マガジンのカバー画像

やっとかめ大使レポート2021

71
運営しているクリエイター

#まちなか寺子屋

鯛屋お仲さんの人生とは!?

鯛屋お仲さんの人生とは!?

11月14日(日)に開催された、まちなか寺子屋「鯛屋お仲さんの人生とは!?」。舞台となった熱田に建つ本遠寺にて、華房小真師匠の華のある軽やかな歌声で幕を開けました。

明るく軽快な神戸節は、皆さんと歌うと楽しくてテンポアップしてしまうと笑顔で語る小真師匠。そしてお話は、この歌の始祖である鯛屋お仲さんへと移ります。

かつて東海道唯一の海路である七里の渡し界隈が、吉原の歓楽街のごとき発展を見せた頃、

もっとみる
和と洋をジャズがつなぐ

和と洋をジャズがつなぐ




 場所は名古屋能楽堂。11月13日(土)18時から休憩を挟んで約2時間、メイン は後半の和洋フュージョンのジャズ・コンサート(1時間半近く)、前半は西川千雅さんによるメンバー紹介と今回の「つなぐ」の説明。

名古屋能楽堂は、リノリウムを敷いて(やっとかめ大使らも)、バンドメンバー の方々やスタッフがPAや楽器を準備、リハ。

メンバーは、ケイコ・リー(ヴォーカル、半田市出身)、岡部

もっとみる
金シャチ観察学入門

金シャチ観察学入門

11月13日(土)、ツイッターに「#一日一鯱」をつけて金シャチ写真を投稿している大竹敏之さんの「金シャチ観察学入門」に参加しました。

「あなたは今日、金シャチを見ましたか?」
改めて問われると参加者さんも「見たっけ?」と悩んでいる様子。

実は名古屋の街には至る所に金シャチが溢れています。

名古屋では古くからPRに金シャチが使われており、デザインもリアルな物からキャラクター化へと時代によって変

もっとみる
中村生まれの勘三郎

中村生まれの勘三郎

11月6日に、まちなか寺子屋【中村生まれの勘三郎】に参加しました。
中村生まれの勘三郎の魅力、歌舞伎ソムリエのわかりやすく楽しいお話
まるで中村座にいるように感じました!

中村公園には、初代勘三郎生誕記念の銅像があります。
今回の会場の近くには、十八世勘三郎さんが「名古屋平成中村座」の公演を行った同朋高校があります。

やっとかめ文化祭は、ゆかりの地で行われることも楽しみの一つ。

演劇練習館ア

もっとみる
日本最古の公共温室ナイトクルーズ

日本最古の公共温室ナイトクルーズ

11月6日(土)まちなか寺子屋「日本最古の公共温室ナイトクルーズ」へ参加しました。

現存する日本最古の公共温室であり、重要文化財に指定されている「名古屋市東山動植物園温室前館」。
開園当時「東洋一の水晶宮」と呼ばれた温室が、80年の時を超え復原されたその姿と意義を学びます。

開園当時の高度な設計と建築技術を、この工事では現代の技術を加えながらも当時の施工技術を残し復原されており、建築好きには鉄

もっとみる
芸妓に教わる着物でしゃちほこ芸

芸妓に教わる着物でしゃちほこ芸



11月6日(土)に「芸妓に教わる着物でしゃちほこ芸」へ参加してきました。
着物を着て芸妓さんにしゃちほこ芸を教わる講座です。

皆さん素敵な着物に身を包み、講座前から楽しい雰囲気が漂っていました。
お時間になり、登場されましたのは、名妓連の芸舞妓さん。
名妓連では、しゃちほこ芸が出来ないと舞妓さんになれないそうです。
まずは、舞妓さんに見本を見せていただきました。見事に豪華絢爛なしゃちほこが出

もっとみる
“消毒都市” 名古屋の都市魅力の創出

“消毒都市” 名古屋の都市魅力の創出

“消毒都市” 名古屋の都市魅力の創出

11月6日 インパクトのあるタイトルのまちなか寺子屋が開催されました。

どんなお話を伺えるのか、やや緊張感高まる会場でしたが、井澤先生の謎かけから始まり、緊張が和らぎました。

名古屋は、名古屋城を中心に碁盤割の城下町が築かれていました。
しかし第二次世界大戦の空襲よって壊滅的な状態になりました。

戦災復興の為、路地の撤去、公園の整備、墓地の移転を実施し

もっとみる
不木・乱歩からはじまるミステリー

不木・乱歩からはじまるミステリー

「不木・乱歩からはじまるミステリー」推理・探偵小説家小酒井不木(ふぼく)と江戸川乱歩は実は名古屋人だった
〜出身地、蟹江町製作の不木小説ショートムービーが開く
古くて新しい小説の世界〜

