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アフロ仏「西楽寺」最古の厄除「柏原八幡宮」を焼き討ちした方を祀る「織田神社」がある・・-丹波・篠山-【兵庫】

明治に神仏分離令により神社を選択しながらも、仏像を「文庫」の展示として寺と切り離し、廃仏毀釈をうまく逃れた神仏習合の神社。

 神社裏には「木の根橋」とういうものがある。樹齢100年の川沿いの木が橋に沿って対岸に根を張っていることから名付けられた。川に降りれば意味が分かる。

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↑この木があり、小川に降りると橋に足(根っこ)を掛けている。

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変更履歴
2021/09/25 初版


▼HP

▼アクセス

兵庫県丹波市柏原町柏原3625

▼祭神

▽柏原八幡宮
誉田別命(応神天皇)、息長足姫命(神功皇后)、比賣三柱命
(宗像三神:多紀理比賣命・多紀都比賣命・市杵島比賣命)

▽織田神社
織田信勝


▼見どころ

▽柏原八幡宮

舒明天皇の時代に出雲連が入船山に素戔鳴尊(すさのおのみこと)をお祀したのがはじまり。島根・出雲大社(厳密には杵築大社)から京都・出雲大神宮の出雲ライン(造語)のように思う。北側が出雲系、南側は物部系。

後一条天皇の勅意により国家鎮護の社として京都・石清水八幡宮より分霊を勧請し、今の祭神になり、丹波国「柏原別宮」として創建したそうな。

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境内には三重塔と釣鐘があり、神仏習合が残っている。明治時代に「文庫」としたため、廃仏毀釈による影響は少なかったようです。なるほど、「文庫」によい仏像があるところがあるが、廃仏毀釈(神仏分離)を免れるための妙案だったんだということですね。神奈川に「金沢文庫」があり、あそこに良い仏像ある理由が分かった気がする!

なお、以降、五社稲荷神社の説明になりますが、ここが本殿だと思って参拝しています。。また参拝します。。

柏原八幡宮の参拝駐車場の小道を進むと、鳥居があり、「五社稲荷神社
」があります。私たちは先にこちらを行ってしまい、実は逆順で周りました。五社稲荷神社は柏原八幡宮の摂社です。祭神は伏見稲荷と同様です。

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2022年丹波新聞より
社号標はこれまでの「八幡神社」から「柏原八幡宮」に変わり、(略)石清水八幡宮(京都府八幡市)の宮司で、神社本庁総長の田中恒清さんが揮毫した字を、難波さんが約2カ月かけて手彫りした。
千種宮司によると、明治維新で神社制度が変わり、「柏原八幡神社」となっていたが、江戸時代以前は、全て「柏原八幡宮」「八幡宮」「別宮八幡宮」のいずれかの表記になっていたといい、27の古文書史料を元に、神社本庁に名称変更を申請し、受理された。法務局に受理された昨年6月21日の日付を、社号標に刻んでいる。
千種宮司は「2024年の創建1000年を前に、平安時代からの元の社名に戻ったことがうれしい」と喜びを語った。

↓丹波新聞より

 2040年、創建1000年の節目 「柏原の厄神さん」で厄除大祭 日本最古の厄除神事も

▽織田神社

柏原八幡宮と木の根橋近くにある織田家を祀る神社。

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根の橋近くにあります。織田信勝を祭神にしている。「織田家=織田信長」で織田信長は焼き討ちであまり印象が良くないが、信勝は新田開発などに貢献したらしく、地元では愛されているそうだ。

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▽西楽寺

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▼セットで行くところ(旅行記)




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