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ミドルシニアの人たちには筋トレに取り組む前にカラダのサビ落としを推奨します!

健康のために命を犠牲にしてはいけない、というタイトルでnoteを始めたばかりの頃に記事を書いたことがあるんですが、健康のためと思い込んでセッセと筋トレに励む前に、実はやるべきことがあるんですよね。

特にミドル・シニアと分類されている中高年、年齢でいえば個人差はあるものの、40代後半から50代・60代~の人たちは注意が必要です。

筋トレで急にいきんだり、踏ん張ったりして、最悪血管を切ってしまわないように、あるいは腰や膝・肩を傷めないように気をつけることはもちろんですが、そういった筋肉を付ける負荷運動の前にやるべきことがあるんです。

その辺のことは先日の記事でも公開してあるので、まだ読んでおられない方は目を通していただければ嬉しいです。


この記事でも書いていますが、使えなくなって劣化した身体をポンコツなカラダと名付けて、そのポンコツなカラダを鍛えるときにやるべきことは余計な筋肉を付けることじゃなく、潜在能力を引き出すことなんですね。

具体的には、長いこと使われなくなって凝り固まった筋肉を、ゆるめてほぐし本来の働きを取り戻してあげることが、身体機能の向上に直結するので余計な筋肉を付けなくても身体は蘇生して、活性化するんですよ。

特に深層筋をよく働かせられるようになると、日常の生活で行動するときの動作を深層筋がまかなうようになり、疲れにくくて合理的な身体運動操作ができるようになってきます。

昔の人たち(江戸時代以前の人たち)は、身長こそ今の私たちより平均でも10㎝以上は低い小柄な体格でしたが、そのパフォーマンスは驚くべきものを秘めていました。

伊勢参りなどで歩いての旅が流行したのも江戸時代ですが、この頃の旅日記などの文献調査をした結果、当時の人たちは長距離の歩き旅でも男女問わずに1日の行程を、50㎞以上歩いていたことも判明しているんですよね。

およそ、普通の旅人が1日に歩く距離の目安が50㎞だったということでしょうし、飛脚などの専門家になるとその3倍4倍の距離を、歩きと小走りを交互に組み合わせた歩行術で、アッという間に駆け抜けていったようです。

また、今も山形県の資料館に残っている写真で、明治・大正時代の農業か運搬の仕事に従事する女性が、米俵を5俵だったか担いで立っている写真があるんですが、驚異的な足腰のパワーですよね。

たしか私のフォトアルバムの中にも、その時の女性が写った写真のコピーがあるはずなんですが、パソコンが故障で入れ替わったために、紹介しようにも探し出すことができませんでした。😅

その写真ではふたりの女性が米俵を担いでいるのですが、担げる米俵の重量を競う競技が行われたようで、その優勝者たちの記念写真らしいです。

そもそもの米俵の重さというのが、1俵に約4斗(と)の米が入っているので1斗が15キログラムとして、約60㎏の重さがあるわけなんですよ。

この重さになっている理由も、成人した男女が誰でも持ち運べる重さということで、4斗米が入る米俵に決められたということらしく、これだけをとっても昔の人たちの身体能力の高さをうかがい知ることができます。

さきほど引き合いに出した写真の女性たちは、なんと、300㎏もの重さを抱えて立っていられるという・・・なんとも化け物級の身体能力ですよね。😲

まぁね、こんな女性だらけじゃ無かったにしろ、ここまでの例を考え合わせると、普通の一般人が現在よりも肉体的に勝っていたのは、まず間違いないことです。

だから、いいたいわけですね。

余計な筋肉を付けなくても、自分のポテンシャルを存分に発揮できるようにしてあげるだけで、相当なパフォーマンス向上が見込めるということを。

そのために必要なのが、身体のサビ落としとチューンナップということなんですね。

凝り固まってしまった筋骨格を正常な状態にゆるめてほぐし、身体機能の働きを阻害しないように整えてあげるだけで、敏捷性も柔軟性もパワーすらも向上するんですよ。🤗

肩こりや首のこりに加えて肩甲骨付近の筋膜が、癒着したみたいになっていたり膠着化したことで、血行不良を生じてしまい血流もリンパの流れも滞るという結果を招きます。

また、股関節と骨盤(腸骨・仙骨・座骨など)の働きをスムーズにさせるだけで、武術の達人の身体遣いに近づくことも可能なんですね。

もちろん簡単にはいかないけど、筋肉を付ける運動に励むよりも、本質的な身体づくりを目指せるのが、劣化した身体のサビ落としとチューンナップのワークアウトです。


まずやるべきことは、姿勢を整えること。
そして、使われなくなってしまった筋肉や筋膜・骨格を、本来の働きの通りに動かせるように戻してあげること。

やることは地味ですが、これまでとの差がはっきり分るくらいの、若々しい身体を取り戻すことが可能です。

興味がある方は、こちらのカラダチューニングのマガジンや、セルフ整体マガジンを参考にしてくださいね。


ってことで、今回は
ミドルシニアの人たちには筋トレに取り組む前にカラダのサビ落としを推奨します!」という身体機能活性強化の話でした。
※見出し画像のイラストは、ふっくらボリサットさんからお借りしました。


では!

こめだわら  軽々あげて  のほほんと


<サブアカ本日投稿の記事>

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