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菅原道真は土師氏「道明寺/道明寺天満宮」日本で7体のレア国宝【南河内シリーズ】【大阪ミナミシリーズ】

日本で7体存在する十一面観音のひとつはここにある!国宝である十一面観音立像は毎月18日と25日に拝観することができる。また、重要文化財の十一面観音立像も安置し、そちらの仏師は菅原道真とか。そういえば、大報恩寺にも道真作の坐像が安置されている。

 道明は藤原道真を指す名であることから、藤原道真に続く土師氏の氏寺と氏社である。土師氏と言えば、奈良・秋篠寺地域ですね。

▽菅原天満宮:奈良県奈良市菅原町東
 喜光寺北側に鎮座し、近くに跡地もある。菅原道真の生誕地とした神社。菅原氏はノミノスクネを祖とし、「土師」姓を名乗っていたが、781年に菅原の里の地名をとって「菅原」姓へ改称した。

↓私のNOTEより

変更履歴
2023/11/19 初版

▼HP、アクセス、祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

▽道明寺:藤井寺市道明寺1-14-31

  • 594年に土師連八島が氏寺として建立

  • 本尊の十一面観音@国宝は、菅原道真が滞在して自ら刻んだとか

  • 901年、菅原道真が太宰府に左遷される際にここを訪れ、住職であった伯母・覚寿尼と別れを惜しんだ史実が、文楽や歌舞伎の「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」の中で描かれている

  • 桜餅の材料として有名な道明寺粉は道真が太宰府左遷の後、覚寿尼が毎日お供えした御膳のお下がりを多くの人に分け与える為に乾燥・貯蔵したことが始まり

  • 寺名を道真の死後、道真の号「道明」に改称し「道明寺」となる

 道明寺は真言宗の尼寺。7世紀中頃に土師氏の氏寺として創建されたと考えられている。もともとこの寺は、現在の道明寺や道明寺天満宮の南側一帯にあったもので、今でも巨大な塔の心礎(柱の礎石)が残っている。
 寺伝によると、推古天皇の時代に土師八島連(はじのやしまのむらじ)が自分の家を寄進して寺とし、「土師寺」と称したのが始まり。土師氏はこの地を本拠地として古墳築造などに活躍した土木技術集団と言われ、古代にはこの一帯は「土師郷」と言われた。
 一方、土師氏の氏神として「土師神社」があったが、やがて神仏習合が一般化する中で、土師寺と土師神社は同じ土師氏ゆかりの寺社として一体化する。

 菅原道真が伯母上を訪ねた古寺で、十一面観音菩薩立像@国宝をご本尊とする静寂な尼寺。この本尊は菅原道真が彫ったとしている十一面観音もある。菅原道真はこのほかにも北野天満宮にあった仏像も彫ったとあり、仏師でもあったようだ。北野天満宮の仏像は「大報恩寺(千本釈迦堂)」の宝物館に行けばわかる。

2017年:東京国立博物館「仁和寺と御室派のみほとけ」展
毎月18日と25日公開の「十一面観音立像@重文」。この仏像も人気が高く平安時代ながらもシュッとしており、雑誌などでよく見る。実際見ると、想像より小さくびっくりした。ただ、存在感は大きく、鎌倉時代のものと言われても納得がいくツクリ。

◆神奈川②東京③◆東京上野界隈で京都三昧!?!運慶展2!仁和寺展(上野/渋谷/千代田)
https://www.jalan.net/travel-journal/000077331/

国宝の十一面観音
 奈良・・・法華寺(私のNOTE)、聖林寺(私のNOTE)、室生寺(私のNOTE
 京都・・・観音寺(私のNOTE)、六波羅密寺(私のNOTE
 滋賀・・・向源寺(私のNOTE
 大阪・・・道明寺
個人的な好みは向源寺>観音寺>法華寺>室生寺>六波羅密寺>聖林寺ですかね。

▽道明寺天満宮:藤井寺市道明寺1-16-40

 道明寺があったところで、本殿裏の梅園1万坪に紅白80種800本の梅を楽しむ『梅まつり』でも有名。
 土師氏の氏神として成立し、土師氏の子孫でつながりの深い菅原道真を祭神に加え天満宮となる。 宝物館には、国宝である伝菅公遺品をはじめとして多くの貴重な文化財が所蔵されている。梅の名所として名高く、毎年2月から3月にかけて多くの参拝者が境内の梅園を訪れます。

 道明寺天満宮と道明寺は、明治時代の神仏分離で道明寺の方が50メートルほど移動した歴史がある。祭神は「菅原道真」で境内には撫で牛などがあり、本殿は本宮・北野天満宮と同じく立派な社殿である。やはり檜皮葺はいいね~。

 天満宮と言えば大木?という謎の共通点があると思うのはたまたまか?北野天満宮(私のNOTE)、太宰府天満宮(私のNOTE)と同じく大きな御神木がある。

 最後に古墳時代に大きな石を運ぶのに使った修羅というツールが展示してある。詳細は河内長野近くにある「近つ飛鳥博物館」に行けばわかるであろう。


 ちょっと情報不足なので、他の方の旅行記参照で。

▼旅行記

▼セットで行くところ

▼仏像展

▽2017年:東京国立博物館「仁和寺と御室派のみほとけ」展

毎月18日と25日公開の「十一面観音立像@重文」。この仏像も人気が高く平安時代ながらもシュッとしており、雑誌などでよく見る。実際見ると、想像より小さくびっくりした。ただ、存在感は大きく、鎌倉時代のものと言われても納得がいくツクリ。

↓ここから抜粋



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