【留学・旅行前に】 カード詐欺も怖くない!Wise ハンガリー医学部生が使う海外送金・決済サービス
2024.08 【学費を振り込む際の注意点、為替、セキュリティ】などについて加筆しました。
このような海外での送金・支払いに、ハンガリー医学部で多くの留学生が利用しているのがWiseです。
Wiseは為替両替レートが最安値なため、銀行などその他の海外送金よりも大幅に節約できます。
送金が格安・高速でできること、ハンガリーフォリントのようなマイナー通貨の両替レートが特にお得なこと、Wise上の口座に多数の通貨保有できてそこから支払いも可能なこと等が人気の理由です。
アカウントは即日開設可能、ユーザー間の送金は数クリック・数秒で完了します。日本からの送金も即日/翌日反映される送金スピードも魅力で、登録はもちろん無料です。
この記事では、Wiseの便利なポイントについてハンガリー医学部生の目線から説明します。
(早速利用したい方は、画像をクリックすると日本語対応の公式サイトに移動します。)
①両替が最安値 (為替手数料が無料)
とにかく両替レートが最安で、円↔︎フォリント(もしくは他通貨)の両替が他の金融サービスよりお得です。
これはWiseの為替手数料が無料なためです。
為替手数料はいわゆる仲介マージンで、市場の為替レートに各金融機関が上乗せした割高レートで両替され、その割高分で金融機関が儲ける仕組みです。
金融機関によって、また通貨の種類によって為替手数料は異なります。
特にフォリントの送金では大きく差が出るので比較してみてください。
【USDの場合】
例えば学費の振込を想定して、100万円をUSDにして送金するとします。
Wiseのドル円の両替レートが一番安く、100万円を送金するにつき最終的な受取額が最大40USDお得です。
6年間の学費振込を単純計算すると、送金サービスによる差額は6年×2学期×40USD=480USDです。実際の学費は各学期100万円以上なので、実際には480USD以上の差があります。
【フォリントの場合】
フォリントの送金では、USDよりもさらにWiseとそれ以外の金融サービスとの差額が大きくなります。
生活費の仕送りとして20万円をHUFにして送金するとします。
Wiseなら20万円の送金毎に約20000HUF(8000円)-30000HUF(12000円)もお得です。
Wiseと他の金融サービスの受取差額を25000HUF(約10000円)とすると、6年間の生活費の送金でかなり大きな差が出ます。
ちなみに100万円を一括でフォリントにして送金する場合の差額は最大100000HUF(40000円)以上で、ドルとの差は明らかです。
このように、ハンガリーフォリントのような比較的マイナーな通貨では、特にWiseでの送金がお得です。
Wiseは取り扱い通貨の種類がかなり多く、色んな国への旅行の際にもお得かつ便利です。
(クリックすると日本語対応の公式サイトに移動します↓)
②送金スピード
【日本の銀行口座から送金】
銀行口座からの送金から着金まで、銀行の海外送金は送金日+1〜5営業日ほどかかりますが、Wiseを使えば通常翌日には受取人の口座へ着金します(通貨により差)。
また銀行口座からWise上の口座に送金する場合は、使っている銀行の種類にもよりますが即時〜1時間以内には反映されます。
特にオススメなのはPaypay銀行です。日本国内でのWiseの入金口座がPaypay銀行なため、夜間の送金でも即時反映されます。
【Wiseユーザー間の送金】
Wise上に様々な通貨の口座を開設することができ、そこに入金して支払いやユーザー間での送金に使用できます。
ユーザー間の送金は簡単で、相手のメールアドレスだけですぐに送金可。
手数料無料、数クリック・数秒で完了です。
③Wise上に各種通貨の口座を開設、決済や現金引き出しも楽々
Wiseのサービス上に各通貨の口座を開設、そこから決済やユーザー間の送金、現金引き出しに使用できます。
極端な話、Wiseのフォリント口座があればハンガリーの銀行口座がなくても留学生活で困ることはほぼないと思います。
私自身も日本の口座からWiseに送金して、Wise上のフォリントや他の通貨の口座から生活費を支払っています。
家賃もWiseの口座から大家の銀行口座に振り込んでいるので、ハンガリーの銀行口座を最後に使ったのはかなり前です。
現金が必要な際も、月2回、合計3万円以下までは引き出し手数料無料でWiseの口座から引き下ろせます。
(ハンガリーではATMの種類によって手数料が異なります。詳細はこちらの記事をご参照ください。)
【旅行時にも大活躍 旅先の通貨をWiseで管理】
マスターカード付帯のWiseデビットカードを発行することで、Wise上の口座を使って支払い・引き下ろしができます。
これがあれば、旅先でわざわざ両替所を探す必要もありません。現金が欲しければ、アプリ上で現地通貨に両替してWiseカードでATMから引き下ろせます。
このように、現金・カード支払いのすべてをWiseで完結することが可能です。
④スキミングされても全額返金! 充実のセキュリティ・補償
カード払いやATMにてカードを読み取る際に、カード情報を抜き取って悪用するスキミング詐欺。
使っていないはずなのに大きな額の支払いや、少額で複数回連続の引き落しをされてしまいます。
ハンガリーでも路上ATMでカードを使ったり、フェスティバルの支払いなどで被害が報告されています。
以下のように、Wiseはセキュリティと補償がとても充実していて安心です。
身に覚えのない引き落としはアプリ上で申請することができます。
例えば日本のクレカであれば数ヶ月はかかるところ、Wiseなら数日内に全額返金してくれる対応の速さも魅力です。
カードは新しいものを即時発行可能で、郵送すると一週間ほどで届きます。
⑤学費など多額の送金をする際の注意
Wiseの口座上には総額100万円以上を残高として持っておくことはできません。(上限を越えると一時口座が凍結することもあります)
Wiseで学費など多額の送金をする際には以下の2パターンです。
②の詳細は以下のページをご参照ください。
⑥補足
【Wiseの仕組み】 なぜ為替手数料が無料?
Wiseはどのように格安のサービスを実現しているのでしょうか?
読み飛ばしてもらっても構いませんが、興味のある方はご一読ください。
従来の海外送金との仕組みの違いをわかりやすくするために、まず銀行の海外送金の手筈を記します。
通貨の種類や受取人の国にもよりますが、こうして複数の中継銀行を経由して両替や海外送金が行われることで、仲介マージンが重なって高額な手数料が発生します。
それに対して、Wiseの海外送金の仕組みは以下のようなものです。
この仕組みの肝は、Wiseが会社名義で世界各国に銀行口座を持っていることです。
送金者は自国内(A国)のWise名義の口座に振込をし、それを市場の為替レートで両替した額が海外(B国)のWise名義の口座から受取人の口座に振り込まれます。
ここでのポイントは実際にお金が動くのはA国内とB国内での2つの国内送金だけで、最初に送金者が振り込んだ資金は海を超えないことです。
Wiseのシステム上でA国とB国の口座間のやり取りがされるだけで、銀行を介した実際の海外送金は起こっていません。
Wiseは各国に口座を持つことで、この2つの国内送金を「市場の為替レート(為替手数料タダ)&送金額の0.6%の手数料」で繋ぎ合わせるサービスです。
銀行の海外送金自体をスキップできるため、そのための諸費用が丸ごとかからないことになります。
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