手を動かすと頭がはたらく

私の母はnoteに毎日イラストを一年間描き続けて、思いっきり頭がクリアーになりました。娘の私もビックリしています。

パソコンを打ったり、ピアノを弾いたり、手芸をしたり、折り紙をしたり、とにかく手を動かしていると脳が刺激されて認知症予防になるとよく言われていますがその通りだと思います。

noteに出会ってからの母はとても元気になりました。最近は毎朝新聞を声に出して読んでいます。一年前は見出しだけ適当に目で活字を追うくらいで字を読むことに疲れていました。それが今は、大きな声で音読しているのです。

私と会話するのも以前は少しめんどくさそうでしたが、最近は何を聞いても、即答で、時折ジョークを交えて話してきて私も面食らうことがあります。

毎日頭を働かせながらイラストを描くことで間違いなく脳が活性化されているのです。

90歳から91歳に、一つ年を取りましたが、ボンヤリするどころか、明快になってきています。それは間違いなくnoteにイラストを投稿するようになってからです。

母の脳を刺激をしているであろう項目を思いつくままを上げてみます。

◇好きな事に没頭している。

◇イラストを描くために手を動かしている。

◇筆ペンで細かいところも描いている。

◇毎日違うイラストを描いている。

◇自分も楽しみ、人にも見てもらっている。

こうした作業が母の脳細胞を刺激しているんだと思います。

足腰は弱っていて杖なしでは歩けませんが、母の脳細胞は若返っているのです。それは毎日接している私の実感です。

恐ろしや、イラストの力。私はこのまま母のイラスト人生が続いてくれることを祈るのみです。

【毎日がバトル：山田家の女たち】

《私、一年前よりもイキイキしとるよ》

朝ごはんを楽しみに待っているばあばと。

「順々に新しいイラストに挑戦しよるけん、その時は頭に中で葛藤しよん、なかなか浮かばんかったら色々なもんから刺激を受けるんよ」

「いろいろ見よらいね」

「それが上達にも繋がるし、頭にもええんじゃと思うよー」

「お母さん、noteの力を感じる」

「私は自分で思うんじゃけど、一年前よりイキイキしとらい、朝起きたら今日は何を描こうかとワクワクするんよ」

母の変化を一番分かっているのは母本人のようです。

【ばあばの俳句】

虫の声聞きつはかどる庭仕事

91歳の母の庭仕事を詠んだ句です。母は我が家の庭木が気になると、剪定ばさみで作業を始めます。その奮闘ぶりを見ていると、とても90歳を越えているようには見えません。この時期、母を頑張りを支えてくれるのが虫たちの応援です。

母の素直な気持ちがこの句に出ています。頑張る母の姿には頭が下がります。

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