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超国宝!十一面観音立像「渡岸寺観音堂(向源寺)」日本全国七体ある国宝十一面でも最も美しいはホント【湖北シリーズ】【観音の里シリーズ】

東洋のビーナス!仏像の本を数冊買うと必ず、ここの国宝「十一面観音」を目にするだろう。プロの写真家は仏像の良さを極限に引き出すため、たまに拝観したときに期待を裏切られる場合があるが、どの写真よりも生には勝てない仏がある。代表格は京都醍醐寺の三宝院「弥勒菩薩@快慶作」だが、ここも、どの写真よりも生がすばらしい!!空気感と佇まい、そして西洋色の顔、腰のくねり具合などパーフェクトに感じる。

国宝十一面観音像
渡岸寺観音堂(向源寺)、奈良・聖林寺、奈良・法華寺、京都・六波羅蜜寺、大阪・道明寺、京都・観音寺、奈良・室生寺

変更履歴


▼HP なし

▼アクセス

長浜市高月町渡岸寺50番地

▼祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

 江戸時代の縁起によれば、奈良時代に疫病が発生した時に聖武天皇勅願で泰澄が十一面観音を刻んで観音堂を建立。その後、最澄が七堂伽藍を整備した歴史となっている。

 仏像の本を数冊買うと必ず、ここの国宝「十一面観音」を目にするだろう。プロの写真家は仏像の良さを極限に引き出すため、たまに実際に拝観したときに期待を裏切られる場合があるが、どの写真よりも生には勝てない仏がある。代表格は京都醍醐寺の三宝院「弥勒菩薩@快慶作」だが、ここもどの写真よりも生がすばらしい!!空気感と佇まい、そして西洋色の顔、腰のくねり具合などパーフェクトに感じる。

 仏像は収蔵庫に安置されている。本堂の観音堂に入り、袖の通路から収蔵庫へと続く。収蔵庫内では自動録音アナウンスのほかに説明する方が解説してくれる。

 奈良県の秋篠寺「伎芸天@重文」、京都の願徳寺「如意輪観音菩薩半跏像@国宝」の顔が好きな人はここは必須であろう。ちなみに胎蔵界式大日如来も安置されている。境内は参道が長く、本堂も大きく落ち着きのある寺。皇室も度々来ているだけはある。

 東洋のビーナス!仏像の本を数冊買うと必ず、ここの国宝「十一面観音」は目にするだろう。どの写真よりも生には勝てない仏像があるのだが、その代表の一つはここだ!(ほかには京都醍醐寺の三宝院「弥勒菩薩@快慶作」)。空気感と佇まい、そして西洋色の顔、腰のくねり具合などパーフェクトに感じる。

 超国宝だが浅井、織田の戦いにより焼失を恐れて、土中に埋められていた歴史がある。そのためか、金箔などは残っていない。。
 360度見られるので、十一面の裏側にある「暴悪大笑面」も見られる。そして左右には別の顔がある。十一面観音は頭に様々な顔があるのが特徴だが、ここは顔が3面あるのも見どころ。正しく言うと「三面十一面観音立像」というべきかな(京都市内では「十一面観音立像」ではなく「三面十一面観音立像がある)。


▼旅行記


▼セットで行くところ


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