大和部屋
Zoomによる座学です。
「水泳の本質」に関する話
プルもキックも胸の厚み内で動作するれば、抵抗が最小になってスピードが出る。 「究極の汎用ヒト型最速泳法」で説明した話、覚えてるよね。 大和式の理論は、シンプル。…
「速さ」を「1ストロークにまで分解」して考えれば、 「最速スピードが出ている時間をどれだけ長く作り出せるか」 が、速さのカギになる。 ブレストの場合、「キックを…
ブレストのプルは、手を引いたり、前に出したりしない。 「肘から先を水面から離さず」に「腕を横に開いて、閉じる」だけ。 このプルが一番スピードが出る。 まずはこれ…
ブレストのキックには、「真後ろに噴射する推進力」を「強烈に増幅する重要なテクニック」がある。 それがこの「後ろに下がりながら蹴るバックキック」。「水の抵抗」を逆…
エネルギー充填120%。攻撃目標、ヤマト後方真後ろ、波動の輪。打てー! 引き込んだ足裏でぇ、ブチ込む。ドーン! ズババババーン これが究極のブレストキックで、最速ス…
目指すべき究極のフォームはこの中にある。 「またかよ」ではない。最も抵抗の少ない泳ぎがこれなのだ。 競泳は、空気の中で争う陸上競技と違って、水の抵抗が大きな問題…
「腕に巻き付いて体の下側に流れ込む水流」は「身体を串刺し」にして「浮力を発生させる」から、自分の力を使う事なく、高い位置で泳ぐ事が可能になる。 自分の体が勝手に…
・体を鍛えれば強くなる。 ・鍛えた身体に高い技術を身に付ければ速くなる。 これは確実な事実だ。 「素質の差」で勝ち負けが決まるのは初心者レベルの時だけで、どんな…
水泳は不要不急。その通り。 趣味が人生の脇役でしかないのなら、優先順位が低くて当たり前。仕方ない。 良いものであれ、悪いものであれ、多数に支えられた価値観、それ…
水はまっすぐ流れたい。 まっすぐ。 まっすぐ。 これが水の気持ち。水の性質。 水中世界の支配者を力で押さえ込もうとすれば、強い抵抗にあって確実に失速する。 目に…
「車で片道5分の避難所までが避難だ」って、漠然と思ってるでしょ。 「車で5分の避難所まで、2.5往復する。計2.5時間が、避難」 これが僕の実測値。 そもそも、「避難す…
多くの人は、水の流れをこうイメージしていると思う。 「手の上にある水が背中側」に流れて、「手の下にある水がお腹側」に流れる。 確かに、スタートやターンで壁を蹴っ…
人は流れに逆らえない。 良い時も、悪い時も、流れに従う事で自分に流れを引き寄せる。 「流れに身を任せる」のとは違う。自分の「意思」で、流れに「従う」んだ。 この…
◾️水泳 「上から数えた方が早いもの」は、水泳しかありません。 カナヅチだった小学2年生の僕は、冬場も極寒の水で練習するビニールハウススイミングで泳ぎ始めて、普…
残念な現実なんだけど、世の中は変わらないし、変えられない。 日本の直近1000年間だけを見ても、なにひとつ、変わってない。 250年続いた室町幕府は、第15代足利将軍で…
敵を知り、己を知れば、百戦あやうからず。 鬼って一体、誰なんだ。 鬼を理解しなくちゃ、僕のレースに鬼を引きずり込むことなんてできない。 鬼に会って情報収集したい…
2021年6月12日 22:24
プルもキックも胸の厚み内で動作するれば、抵抗が最小になってスピードが出る。「究極の汎用ヒト型最速泳法」で説明した話、覚えてるよね。大和式の理論は、シンプル。ストリームラインの中を泳ぐだけ。それを実現させた「推進システム」が、「肘とカカトの間」を「行ったり来たり」するシンプル動作。「呼吸(プル)でスライド前進」、「バックキックで大きく前進」。胸の厚み内で動作するコンパクトなストローク
