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駄文 da bun

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駄文 5

駄文 5

信号の背中見ると、切なくなる。怖くなる。

私、来世は信号機かしら

来世くらいには、人間の埋葬も機械が行なっていて、

機械が看取ってくれる。そんな感じになってんじゃないかって

全部機械に呼び出されて用意される飲食店見て思った。

物と目が合う時があって、もしかしたら知ってたあの子は、ここにいるかもしれない。

信号の背中、頼もしく逞しい。

駄文4

駄文4

否定されるために生きているような心地がする。

口をあけて待っているあの子は、何が食べたいんだろう。

自分しか自分のことを肯定できないから人の数だけ、わたしがダメだと言われるんだきっと。

傷付けられるために生きている自分なんて肯定できない。

同じものを食べたということは、あなたとあなたが共犯者という証。

傷口が増えるたびに、綺麗じゃなくなっていって、傷付けてもいいってまた思われるんだ。

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駄文3

駄文3

永遠を残そうなんてするからゴミができるんだよ。

真っ赤に溶ける苺のつぶつぶ忘れた君は、その色を赤信号と同じ程度にしか思ってないんだ。

潰れたっていいのに、だめだなんて悲観的になってしまうのは、蓄積されたヘタをうまくちぎれなかった思い出のせい。

おんなじなんて世界のどこにもないのに、お揃いにしたがるみんなは、おんなじから抜け出したい。

おんなじ苺のかき氷を頼んで、おんなじ味をおんなじタイミン

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駄文2

駄文2



人生は

奪い奪われ残りの一人にならないように

騙し合うババ抜き

残る人への情が消せずに

未だ繰り返されるゲーム

綺麗に

君と私

二人で上がるなんて

それは世の中の理想でしょうか

何が楽しくて生きてるんだろう

楽しいから生きてるんだけど

駄文1

駄文1

野菜たちの透き通るような香りは、そこら辺に充満するフレグランスより爽やかでうつくしい香り。 

桃を剥きながら何かに似てるなと思った。ベルベット生地だった。

僕の持て余す心は、薔薇のように重ねに重ねられた、花びらのような虚無。

叶えられない香りのように実体のない、望み。

気落ちしたところに、嬉々としてやってくる悪意を持った君。

僕の背中は羽の生えない壁。

滴って滴って、仕様がない、涙にな

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