豊竹呂昇と名古屋の女芸人
11月3日(水)、熱田区の白鳥庭園で開催された、「まちなか寺子屋・豊竹呂昇と名古屋の女芸人」に参加してきました。
講師の先生は、安田文吉先生、西川千雅先生のお2人です。まずは、本講座の開催地、そして、安田文吉先生の生まれ育った地でもある熱田区の歴史についてお話を伺います。遡っていくと、牛若丸が元服し義経を名乗った場所であるなど、歴史的に重要な名古屋の中心地であることが分かり驚きました。
歴史について学んだところで、本日のテーマ、豊竹呂昇についてお話を伺います。呂昇は、名古屋生まれの女義太夫。容姿端麗、声調温雅、芸園の花とも呼ばれていたそうです。音源も聴かせていただき、力強く落ちつきのあるうたごえに会場中が感嘆しました。
また、日本舞踊の流派で最も古い西川流も、ある2人の女性の尽力と活躍によって、大きく発展したそう。そして、そのうちの1人は西川千雅先生の、「ひいひいおばあさま」だそうで、皆さん驚かれていました!
伝統芸能について知り、そしてそれは、名古屋の女性たちが中心となり、強く逞しく継承してきたものであると伺い、名古屋生まれ名古屋育ちの私にとって、何故だかとても他人事のようには思えませんでした。伝統芸能に心惹かれ、もっと知りたいなあと思うきっかけとなった2時間でした。
カメラ:まつ レポート:大島
■レポートしたプログラム
■まちなか寺子屋
■やっとかめ文化祭
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