②子どもの不登校からサンタさんになれた話(チャリティーサンタ編)#53
前回、子どもの不登校について、
どうやって「課題を分離」していったのかの話をしていきました。
↓↓1話目はこちら↓↓
https://note.com/yoshihiro1126/n/ne9a6b83a5ba1
今回は、それでも受け止め切れなかったストレスや葛藤を、クリスマスイブに子どもたちにプレゼントを届けるサンタのボランティアに向けて解消していった話です。
忘れもしない4年前のブラックアウト、胆振東部大地震の日の前日、僕はとある集まりに参加していました。
「美瑛町の未来を妄想する会」という、美瑛町のことが好きな人が集まる会でした。(別に怪しい会ではありません。)
今までになかった、町民同士のタテではない関係。
ヨコとナナメの関係作りをして、町が活性化するようにと
町の活性化協会にyahooから出向で来てくださっていた
「佐竹 正範」さんが主宰してくれている会でした。
今は地元、福井県のDMOにて、新たな活躍をしています。
前述していた通り、無力感と憤りから自分の自己有用感や自己効力感を得たいと知らず知らずに活躍の場を求めていた僕は、その会合の中で、
「美瑛町にサンタさんが山ほど現れたら、とっても素敵だと思わない?」
との問いかけに心くすぐられ
団体の活動を紹介するYouTube動画を見た後に、
「チャリティーサンタっていうNPO法人があって、美瑛町に支部を作りたいんだけど、誰か支部の”代表”をやってもらえない?」
と、佐竹さんがいった言葉に、僕はもう手を挙げていました。
その場に参加していたのは、初めてのことで、
その場で出会った人たちも、僕は全員が初めましての人でした。
でも、今では全員がかけがえのない仲間だと思っています。
今でも、参加していた自分の幸運にあの日、
会に参加させてくれた妻に感謝しています。
その後、12月24日に向けて怒涛の準備をしていくことになるのですが
その時は、そんなこと知るよしもなく。。。
なんだか、自分のライフワークを見つけたような気持ちだけが心を満たし
めちゃめちゃ大変になることなんて、考えてなかった。
「0からの組織作りって大変だ!仲間が足りなーい!」
「サンタさんて何!?どうやってなるの?」
「講習会?え!演技指導?(高校演劇部だったけども、、、)」
「ご家庭とやりとり?子どもの情報?めっちゃ個人情報じゃん!(-_-;)」
「当日のオペレーションは?タイムスケジュールどうする?」
「組分けは?この家庭に見合うクオリティのサンタさんは?」
など、大変なことが100個くらいありました。
でも、その道々のプロがアイディアを出し合い、
「こうしたらもっとよくなる!」「サンタの衣装はこだわっていこうね!」
僕は必死に皆の意見をまとめて、オペレーションに反映しているだけで、
(多くは佐竹さんにおんぶにだっこでしたが、、)
なんとか無事にクリスマスイブを迎えることが出来ました。
本音を言うと、うっかり手を挙げた自分を呪うこともありました(笑)
でも本当に嫌だったら、4年もやってませんからね。
そんなわけで、僕は子供の不登校にて得たストレスや無力感や憤りを
心の防衛反応「置き換え」と「昇華」により、サンタさんになることに
集中することにより、
たくさんの子どもたちの笑顔を作り、
サンタさんになる側にも、心からのサンタスマイルと涙と感動。
地域の皆さんの集まる場所を作ることに成功し、
今でも、常にサンタさんの心を宿すことが出来ています。
今年のクリスマスまであと108日!
今年もやるぞー!🎅🎅🎅
次回は、僕が自分の心を守るために知らず知らず行っていた、
”受け止め切れなかった葛藤をサンタのボランティアに向けて解消”
の部分を心理学から掘り下げて、
「防衛機制」という心の動きについて説明していきます。
③「防衛機制」編
https://note.com/yoshihiro1126/n/nba51cd123770
長文、読んでいただきありがとうございました。