我慢や忍耐の連続は美徳でもなんでもない
どんな人でも
ツラいこと、苦しいことはあります。
言葉にしない、態度に出さない人は、素直にエラいと思います。
そうすることで、パンクしてしまう人は、言葉にして、態度に出してもいいと思います。
因果応報
この題材について残しておこうと思った経緯をちょっとだけ。
高校時代、数ヶ月間の引きこもり(不登校)
大学生から社会人の間にお付き合いしていた方が鬱になる
会社に入ってから同期が、後輩が、鬱になる
数年前、とある事がきっかけでIBS発症
様々な人間関係を経てきて、少しまとめておこうと思って。
自分も周りも我慢して耐え続けると身を滅ぼすと実感を得てから「わがまま」を言いながら「全うする」ことで出来る限りバランスを取ってます。
理解されないこともしばしばあるけど、これはこの世に生きるためだと自己完結。
自分が何かしてしまったのかも知れないとして、それでも相手に嫌悪感のようなものがあるのなら自分が反省すべき点は反省し、あとは無理に拭わず、心の思うままに距離を計り直していく。みたいな。
その方法が「戦う」でも「逃げる」でも「向き合う」でも、いっそ「関わらない」でも選択していいんじゃないかと。
否定はしないけど肯定できない時にどうするかは自分次第。本当にツラいですよね。
打開策も見つからなくて、それでも生きてる人はあちこちにいて、すれ違った知らない誰かも、何か抱えて生きてるかも知れません。
何か返ってきてる感覚があるなら、それは自分が行ったことの一時的な結果。ツラいと思うこと、苦しいと思うことなら、そういうこと。
そこから先に、短時間でも長時間でも、その選択をして良かったと思う方に歩くのみ。
無理に変換しない
相手の都合のいいようにするのは違うけど、自分の都合を押し付けるのも違う。
自分から何もしてないのなら嫌な気持ちを継続させないためにどうするか。その選択肢を否定する権利は誰にもないと思います。
興味のない人に、興味がある振りをしてたら身が保ちません。八方美人に向いてる人ってそんなに居ない気がします。
微力でしかなかった
自分でも、他人でも、心にある「大切な人」を大事にしたい。
個人的な話をすれば、周りからは「自己犠牲の人」という認識を割と強く持たれていますが、至ってそんなつもりがなくて。
不登校の理由は、いじめや学校に行く理由が分からなくなったという世にありふれた物でした。
友人が救ってくれて復帰でき、彼女達には感謝しかないし、今生きてるのもあの時の彼女達のお陰だと思います。恩返しなんて何も出来てないけど、何か返せるタイミングがあれば返したい。
当時、鬱になった彼氏。彼の地元の友人が彼を助けてくれていたし、自分も仕事に追われていたから、何か出来たかと言われたらほとんど役には立ってなかったと思う。
自分を取り戻して、夢を見つけてくれた時に別れを切り出したのが彼に対して出来た唯一の事だったかも知れない。負担になるより身を引くことが、彼への最大の感謝を示せたことだと思う。そのくらい好きでした。
職場の仲間が鬱になった理由は幾つかあれど、自分が退職してからの方が時間を作って会いに行ったり、話を聞いたり出来ていた。自分の事でも精一杯だったけど、大切な人達が苦しんでいる環境は知っていたし、そうなる前に手を打てなかったことへの自分への怒りもあったけど。救えるなんて思ってなくて、手助けになれれば良かった。ある意味、自己満足だったのかも知れないけど。
今ここ。2~3年前に経験したことのない症状を自覚して、ストレスなのだろうと思い当たる節があった。
「あ、これは無理なやつだ。自分の力ではどうにもできないやつ」だと分かって絶望。
そして誰かに救ってもらえることはないし、身内に理解も協力もされないことも瞬時に理解。我儘だろとしか思われないやつ。だから、IBSとも付き合っていくことを飲み込んだ。
本当にちっぽけなチカラしか持ってないらしい。
耐えることに慣れた時
泣けなくなる。
感動作品や、今まで嗚咽するまで泣けたことに涙が出なったり。一筋涙が流れたらいい方で。
感情バグが起こると、色んな事に対して「どうでもよくなる」んです。淡々と、ただ淡々と「ふーん」くらいにしか思えなくなるんです。
苦しいと、ツラいと、悲しいと思えてる間は泣けるから大丈夫。バロメーターの一つ。
こんなの、いいことではありません。
心と体は不健康なままです。
耐えることに慣れてしまったら、他人のせいだけにするのは違うけど自分のせいだけではないと思えると、少し泣けます。
現状と注意喚起
食生活、睡眠、体調の不調は続いてます。毎日どこかしら、何かしらの症状と付き合ってます。
我慢しなくてもいい人、耐え抜く必要もない人は、今すぐその場から離れてください。そうでない人も、チャンスがあったら掴んで逃げるなり離れるなりしてください。
自分を労って、自分を褒めてあげてくださいね。
その方が美徳です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?