2021年5月29日 21:20
「速さ」を「1ストロークにまで分解」して考えれば、「最速スピードが出ている時間をどれだけ長く作り出せるか」が、速さのカギになる。ブレストの場合、「キックを蹴り終わると最速スピードが出る」から、この「フラットな姿勢」を長く維持して失速を避ければ、スピードが出る。そう言われた時、「ストリームラインで伸びてる時間だけ」を考えてる選手は、その「思考の浅さ」で負ける。競泳は、「ZEROコ
2021年5月22日 10:18
ブレストのプルは、手を引いたり、前に出したりしない。「肘から先を水面から離さず」に「腕を横に開いて、閉じる」だけ。このプルが一番スピードが出る。まずはこれ。「見た目」で理解しようとすると「目の錯覚」に騙されるから、自分でも床に寝転んで、必ず「自分の体」で大和式プルを検証すること。「目で捉えた表面情報に依存せず」、「自分の体内感覚に目を向ける」のは、すごく大事なことだから。ほ
2021年5月12日 23:57
ブレストのキックには、「真後ろに噴射する推進力」を「強烈に増幅する重要なテクニック」がある。それがこの「後ろに下がりながら蹴るバックキック」。「水の抵抗」を逆利用し、「推進力」に変えて加速する「相補性テクニック」。「プルで発生させたエネルギー」をキックに繋げて、120%に高めたエネルギーを「キック」でブチ込んで「強い推進力を発生させる」ヤバいやつ。手をかいて呼吸をした次は「前に行きたく
2021年5月9日 09:03
エネルギー充填120%。攻撃目標、ヤマト後方真後ろ、波動の輪。打てー!引き込んだ足裏でぇ、ブチ込む。ドーン! ズババババーンこれが究極のブレストキックで、最速スピードが出る場面。見て分かるように、「ストリームラインで作られた水の流れ」に沿ってキックが打ち込まれる。「ふ〜ん」じゃなくて、「感覚で捉えた水流に沿ってキックを打ち込めばいい」という重要な情報よ、これ。「究極の汎用人型最
2021年5月3日 21:21
目指すべき究極のフォームはこの中にある。「またかよ」ではない。最も抵抗の少ない泳ぎがこれなのだ。競泳は、空気の中で争う陸上競技と違って、水の抵抗が大きな問題になる。「水中で速く歩こうとすればするほど、抵抗が大きくなって前には進まない」から、若い競泳選手が歩いても、おじさんが歩いても、水中なら差が付かない。泳ぎの世界で「速い」とは、「抵抗の少ない泳ぎ方をしている」ということ。「タイム」に
2021年4月30日 19:20
「腕に巻き付いて体の下側に流れ込む水流」は「身体を串刺し」にして「浮力を発生させる」から、自分の力を使う事なく、高い位置で泳ぐ事が可能になる。自分の体が勝手に浮き上がれば、全ての力を「まっすぐ前に進む推進力」に使えるわけで、選手自身は「余った力を使いこなす技術」、その一点に集中して泳ぐことが出来る。この「一点に集中して泳ぐ感覚」は、単なる速さだけでなく心理的にも大きなメリットがあるので、高
2020年9月27日 23:29
・体を鍛えれば強くなる。・鍛えた身体に高い技術を身に付ければ速くなる。これは確実な事実だ。「素質の差」で勝ち負けが決まるのは初心者レベルの時だけで、どんなに速い選手も練習しなけりゃ、ただの「人」、勝てる。地道な練習は、目標に近づく確実な手段で、その取り組み方は結果を大きく左右する。だから僕も必死に練習したし、一人でひっそり量も増やした。あんなに練習をすれば速くなるはずなのに、
2020年8月16日 22:50
