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センスはないけどちゃんとやりたい情報デザイン

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2020年10月の記事一覧

報道写真 産業を経て

報道写真 産業を経て

今日は自転車をこぎ、中央図書館に行きユージン・スミスの本を借りてきました。公害(水俣病)被害を写真で世界に知らせたという意味で、一冊は児童書コーナーにありました。

写真との関わり
産業という側面では、ジョージ・イーストマンのコダック社の隆盛と凋落は、イノベーションのケースとして印象が強いです。手間のかかる湿板から簡易な乾板へという破壊的イノベーション、写ルンです的な新しいビジネスプロセスなど含蓄

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写真家 ロバート・キャパとユージン・スミス の生き方

写真家 ロバート・キャパとユージン・スミス の生き方

あるきっかけから、2人の写真家を比較した文章を書くことになりました。最近よく向き合う「伝える」「編集」について「フォトジャーナリズム」というジャンルなら関係も深いだろうと思い、報道写真家を選びました。とびっきりかっこいい生き方をした2人の写真家「ロバート・キャパ」と「ユージン・スミス」

はじめに写真には事件や人の姿・行動を記録する機能があることから、社会性、社会へのメッセージという側面を持ちます

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報道写真 悲劇に差す光

報道写真 悲劇に差す光

昨日親知らずが痛い中、とぼとぼと街を横断しミナミで1番大きい本屋まで行ってきました。会社のデザイナーに勧められた報道写真家ロバート・キャパの写真集と本を求めて。

写真との関わり

デジカメ買ったことないしインスタやっていないし、写真との関わりはスマホで撮るスナップショットくらいです。学生時代、貧困支援の団体に入っていたことから、報道写真とは少し接点がありました。訪れた途上国の現状を伝える写真展を

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センスはないけどちゃんとやりたい情報デザイン11 プロ

センスはないけどちゃんとやりたい情報デザイン11 プロ

昨日つくった紙面を、意気揚々と社内のデザイナーに見せました。

恵まれた環境
数秒で5.6個ダメ出しされました。確かにそうと思えることばかりで、ぐうの音も出ないとはこのことかと思い知らされました。そしてトップ画像の資料を渡されました。(学べと)

その道一筋30年のクリエイターと一緒に働けていることはほんとありがたいことです。

すごさを知る
講座で合格するレベルと、消費者に見せるレベルって段違い

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センスはないけどちゃんとやりたい情報デザイン⑩ レイアウト

センスはないけどちゃんとやりたい情報デザイン⑩ レイアウト

雑誌の文字組、図版レイアウトのワークに参加しました。

主張は何か
どんなメッセージをもってレイアウトしたのか分かることが大切と教わりました。これはよく分かります。経営でも、力を入れるところ(入れないところ)を決めるのが大事ですし、話でもメインメッセージがないと伝わりません。
今回は、20世紀の日本の短歌や俳句、挿絵などの作者がテーマで、私は特に歌を一番に見てもらいたくレイアウトしました。

フォ

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デザインの通信教育を4ヶ月間200時間続けてみて

デザインの通信教育を4ヶ月間200時間続けてみて

今日はめずらしく対面で授業でした。デザイナーとして働くためのお仕事サイトをWEBで作るというテーマで、僕はシンシア内のバックオフィスデザインという架空の事業を立ち上げた体で制作しました。

トップ画像はそのサイト用で、企画趣旨を会社のメンバーに伝え撮ってもらったものです。法人の仕事を受けるための誠実さが伝わり、堅くもなり過ぎない良い写真だと満足しています。今日の講義での作品レビューでは、この写真が

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