生命のリレー~なぜセックスするのか?①~
日本の良さは四季があることだと思います。
春は花が咲き、夏は新緑、実りの秋を迎え、美味しい鍋料理で寒い冬を乗り切る。
私は花が好きなので、春が来ると嬉しいですね。
好きな言葉をお伝えします。
「愛というものは、愛されるよりも、むしろ愛することに価値がある。」
(アリストテレス)
なぜ、セックスするのか?
この問いについては、様々な理由があるでしょう。
私が、まず、思い出したのは、
「家系の持続」
私は、20代そこそこの時に、ある男性からプロポーズを受けました。
その男性から、
「君はいい学校も出ているし、真面目な女性だから、いい母親になれる。
僕の子どもを産んでほしい」
当時、私は結婚よりもやりたいことがたくさんあったので、断りました。
現在でも、個人の尊厳よりも家系の繁栄を優先して結婚する男女は少なくないのではと思います。
特に、本人または相手の家族が経営者ならば、事業存続のために跡継ぎが欲しいというのが本音ではないかと思います。
女性にとってセックスは人生に関わる問題か?
夫側の家系維持が優先されるのであれば、嫁いだ妻側にとっては、セックスはかなり精神的圧力がかかるのではないでしょうか?
『夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~』というドラマがありました。
このドラマは、「妻だけED」を告白してきたイケメン夫の浩介(千賀)から妻の志保に、夫婦を交換してセックスをする「夫婦交換」を提案されたことをきっかけに巻き起こる話です。
ドラマの中で、医師夫妻のエピソードが印象的でした、
夫妻には娘がいるが、姑が妻に「男の子を産む」ことを要求していました。
それで、医師の妻から志保に自分の夫と交換することを提案してきました。
最終的にはハッピーエンドで終わりましたが、医師の妻が、子どもができないことで思い悩んでいる姿が気の毒に感じました。
子どもができないことで、夫と離婚する可能性があったからです。
その妻にしてみれば、男の子ができないことは、自分の人生を左右するくらい深刻な問題だったのです。
次世代へ生命を繋ぐ=自分の遺伝子を引き継ぐ?
そういった考えもあるでしょう。
しかし、それだけではないと考えます。
子どもたちが将来、自分自身で考え、行動できる「生きる力」をつける支援をすることが、大人たちの役目だと考えます。
「いつまでもあると思うな、親と金」という言葉があります。
生まれた順番からすれば、親が子どもよりも先に死にます。
もし、子どもが親がいないと何もできなかったらどうなるでしょうか?
一番困るのは、残された子どもです。
親の中には、子どもにネグレクトや虐待する人もいます。
子どもは将来の社会を担う「宝」です。
親だけではなく社会全体で子どもたちを育むことが必要でしょう。
自分の遺伝子を残すことだけが子どもをもつ意義ではないと考えます。
未来の世代が、社会で一人前に生きるために私たちに何ができるのか、何が残せるのか・・・?
これは、現代に生きる私たちの課題です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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