バカマジメな私が逆ナンで結婚した話♯14
交際は順調だった。
どちらかの家で生活を共にし、ハナキンは二人でBARへ行き、週末は足を延ばしていろいろなところへ出かけた。
しかし、なんでもない平日の朝、急にお腹が痛みだした。
社畜の私でさえ“あれ、今日は仕事を休んで病院に行かなければいけないレベルだぞ”と思うほどの腹痛だった。
心配する宮城さんに『手術とかになったらごめんね』と冗談のつもりで言い、自らフラグを立ててしまった。
そして、私は、また、手術をすることになった。
前回の卵巣の手術から1年経っていないのに、手