『ありえないことだって、無限大だって』
『ありえないことだって、無限大だって』
ありえないことだって、無限大だって言い張って、大木のように構えてやろうと思う。動けないってことが言いたいんじゃなくて、気にすんなって言いたかったの。手鏡で、君から受けた暴論の光線を、残らず全て跳ね返して、堂々として立っていたい。言うだけなら容易いよって、その言葉をそっくりそのままプレゼントするね。一つ一つ、覚えているわけじゃないけれど、強く強く爪を立てながら握り潰すようにして遠くへ投げたいな、僕の人生に必要ないその文句。握り潰せるくら