大正期、1920年台に大活躍・人気小説家だったが早世の小説家、小酒井不木と不木の助言で才能を開花させた小説家、江戸川乱歩。この2人の「名古屋人」小説家を研究者、小松史生子さんが紹介。

その後、蟹江町製作の不木小

もっとみる
伝統的工芸品指定 記念特別展示 名古屋節句飾トーク

伝統的工芸品指定 記念特別展示 名古屋節句飾トーク

花道家・日本伝統文化芸能アレンジャーの小川珊鶴さんは、長年にわたって現代の節句人形・節句飾りを蒐集されています。今回、そのうちのごく一部、名古屋に縁のあるものが、日泰寺の大書院鳳凰台に展示されました。11 月 5 日午前、一般公開される前の会場にて、小川さんと人形工房・光洋の清村好英さんから節句飾りについてのお話を伺いました。

かつての日本家屋は昼間さえ薄暗く、室内には陰影がありました。そこで、

もっとみる
豊竹呂昇と名古屋の女芸人

豊竹呂昇と名古屋の女芸人

11月3日(水)、熱田区の白鳥庭園で開催された、「まちなか寺子屋・豊竹呂昇と名古屋の女芸人」に参加してきました。

講師の先生は、安田文吉先生、西川千雅先生のお2人です。まずは、本講座の開催地、そして、安田文吉先生の生まれ育った地でもある熱田区の歴史についてお話を伺います。遡っていくと、牛若丸が元服し義経を名乗った場所であるなど、歴史的に重要な名古屋の中心地であることが分かり驚きました。

歴史に

もっとみる
亀山巌のまなざし〜 雑学の粋人が編んだ名古屋豆本

亀山巌のまなざし〜 雑学の粋人が編んだ名古屋豆本



10月31日(日)「亀山巌のまなざし~ 雑学の粋人が編んだ名古屋豆本」に参加しました。

コーディネーター谷さんの挨拶のあと、亀山巌氏と交流があった愛知の文学史研究者 木下先生のお話を伺いました。

亀山氏は中日新聞、名古屋タイムズ社で活躍したジャーナリストで、数多くの肩書がありましたが、中でも「名古屋豆本版元」という肩書を好んでいたそうです。

名古屋豆本は1967年から22年間、会員に送っ

もっとみる
お米トークと和菓子づくり体験②14:00〜16:00

お米トークと和菓子づくり体験②14:00〜16:00

「お米トークと和菓子づくり体験」午後の部も盛況でした!

まずは髙島屋の和菓子バイヤー畑主税さんと伏繁商店の鬼頭茂仁さんから,和菓子材料としてのお米についてのお話をうかがいます。道明寺や寒梅粉,上用粉など,お米由来のいろいろな粉の実物も見せていただきました。一口に「お米からつくった粉」といっても,粒の大きさや手触りが全然違うのですね。

つづいて和菓子づくり体験。名古屋生菓子組合青年会の職人さんた

もっとみる
お米トークと和菓子づくり体験①10:00〜12:00

お米トークと和菓子づくり体験①10:00〜12:00

お米トークと和菓子づくり体験に参加してきました。

前半は、高島屋和菓子バイヤーの畑主税さんと五つ星お米マイスターで伏繁商店(和菓子材料商)の鬼頭茂仁さんの対談で、[お米って凄いよね!和菓子の命のひとつ]の講座でした。

うるち米ともち米の色々なお菓子の種類や作り方等のお話がありました。
後半は、名古屋生菓子組合青年会の名古屋の和菓子屋さんの若旦那さん方の優しいご指導で、おはぎ、桜餅、練りきりでハ

もっとみる
甲賀忍者と尾張藩

甲賀忍者と尾張藩

まちなか寺子屋「甲賀忍者と尾張藩」は甲賀忍者の末裔である渡辺俊経先生をお招きして幕を開けました。

まずは甲賀忍者と徳川家の結び付きから始まり「有名な伊賀越えは甲賀者も関わっており、実際は甲賀伊賀越えだ」と笑顔で語る先生。その後、十数年後にやっとその功績を評されますが、天下分けめの関ヶ原合戦に備え、サバイバル技術に長けた甲賀者を味方に付けたい家康の心情が見て取れます。

その後、尾張藩へ仕えた甲賀

もっとみる