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郷土の手作りお菓子のケセン団子とカカラン団子は子どもの好きなオヤツでした

昨日と今日のnote散歩で出会った記事に、幼い頃の記憶をなつかしく蘇らせてくれた郷土の手作りお菓子の名前を見つけました。🤣

その手作りお菓子は、田舎言葉で「かからんだんご」というのですが、もうひとつ「けせんだんご」という、肉桂にっきの味がするダンゴもなつかしい味なんですよね。(^_^)b

鹿児島では「けせん」というのですが、木の根っこから抽出した成分でシナモンのような香りや味がします。

幼い頃の記憶では、小さなケセンの木の根っこを輪ゴムで括った、数本の細い木の根っこが駄菓子屋さんに売っており、子どもたちは5円でそのケセンを買って、おやつ代わりにかじっていたものです。😓

途中から、同じ味のする「ニッキ紙」にその位置を奪われたんですが、根っこの樹皮を歯で囓りとって、その爽やかな風味を味わうだけという腹持ちのしない贅沢な駄菓子でしたね。😅

ニッキ紙は文字通り、あぶらとり紙のような薄い紙に、ニッキの味を染みこませてあり、10枚だったか20枚だったかは記憶にないけど、その味の付いた紙を1枚ずつ千切り取っては、ぺろぺろなめるというもの。😓

まぁ、なんという原始的なオヤツだったろうかと、今思い出しても呆れるくらいですが、当時の子どもたちには定番のオヤツだったように思います。

人気がいちばんあったのは、クジ入りのアズキの甘納豆で、何十個もぶら下がっているアズキの甘納豆の小袋を選んで、当たりますようにと強く願いながら、目星を付けたアズキ甘納豆の小袋を剥ぎ取るわけですね。

そして、その甘納豆入りの小袋に入っているクジで当たりが出れば、その当たりクジに応じて3等、2等、1等別の大きさに分かれた、甘納豆入りの大袋が手に入るという仕組みでした。

ほとんどの場合は、スカと書かれた紙切れが入っていて、なかなか1等や2等は出ないのですよ。

子どもたちは、そんな1等・2等の当たりが残っている状態を眺めては噂していたもんです。

「ありゃ、ばぁさんが、当たりをぬいとるぞ」
「当たりは、はいっとらんのかもよ」

真剣な目つきで顔を寄せ合って、たくらみ顔の子どもたちの視線をものともせずに、店番しているお婆さんはシレッとしてましたね。🤣

そんな懐かしい子どもの頃の記憶が蘇ったのが「かからん団子」と「けせん団子」のことを書いたnote記事を読んだからなんですよ。

その「かからん団子」と「けせん団子」のことを記事にしておられたのがこちらの「東南浅葱@夢と絵と物語に関する記録」の東南浅葱さん。


東南浅葱さんは「時空の森羅万象物語」という話を連載されており、その物語の中で登場した「ケセン団子」を実際に手作りされたんですね。(^_^)b

その団子の作り方を、わかりやすく動画にして紹介されています。

我が郷土の・・・・といっても、全国津々浦々に似たような郷土菓子は存在していると思いますが、素朴な味わいの「かからん団子」や「けせん団子」をつくって召し上がってください。

甘すぎず、どこか昭和の頃を思い出させてくれるオヤツになると思います。


ってことで、今回は
郷土の手作りお菓子のケセン団子とカカラン団子は子どもの好きなオヤツでした」という昔懐かしの名前を見つけて幼い頃の記憶が戻った話。(^_^)b
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

なつかしや  時空を超えて  のほほんと


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