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京都醍醐の氏神&醍醐寺横「長尾天満宮」菅原道真の墓【京都伏見・山科シリーズ】【京都伏見シリーズ】

天神・アマテラスと天神・菅原道真の社殿あり!元々はアマテラスで菅原道真に変えたのかも。ということはさておき、社殿の装飾が素晴らしい!!保存状態は素晴らしく良いとは言えないが細かな彫刻が数多く施されている。

変更履歴
2024/05/01 初版


▼アクセス

京都府京都市伏見区醍醐伽藍町18
 ※醍醐寺に車を止める。醍醐寺西門と理性院の間にある

▼祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

「醍醐の氏神さま」として知られる長尾天満宮。祭神は「菅原道真」、「大己貴命」、「スサノオ」と出雲系ですね。
 長い参道と長い階段に躊躇した気になるが、意外とゆったりし歩きやすくした階段です。是非!醍醐寺とセットで!!!

2023年
  • 菅原道真は醍醐寺を開いた聖宝と親交があり、自分が死んだらこの地に墓を立ててほしいと願ったそうな

  • 道真が太宰府で亡くなると、その衣服と遺物が太宰府から持ち帰られた

  • 903年、醍醐寺開山・理源大師と聖宝弟子・観賢が菅原道真の墓「衣裳塚」をこの地に築く

  • 940年か949年、醍醐天皇の御願により、菅原道真をお祀りしたのがはじまり

  • 応仁の乱で下醍醐一帯が五重塔を除き消失したが、この神社も焼失した

  • 1598年、醍醐寺から知行が許される

  • 1801年、社殿が再建されたが、1805年に焼失し、1821年に再度再建され今に続く

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→参道

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 醍醐寺と同じく表参道の両側の森林は台風でなぎ倒されたようだが、2022年あたりから、陽光桜を植え始めたようだ。

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頼政道跡
 源頼政は、平治の乱で功績を立て、平清盛の推挙で従三位となり源三位頼政と称しました。治承4年(1180年)、後白河法皇の皇子・以仁王を奉じて平氏追討を企て挙兵するも敗れ、大津の園城寺(三井寺)から奈良に逃れる途中、宇治の平等院で自刃しました。この時、烏橋、長尾天満宮、一言寺、法界寺を通り宇治に抜けた山道が頼政道です。

神社由緒
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→菅原道真衣裳塚

 平安時代に策略に会い、九州太宰府に左遷され亡くなったのだが、京都で次々と皇族に不幸や、天変地異が続き、道真の祟りとして恐れられる。祟りや~丁重にお祭りだ~ということで、「太宰府天満宮(私のNOTE)」や「北野天満宮(私のNOTE)」が創建された。
 というのは有名なのだが、ここからがちょっと面白いところ。
 道真公自身は醍醐の地に墓を希望していたこともあり、この長尾天満宮が創建された。って、ここは文子天満宮(私のNOTE)&北野天満宮との話とは違うな~ということが気になる。

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菅公衣裳塚(宝筐印塔)
 菅原道真公が、この地長尾に遊覧の折、自分の死後、墓を此処に築くことを、醍醐寺開祖の聖宝理源大師と約束されました。そして菅原道真公の死後、醍醐寺一世勧賢座主が先師の約束を忘れずに、太宰府に使者を遣わして衣裳や遺物を持ち帰り、この地に墓が築かれました。

神社由緒

→皇大神宮

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 伊勢神宮の内宮、外宮がありますね。

→長尾天満宮

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北野天満宮に絵を奉納した橘ナオキ氏による絵が奉納されています。

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年2回(4月と10月)に「奉納フラダンス」が行われているとか。フラダンスは古来から神に祈りを捧げる舞踊でもあるようです。

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 本殿の柱や梁には、胡粉下地の上に岩絵の具で彩色を施し極彩色の文様が描かれ、脇障子には、鯉の滝登りや獅子の子育てを題材とした透かし彫りの幕板がはめ込まれるなど、市内有数の装飾に富んだ造作がみられます。

神社由緒
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京都市文化財保護課研究紀要 第5号 2022年3月』に社殿の装飾調査が細かく書かれています。

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▼メディア情報

以降は、本ページのコメント欄に追加していきます。

▼旅行記

◆京都下京②中京⑦右京⑭伏見山科⑤南③◆醍醐寺「三宝院」と通常非公開「理性院」へ!

 上記以外は次を参照。

▼セットで行くところ

▼仏像展


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