わたしの小説のやり方08(その2)
担当編集者イワモトくんとの対談を終えてしばらく、何となくあれこれ考えている。やる前から「一読してもわからない」とこれはイワモトくんの言葉で「それをきっかけに何か話せないか」とはじまったのがあの会だったので、読んでわからないとはどういうことか、が話せると思ったのだけど話せていたのかどうかはわからない。しかしあの会の中で「初対面、初読、とにかくはじめての感触感想を大事にする」というような言葉をイワモトくんが先輩に言われた言葉として持ち出して来た時から、どうやらわたしの頭は動いて