水泳は不要不急。その通り。趣味が人生の脇役でしかないのなら、優先順位が低くて当たり前。仕方ない。良いものであれ、悪いものであれ、多数に支えられた価値観、それこそが「文化」だからね。でも僕は、白黒の人生は嫌なんだ。白か黒かの2色だけで人生が描かれていって、そのまま終わってしまうなんて絶対にイヤ。もちろん、水泳は僕にとっても趣味だよ。結果が出ないからって10年も水泳を放り出して
2019年12月1日 21:25
水はまっすぐ流れたい。まっすぐ。まっすぐ。これが水の気持ち。水の性質。水中世界の支配者を力で押さえ込もうとすれば、強い抵抗にあって確実に失速する。目には見えない所にこそ、物事の根底で共通している本質が隠れているそこをよく理解して、「感覚」を研ぎ澄ましながら次の絵を見れば、「複雑で混沌としているように見える世界」の中に「逆らわずして進めるシンプルな道筋」が現れる。
2019年11月4日 21:23
「車で片道5分の避難所までが避難だ」って、漠然と思ってるでしょ。「車で5分の避難所まで、2.5往復する。計2.5時間が、避難」これが僕の実測値。そもそも、「避難する」という判断は、口で言うほど簡単じゃない。やろうか、やるまいか迷っている状態は「静的」だけど、避難という判断には「動(行動)」が伴う。そのギャップが、実際の避難を難しくしている。水泳の世界でも、体を止めて関節単体
2019年7月7日 10:36
多くの人は、水の流れをこうイメージしていると思う。「手の上にある水が背中側」に流れて、「手の下にある水がお腹側」に流れる。確かに、スタートやターンで壁を蹴って水中で蹴伸び(潜水)をする時は、それでおおよそ合ってる。でも、「水中で潜水している時」と「水面に浮上して泳ぎ始めた時」では、「水の受け流し方」が違う。「同じ水なのにそんなはずない」と思うかもしれないけど、水面を走る船と違って「
2019年6月15日 20:50
人は流れに逆らえない。良い時も、悪い時も、流れに従う事で自分に流れを引き寄せる。「流れに身を任せる」のとは違う。自分の「意思」で、流れに「従う」んだ。この図は、”泳いでいる時”の水の流れを描いていて、「ストリームラインの奥義」といっても過言ではない。これほど詳細に表現されたストリームラインは見た事ないはずだ。ここまで繊細に目に見える形で表現したのは、おそらく僕しかいない。「
2019年6月2日 19:51
◾️水泳「上から数えた方が早いもの」は、水泳しかありません。カナヅチだった小学2年生の僕は、冬場も極寒の水で練習するビニールハウススイミングで泳ぎ始めて、普通よりも成長の遅い不器用な選手でしたが、ライバルの少ない平泳ぎだった事もあって、小学4年で延岡一番、小学6年で宮崎一番になっていました。平泳ぎの同級生がいなくて、常に「先輩が目標」になっていたのが良かったのだと思います。中学生にな
2019年5月5日 21:55
残念な現実なんだけど、世の中は変わらないし、変えられない。日本の直近1000年間だけを見ても、なにひとつ、変わってない。250年続いた室町幕府は、第15代足利将軍で終わり、250年続いた江戸幕府も、第15代徳川将軍で終わった。室町時代と江戸時代の間には100年間の戦国時代があって、明治維新から始まった戦争の時代は100年続いて、第二次大戦で終わった。戦後の日本は、戦国時代が
2019年5月3日 18:55
敵を知り、己を知れば、百戦あやうからず。鬼って一体、誰なんだ。鬼を理解しなくちゃ、僕のレースに鬼を引きずり込むことなんてできない。鬼に会って情報収集したい所だけどそれは出来ないから、思考実験でイメージ戦略を練るしかない。鬼は二足歩行で、僕らと言葉が交わせる事からして、元々、人間だったんじゃないかって僕は思う。現世で悪い事をしてきた人間だから、三途の川を泳いで渡る羽目になって、泳