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幸せが増えると、人間としての面白さとタバコの本数が減る
「やっほー」子どもが街中で叫んでた。こだましてた。山じゃなくてもできるのね、それ。子ども好きじゃないから、あんまり子どものやることにやたらと可愛いなぁとか思うことないけど、心の底から笑みが溢れた。おかげでうまいタバコが吸えました。ありがとう
ずっと続く小さく熱く重たい寂しさが私に創造力をくれている、これがなくなったらカッコ悪くなる気がするから、ずっとこんな感じで気持ちを宥めながら大事に抱えて生きていくのだろう、君に会ったら心が震えて爆発してしまいそうで怖いし、私を私のものにしておくのにはこれしかなかったから。
結果論かもしれないけど、悩まされることのない恋愛の末の結婚でよかった。
あーもー、あー。ってなって、あ。ってなって一服しに行って、スマホも持たずにベランダで知らない他人が走らせた車のタイヤがコンクリート滑る音を聞いてるんだか聞いてないんだかの微妙な意識でぼーっとして、リラックスできた瞬間我に帰って火を消して、さみさみ!ってそそくさ部屋に帰るこれ、好き
半年くらい前、誰に話しても消えないモヤモヤを持って久々に会って話したら、たった数時間で晴れにしてくれやがったあと「今まで俺がやね氏ちゃん見ててそれがやね氏ちゃんのためになったなら良かった」と言っておしぼりを永遠にたたみ直しながら「大事だからだよ」と言ってくれて、勝てないと思った。
大事なことは言葉にしない人。あの小さな部屋で私の腕の中に潜っていたときは、こどもみたいで儚く感じた。些細なことにも気を遣って考えてくれていることは、少ない言葉の節々から伝わってた。でも小さなボタンのかけ違えで嫌になってふたり隣で生きる道を諦めて2年、私は来月別の人と結婚する。
親指ひとつで私のことを幸せにできてしまうあの人
ああ