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祖母の生きた大正昭和を5人でかえりみる~4 兄嫁のミサオさんから見た祖母~ --大正13年 縁故のない家の家督を相続した女子大生--
私は 新潟生まれの新潟育ち。
この地から遠く離れたことはない。
農家の家の次女として育ち、家の手伝いをしながら大正13年25歳の時に
突然降ってわいた縁談で、現夫・理一さんと結婚することになる。
理一さんは近隣の大きな農家の長男であるが、その家に新婚時、半月も住まなかっただろうか、直ぐに東京の義理の妹の所へ上京した。
普通よく聞く話では農家は多世帯で住み、祖父母から幼い兄弟の大勢の下働きを 長男
祖母の生きた大正昭和 を5人で返り見る ~序章~
わたくし(55歳昭和生まれ)がこれを書こうとした思いは、
父の家は特質な家なんだな と子どもながらに思ってきていて、
いつかその軌跡を辿りたいなと思っていたからです。
半世紀を生きてきた今、聞いてきた事を確かめ、その先人が
生きた記録を少しでも書き留めて、後の者へつなげられればいいな
と思います。
生前の祖母や父にどうしてインタビューしたり、確かめたりしなかったのか
そうすれば正確で、激動の人