noteを書くから、モヤモヤするんじゃないか

「人生について考えてない時が一番良い感じ」と思っているけれど、毎日noteを書いているせいで、人生について嫌でも高頻度で考えてしまっている。

人生について考えてない時が一番良い感じ｜おがたのよはく｜note

自分の書く文章のテーマが「人生のモヤモヤや葛藤」ということもあって、より考えてしまう。

人生について考えていない時、考える暇もないくらい、何かにのめり込めていたり集中できている時が一番良いよな、と思いつつ、実際は毎日考えているという自己矛盾に気付いてしまった。

自分と向き合う時間とか人生について考える時間とか、そういう時間は意味があると思うし、意図して確保しないと向き合えない時もある。

けれど、向き合う時間があることによって、振り出しに戻ってしまうような時もある。

せっかく良い感じに集中できているのに、「本当にこれで良いのかな？」、「やっぱりこうした方が良いんじゃ...」と余計なことを考えてしまう。

自分と向き合うために、自分と向き合う時間を取るのは当たり前なんだけど、自分と向き合うために、自分と向き合う時間を作らない、ということも必要なのかもしれない。

今この瞬間の自分の感性や感覚、感情を大切にするために、それを遮ってしまうような時間や機会を作らない。

「生き方」や「自分と向き合うこと」のPDCAは、短すぎるスパンで回していくことに適していないのかもしれない。

ただでさえ、ぼくらはいつもブレてばかりで、ようやく真っ直ぐ立てるようになったかと思えば、些細なきっかけでまたブレてしまう、そんな不安定な生き物だというのに。

どうして毎日投稿なんて始めてしまったんだろう、と10日目あたりから常々思っている。

そのせいで、あれだけ目を背けてきた「自分自身」と「人生」について毎日嫌でも考えさせられている。

けれど、そうやって目を背けてきたものに目を向けるために選んだ生き方だから、これで良いんだよな。