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報道写真 悲劇に差す光

昨日親知らずが痛い中、とぼとぼと街を横断しミナミで1番大きい本屋まで行ってきました。会社のデザイナーに勧められた報道写真家ロバート・キャパの写真集と本を求めて。

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写真との関わり

デジカメ買ったことないしインスタやっていないし、写真との関わりはスマホで撮るスナップショットくらいです。学生時代、貧困支援の団体に入っていたことから、報道写真とは少し接点がありました。訪れた途上国の現状を伝える写真展を大学でしたり、世界報道写真展などが開かれると足を運んだりしていました。と言っても、レンズを向けると微笑みかけてくれる子どもたちが主な被写体であり、大きな写真展に行っても深い考察や影響はなく、ほんと20歳前後に気にした時期があっただけって感じです。


ロバート・キャパ

ハンガリー出身の報道(戦争)カメラマンです。今回初めて知った方なのですが、写真集とエッセイを読みとても好きになりました。報道写真って、画面に黒が多く見ると暗い気持ちになることが多いのですが、彼の写真では白っぽい明るい画面のものが多く掲載されていました。(セレクトされてそうなったかもしれませんが)ぼくはそこに悲劇に指す光を感じました。また、エッセイもどこか喜劇的なんですよね。パイロットたちとトランプをした話とか。彼は「よい写真を撮りたければ近づけ」という名言を残しており、それは物理的な近さと心理的な近さの両方を指すと様々なところで論考されているようです。確かに、トランプするくらい打ち解けている方が、いざというときに近くで撮れそうなものです。もちろん、穏やかでいられないシーンもたくさんあったでしょう。

まとめ

シンシアの仕事で写真は重要なポイントの1つです。ぼくは撮るより見る役割が大きいので、もう少し、写真を見る、カメラマンについて考えることを続けてみようと思います。

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