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夜間.
2023年11月24日 03:26
信号の背中見ると、切なくなる。怖くなる。私、来世は信号機かしら来世くらいには、人間の埋葬も機械が行なっていて、機械が看取ってくれる。そんな感じになってんじゃないかって全部機械に呼び出されて用意される飲食店見て思った。物と目が合う時があって、もしかしたら知ってたあの子は、ここにいるかもしれない。信号の背中、頼もしく逞しい。
2022年9月18日 02:11
否定されるために生きているような心地がする。口をあけて待っているあの子は、何が食べたいんだろう。自分しか自分のことを肯定できないから人の数だけ、わたしがダメだと言われるんだきっと。傷付けられるために生きている自分なんて肯定できない。同じものを食べたということは、あなたとあなたが共犯者という証。傷口が増えるたびに、綺麗じゃなくなっていって、傷付けてもいいってまた思われるんだ。
2022年8月12日 04:20
永遠を残そうなんてするからゴミができるんだよ。真っ赤に溶ける苺のつぶつぶ忘れた君は、その色を赤信号と同じ程度にしか思ってないんだ。潰れたっていいのに、だめだなんて悲観的になってしまうのは、蓄積されたヘタをうまくちぎれなかった思い出のせい。おんなじなんて世界のどこにもないのに、お揃いにしたがるみんなは、おんなじから抜け出したい。おんなじ苺のかき氷を頼んで、おんなじ味をおんなじタイミン
2022年7月13日 23:14
人生は奪い奪われ残りの一人にならないように騙し合うババ抜き残る人への情が消せずに未だ繰り返されるゲーム綺麗に君と私二人で上がるなんてそれは世の中の理想でしょうか何が楽しくて生きてるんだろう楽しいから生きてるんだけど
2022年7月1日 22:21
野菜たちの透き通るような香りは、そこら辺に充満するフレグランスより爽やかでうつくしい香り。 桃を剥きながら何かに似てるなと思った。ベルベット生地だった。僕の持て余す心は、薔薇のように重ねに重ねられた、花びらのような虚無。叶えられない香りのように実体のない、望み。気落ちしたところに、嬉々としてやってくる悪意を持った君。僕の背中は羽の生えない壁。滴って滴って、仕様がない、涙にな