音や出音を完成させてから、中身を作り直すことが少なくありません。結果が分かってからプロセスを作り直します。
より短い記述だったり、CPU負荷の小さい方法だったりにするために出力や音を変えずに中身を書き換えます。

ともかく一旦結果や方向性が確定してから作るという事が良くあります。

鶏が先で卵があと

 鶏が先にあり、あ

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音の形を聴くこと、音源と文脈、矩形波とロードムービー

音の形を聴くこと、音源と文脈、矩形波とロードムービー



中間点の文脈

前の記事で作ってから作るという事を書きました。

完成系からルートを作るような感じです。ある2点間をあらかじめ決定しておいてルートを決めるのに似ています。目的地と出発点が決まった後で何らかの行動をするというのはよくあります。移動ではルートを検索します。

目的地に着くという事ではなく

ロードムービーは中間点を描くものかもしれません。

ファスト映画は短絡するものかもしれない。

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